Brindle Patch

ジャックラッセルテリア マイロ&ミラ と 暮すシンガポール / タイ・プーケットの日常

アントン君

2014-11-25 08:11:09 | Weblog

半年ほど前から週に3回、私が日本語を教えている

ロシア人青年のアントン君が、

念願の日本旅行に行って来ました。

今回の彼の渡航手続きを見ていて感じた 国交 とか 友好国 とか

そう言った言葉の嘘臭さ。

今現在のロシア人が日本の観光ビザを取得する事は

結構むずかしいことなのだそうです。

日本で活躍している美しいロシア人のモデルさん達は

招聘元の日本の芸能事務所がしっかりしているので、

仕事のためのビザを取得出来ているんですね。

今回、アントン君は在ロシアのエージェントを使い

タイの日本大使館に観光ビザの申請を行いました。

エージェントの指示に従い、まず日本のホテルを予約。

これはある程度のランクのホテルである事が必要なんだそうです。

その後、エージェントに制作してもらった書類を在タイ日本大使館に提出。

アントン君によると、ビザ申請は却下される場合の方が多い

との事でしたが、2週間程度待たされた後

運良く15日間の観光ビザを取得することが出来ました。

タイ語は難しくて、どうしても覚えらなかったと言うアントン君ですが、

日本語とは相性が良いらしく、

彼と同時に日本語の勉強を始めた友人とは

比べ物にならないスピードで、日本語をマスターして行っています。

特に文字には並々ならぬ興味を持って漢字も勉強。

簡単な日常会話や読み書きは出来るようになっています。

そんなアントン君の日本旅行。

一体何を見て、何を感じるのか? とても興味がありました。

ビザを受け取った後、慌ただしく旅立ったアントン君から

ラインでメッセージが届きました。

「私にこの美しい言語を教えてくれてありがとうございます。

日本から帰ったら私の旅行についてほうこくします」



そして、日本旅行を終えたアントン君がマトリョーシカを持って

日本旅行の報告にやって来てくれました。

なぜマトリョーシカ?

アントン君、まずロシアに飛んで国境を越えて中国から日本に飛んだのだそうです。

で、「あなたに日本の物は珍しくないと思ったので」

と、ロシアのマトリョーシカと時期柄ソチのコイン!がお土産。

嬉しい!

iPhoneで写した写真を見ながらの報告だったけれど、

実は他にちゃんとしたカメラで大量の写真を写してきたそうで、

その写真を整理したらまた見せてくれるそう。

上野のホテルを拠点に東京、横浜を歩き。

京都にも2日間。

歩いて、歩いて、靴を履き潰して新しい靴を買ったそう。

何を見ても驚いて、一番驚いたのは丘の上の公衆トイレが綺麗だった事。

ロシアならあり得ない。

絶対汚いだろうと思って入ったら、

汚いどころか音楽まで流れていてビックリ!

日本はすごい!

お台場に向かう「ゆりかもめ」は無人運転で、

電車はどれも時間ぴったりに到着。

日本人は親切で、みんなシャイに見えた。

ビルも綺麗。

街と街が繋がってる。

東京から電車に乗って、街のまま横浜に着いた。

ロシアだったら、街と街は離れていて草原とかあるのに。

何でも高かった。交通費、特に新幹線が高くて驚いた。

食べ物はみんな美味しかったけど、

なぜか写真を撮っていなくて名前も覚えていない。

等々、2時間ほど日本滞在弾丸報告をしてくれました。

詳しい説明は写真の整理が出来てから と言うことなので、

まだまだアントン君が驚いた日本の土産話が楽しめそうです。

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