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Linの気まぐれトーク

映画と小説の観賞日記

車に乗らないのは

2022-11-14 13:36:00 | 日記
さっきの日記にも書きましたが、基本的に旅は、自転車と電車と徒歩。
車を使わないのは免許を持っていないからですが、30歳の時に一応、取得はしました。かかった費用は実家に借り、バイトをして返しました。だから夫のお金は使っていません。
誰でも初めは怖いものだと思うのですが、
私に怖がることは許されず、結局、夫の運転に頼ることに。
夫が「免許を取らせたが、ものにならなかった」と言った時は、流石にキレました。
私に免許を取れなんて一度も言わなかったじゃないか、お金だってなかったし。
でも、
思えば車を私と共用したくなかったのでしょう。
こちらも基本的に車は好きではなかったので、まあよかったのです。

だから夫はともかく、車を断ると誤解されることもままあり。
姉の車に乗らないのは、(車に乗れない)母のように頼りたくないからなんですが、姉は〈自分の運転が下手だから〉乗ってもらえないと思っていたようでした。
この誤解、どうやって解いたらいいんでしょう。

難しいなあ。
結局、姉の家の近所まで乗せてもらい、そこからJRで。
家まで送るという申し出は有り難いのですが、それに頼りたくないから頑張っているんです。

痩せ我慢なんですかね。


ザ・浜名湖

2022-11-14 13:15:00 | 日記
それは2022年11月11日のこと。
先に書きましたが、近所といっても自転車で小一時間かかる駅に向かいます。
到着は午前8時。
一番近い駐輪場に空きがありました。
早い時間に家を出るのはこのためなんです。

そこからJRで豊橋まで、さらに浜松行きに乗り換え、弁天島下車。
早い話、父の命日。
奥浜名湖の墓参りに行くのですが、姉に一泊しようと誘われ、その流れに。
ホテルの予約も、旅割の申請も、全て姉任せ。途中で手は出しにくいので。
夜はフレンチのコース料理を予約済みだと言います。
個人的には居酒屋を探して好きな料理を楽しみたいところですが、ここは従います。フレンチか〜
流石にジーンズというわけにもいかないし、かと言って荷物は増やしたくないし。
悩むところ。

話戻って、弁天島駅には午前10時すぎには到着。
そこからガーデンパーク目指して約1時間徒歩。







こんな道。
遠くの展望台が目指すガーデンパークです。
車がビュンビュン通るだけの殺風景な道でしたが、釣りをしていたおじさんが、ちょうど魚が釣れたところだったらしく、獲物を見せてくれました。
「糸を垂らしたらすぐかかるって言われたけど、ほんとやった」と。
でも、〈釣り禁止〉の自転車道だったんですけどね。
人通りもまばらな平日だったから、まあ許されるのでしょう。

浜名湖沿いの橋道路が終わると、いよいよガーデンパーク、のはずですが、入り口までさらに700メートル。
歩くには遠い距離、お腹も空くし、暑いし、疲れたし。
やっと入り口に辿り着いても、駐車場を抜けて、歩いて、やっと食事処についた時は、もうお昼でした。
カレーと浜松餃子。



ガーデンパークは無料だし、歩くには格好の場所。ゆっくり時間を潰すにはもってこいの場所のはず。





もう秋の気配。
遠足の子どもたちがはしゃいでいます。
でも奥までいくのは禁止されているのでしょう。
彼らがいるのは、遊具付近のみ。

更に私は展望台へ。
晴れて7月から70歳、高齢者チケット200円なり。



こんな感じ。
この上から見た国際庭園(中国)を前から見るとこんな感じ。



一番端の美術館まで行って、さあ戻りましょう。



静かな花木園でしばし読書。
でも落ち着かないのです。
慣れない場所で人がいないのは怖い。
早々に引き上げたら、方向感覚を失い迷子です。





同じところを何度も巡り、やっと出口へ辿り着き、ホテルまでまた1時間、目の前に見えているのに水(浜名湖)に阻まれ遠回りがもどかしい。
車に轢かれそうになりながら、やっとチェックイン。
自分で予約できたら絶対にこんな場所は選びませんでした。やはり人頼みはダメですね。



快適な部屋をそれぞれ一つずつ。
おかげで快適なホテルライフ。

翌日は墓参りし、車、電車を乗り継いで、さっきの日記に続く、です。
自転車に乗るとほっとします。
これは性(さが)ですね。




「助けて」と言われて

2022-11-14 12:12:00 | 日記
ある日、近所の駅の駐輪場に自転車を停め一泊。
青空駐輪だったけれど、幸いお天気にも恵まれ、ピックアップしようとしたときのこと。
そこは後払いの自動精算機があり、お金を入れるとロックが解除される仕組みです。

実は私も2度目の利用(それも半年おき)なので、少しドキドキ。日を跨いだのは初めてです。

ところが精算機に先客がいます。
少し離れて後ろに並ぼうとすると、
「すみません、教えて下さい」と言われます。
こちらも解説を読みながら
「場所番号を入れて、
領収書ありを押して、
精算ボタンを押せばいいはず」

でも、何度繰り返しても機械はコインを受け付けない。
じゃあ札ならばと、千円札を入れてもダメ。
「もしかして機械が壊れているかもしれないから、私が先に試してもいい?」と提案。
すると70×2で140円の精算、うまくいきました。
ロックが解除されている間に自転車を出さねばと慌てると、先客の彼がこちらを見て、
「助けてください」と言うのです。
私が逃げると思ったのでしょうか。

場所の番号が間違っていないか、彼の駐輪場所に行ってみました。
間違っていません。
でも、彼が自転車をいじると、ロックはかかっておらず、簡単に自転車は動きました。
それで精算機は反応しなかったのです。

彼は自転車に乗れて喜びましたが、「お金、どうすればいいですか」と困惑顔。
「ロックされていなかったから、お金はいりませんよ」
と言うと、嬉しそうにニコッ。

歳をとると人との接点もなくなり、孤独な日々を過ごしがちですが、思いがけなく人と接して感謝?されました。
いきさつはどうあれ、
やっぱり外に出なくちゃ、と思ったことです。

気になる高齢者の記事

2022-10-27 09:46:00 | 日記
月末の水曜日は音訳ボランティアの研修会。片道10キロの道のりを自転車で1時間、いつも参加できるわけではないけれど、無理をしてでも聞きたい内容だったので、出かける。

少し早く着いたので、雑誌コーナーで閲覧。図書館の匂いは落ち着く。あまり専門的なものは敬遠して、好奇心の赴くままに選べば、こんな雑誌。


宮澤エマさんの美しい写真にうっとりしながら、気づけばこんな記事に目が釘付け。



今、何が1番気になる?と聞かれれば、〈長生き〉だ。長生きしたいというより、この元気いつまで、の境地だけれど。



新たに何かしようというより、確かめの意味合いで。
うん、毎日ウォーキングはいいんだな。
へえ、87歳からYouTube初める人もいるんだ。
今日の研修会もボケ防止に大事だぞ、とか。

気付けば、会の始まる時間だ。
2時間の〈短歌・俳句の読み方の注意点〉講義。この会に参加すると、孤独な音訳作業にも仲間がいる、とホッとする。

こうして、婆の秋の一日はあっという間に終わってしまう。
さあ、自転車こいで孫守りに急がなくては。



夏の思い出

2022-10-21 10:22:00 | 日記
この夏や何とか越せた老い二人

          三郷市 村上 邦保

10月9日付朝日俳壇を音訳していて、ふと目に止まった一句。

暑い夏だった。
それだけでも耐え難いのに、小学生3人と幼児園1人の孫の面倒も頼まれた。
お嫁さんは気を遣って留守家庭保育や幼児園の預かりを利用してくれるが、
ばぁばの家のお泊まりや会食は、子供にとっては楽しい行事だ。
いやとは言えない。
夏休みはなにかとイベントも多く、やっと乗り越えた、それが正直な感想。

年寄りにとって、子どもを預かるのは重労働、それを我が身のことになってやっと気づいている。
子育て時代は、どうしてヒマな姑が子守りを嫌がるのかわからなかった。
ひたすら預かってもらえないことを恨んでいた気がする。
だから弱音は吐かないけれど、子守りはしんどい!(ここでしか言えないけれど)

その夏も何とか終わった。
そして厳しかった残暑が収まると、一気に寒くなった。
あれ、〈涼しい〉がないような。
体が急な気温低下に慣れていないだけなかな。