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自分を探す旅

趣味は何?と聞かれても、自信を持って「これ」ってものはない。このブログを立ち上げる事で見つけられたら・・・

伏見桃山城に行ってきました

2012-06-15 00:19:05 | 日記
仕事の関係で近くまで来たので、伏見桃山城(木幡山伏見城)へ行ってきました。
通常は、京阪伏見桃山駅かJR桃山御陵前駅から行くのが正規ルートですが、「近くまで来た」のが正規ルートではない方向だったので、相変わらず地図を持たない状況で、ただ天守閣に近づこうと、歩いて行きました。
近くまで来たのはいいが、あと少しが判らないので、隣接の公園を掃除しているおじさんに道を聞いてみた。
懇切丁寧で、最後に「中に入るには、もう時間があまりないので入れるのか判らないよ。まあ終わり際にはアナウンスが入ると思うけど」と時計を見ながら教えてくれた。16時20分。17時までなのかとあわててお礼を言い、天守閣へ向かうことに。
裏口入園です。


おじさんに言われたとおり、正面に回ります。

人が少ない。



ん?入口がない。

木の間バージョン


青空バージョン


縦4m 横2.5mくらいの大きな石碑。
「昭和7年4月25日」「第16師団司令部」「歩兵第19旅団司令部」など


倒れてます。危ないから?


天守閣の周りを一周したが、入るところはありませんでした。
昔ここは「伏見桃山城キャッスルランド」で超アナログな遊園地でした。なんせ乗り物は止まってて、「これに乗りたいのですが」って、おばちゃんに頼んで動かしてもらう状態でした。15、6年前だっけかな?  結局9年前(平成15年)に閉園だそうです。
ピーク時の昭和53年には年間約100万人も集客したとは。「つわものどもが夢の跡」です。

野球グランド。ここも遊園地だった一部?



さて正面門から出ます。

門には堂々、豊臣家の家紋「五七桐」です。



中に入れないわけです。公開してない。
平成12年以降、耐震性に問題があり、中に入れなくなったようです。道を教えてくれたおじさん、今の状況知らないみたい・・・。近くに住む人ほど行かないもんなぁ。


じじばばパワーです。駐車場にあふれてます。ゲートボール大会の帰りみたいです。


駐車場から出るにも「じじばば」渋滞です。元気ですね。


「伏見桃山城キャッスルランド」は今や、「伏見桃山城運動公園」です。



さて適当に坂道を下ります。目指すは京阪丹波橋駅。
お城の直下の住宅地。町名は「桃山町島津」
帰って、検索。 するとやはり、薩摩藩の武家屋敷があった模様。


すぐ横に桓武天皇陵 時間の都合で、見送ります。


JR奈良線です。単線です。なんかのどかです。


昔の京都市電かな?京都教育大付属小学校の校庭の端に置いてあります。


あてずっぽに来たけど、無事に京阪丹波橋に到着です。

阿倍野~天下茶屋

2012-06-11 23:28:25 | 日記
近鉄が社運をかけて?建設中の「あべのハルカス」 平成26年3月竣工予定で、高さ300m、地上60階 日本一の高さになるという。写真がぶれてます。

3月時点の写真(ウィキペディアより)



阪堺電車上町線沿いに南下します。
Qsモールです。1度だけ行きましたが、オープンしたてで、人だかりでした。


熊野街道。存在を知りませんでした。京都から淀川を下って、八軒家浜(京阪天満橋駅付近)の船着き場に降り立った熊野参詣者が通る道だそうです。「東海道中膝栗毛」で弥次さん北さんが大坂についたのもここです。一方、紀州街道というのは、紀州徳川家が参勤交代に利用した道です。



熊野街道のルートは大阪府HPに掲載されています。
http://www.pref.osaka.jp/doroseibi/kakusyusesaku/rekishikaidou.html#kumano

松虫交差点を西へ右折。阪堺電車の踏みきりです。


歩道上に現れた木。この木の下に「松虫塚」があります。またぶれてますが・・・
「古今集」にも歌われているようです。伝説はいろいろあるようです。松虫(鈴虫)の名所だとか、後鳥羽上皇の寵愛を受けた官女「松虫」が隠れ住んだとか。


今度は阪堺電車阪堺線です。


天下茶屋駅前商店街です。南海天下茶屋駅到着です。

3色アイス(その2)

2012-06-09 03:48:39 | 日記
王将と3色トリノどっちが先か

関西人としては「王将」がんばれ~ と探してみたら・・・

発売年は、
「王将」1962年(1966年とも)
「3色トリノ」1978年

よっしゃっ


王将はもともと「フランス」って名前で売り出したそうです。3色だからかな? フランスへのあこがれかも。
3色トリノは同じ3色旗のイタリアからかな? 3色だからトリオ、それとイタリアの街トリノを掛けているのであれば、「良くやった」とほめたいと思います。ダジャレチックなオチに乾杯です。

3色アイス

2012-06-08 01:15:12 | 日記
冷凍庫の中にこんなアイスが入っていた。


「3色トリノ」しかも「復刻」

どこからどうみても小学生時代にしょっちゅう食べた「王将」。

復刻版と書いてあるのに、何で名前が変わるのか?

「王将」という名が今どきの子供たちに受け入れられないからなのか?

中途半端な復刻じゃないのか? 発売元に意見をせなあかんのか?

いやいや、登録商標の問題か何かで、「名称変更」という苦渋の選択で復刻したが、せめてもの抵抗で「復刻」と入れたのか?

職員の涙をぬぐう姿が目に浮かんだ。

様々な勝手な憶測も疲れたので、早速調べることにした。

販売者が違う!

「王将」林一二株式会社(大阪市) いわゆるセンタンアイスクリーム、アイスまんじゅうもセンタン
「3色トリノ」フタバ食品株式会社(宇都宮市)他にマロングラッセの販売など

関西人は「王将」を食べ、関東人は「3色トリノ」か?他の地域は判らないけど。

ここからは推測ですが、「ぼんち揚」と「歌舞伎揚」みたいに、地方ごとの売れ筋があるため、お互いに相手の領域には入れなかったのではないか。(秘密のケンミンSHOWより)
今は、関東資本の量販店が関西にも進出してきたりしているので、関西に「3色トリノ」が入り込んでるのかなと自分を納得させようかと思います。

真実を知っている方がいれば教えてください。
探偵ナイトスクープにでも頼むか。

「3色トリノ」いかにも関東らしいネーミング。いや「王将」ってのも浪花節ですな。



吉村昭氏について(その2)

2012-06-07 00:21:56 | 日記
さて「高熱隧道」についで、「羆嵐(くまあらし)」を紹介します。

仕事柄、鳥獣害というものに縁があります。

通常、イノシシ、シカ、サルによる農作物被害なわけですが、ペットが野生化したアライグマ被害も年々ひどくなりつつあります。

何かの資料で、漁業の獣害ってのがあって、「何?」って事でネット検索。

要は、トドが魚網を破るので、折角獲った魚が食べられたり、逃げてしまうため、魚網損傷と漁獲高減の被害なわけです。

そんなことを調べるうちに、「日本史上最悪な獣害」ということで、「三毛別羆(ひぐま)事件」に出くわしました。

大正時代の北海道北部の開拓地で実際に起こった、死者7名、重軽傷者3名を出した、ひぐまによる事件です。軍隊まで動いた(到着までに事件解決)とのことです。

この事件を題材にしたのが、吉村昭「羆嵐」です。

ネットの記事を見た後、図書館に行ったらさっそくあったので、借りて読みました。

「高熱隧道」もそうでしたが、臨場感がものすごいんです。

こうやって活字を打っているだけでも、思い出して背筋が寒くなります。

命の危うさというか、現代とは危険度の違いが全く違うということがまたもや実感できる本です。

怖いですよ。またも暗闇に恐怖を感じます。