
堺筋本町~日本橋~恵美須町
このルートは、景色、人の雰囲気が見事に変わっていく。
堺筋本町~長堀橋はオフィス街。歩いている人たちも「サラリーマン」。
長堀橋~日本橋はだんだん繁華街って感じに近づき、人も多くなってくる。すれ違う人たちも大きく変わり、外国語を話す女性たちや、「チョットお兄さん」って誘う女性もいたり。
日本橋~恵美須町は、急に人も減り、電化製品、プラモデル、DVD買い取り販売などの店が連なり、その筋系の人たちがいたり。
恵美須町の駅上のあたりで通天閣が見えるあたりまでくると、店のシャッターがしまったので、道端で今から就寝といった人がいたり。
見事にその風景が変わっていきます。
さてまず堺筋本町を南へ。「バンコック銀行大阪支店」です。タイ国最大の銀行です。支店数700を超え、海外21支店ってことですが、タイ国内に約700も本支店があるってことで、すごいの一言です。タイ国的には「バンコク」ではなく「バンコック」って発音なんでしょうか。
次に、フランスとイタリアの国旗を掲げた店が。なんだろうかと思えば、
新しい食文化を創造する複合空間「堺筋倶楽部」。
イタリアン・フレンチレストランとなってますが、1階がイタリアンで2、3階がフレンチということで、空間(建物)の中で複合ということです。帰って調べなけりゃ、出てくる料理が複合なのかと勘違いするとこでした。

長堀通を過ぎると、「百姓一揆」って立ち飲み屋の看板。このビルの裏側には、長さ20m は大げさかもしれないが、大手居酒屋チェーン店なみの大きな看板があります。立ち飲み屋には到底思えなかったです。
次は、「シロクマカレー」。東京に2店舗、大阪はここ1店舗。そしてなんと香港に1店舗が開店間際!
お店のHPの地図ではどこにあるのか全く解りません。住所が頼りになります。
かわいいシロクマです。
そうそうシロクマはなぜ大きいか?ベルクマンの法則なんてのがあって恒温動物は緯度が高い所にいるものほどデカイのです。もうひとつアレンの法則ってのもあって、恒温動物は緯度が高い所にいるものほど、耳や足や尾のような突出物が小さくなるのだそうです。だからシロクマは体が大きいが耳が小さいってことになるようです。どちらの法則も体温調節の関係のようです。
人間もベルクマンの法則は当てはまりますよね。赤道付近に住む人たちに比べ北欧やロシア人のデカイこと。なるほどと思います。
一方アレンの法則は? ん~ ここではやめておきます。
次に現れたのが、「ほねほね整骨院」しかも株式会社!?
道の横に少しスペースがあり、石碑が二つ。大きい方は何が書いてあるのかよくわからなかったのですが、小さい方は「皇紀二千六百年記念 大阪市長坂間棟冶」
神武天皇が即位した年から数えて2600年の昭和15年に建てられたものです。
ちなみにゼロ戦(零式艦上戦闘機)のゼロ(零)はこの皇紀2600年の末尾の「0」です。
ここのポケットパーク、何やら異様です。進入口のバリカーが厳重。3種類も入ってます。自転車やバイクで乱入したり、駐輪場とする輩を排除しようとしているのでしょうか。石碑を壊されたら大変ですもんね。
にしても、「ここまでやらなあかんのか」と情けない気持ちになります。

すぐ横が道頓堀川です。写真は堺筋の東方面で落ち着いてます。心斎橋方面の西側は全く違い電飾ですごいことになってますが、写真は撮りませんでした。

日本橋駅を過ぎて、黒門市場の入り口にあるペットショップに目が行きました。
こんな時間(午後10時回ってた)に店を開けておく理由がよくわかりませんが、もしかすると、店の外まではみ出して鳥かごやら置いてるから、店を閉められないとかだったりして。
次に現れたのは、レトロな建物。「高島屋東別館」
南海なんば駅にある高島屋は知っていたが、この東別館って知らなかった。
じつはこの東別館は、元は「松坂屋」で、松坂屋が北浜に移転する前にここにあったようです。移転後の建物を高島屋が買い取って、1階を店舗に、その上を倉庫や事務所に使っている模様です。
また、高島屋資料館ってのもあって、高島屋が集めた美術家の名品などが所蔵されているようで、入場無料で入れるようです。
写真は建物横の駐車場のもので、堺筋に面した側は、歴史を感じる立派な建物です。

最後に、昔懐かしいCMで、「来た!見た!買(こ)うたの喜多商店」。
こんなとこにあったんや!
恵美須町駅南側より駅に降ります。ここまで来ると、通天閣が見えます。カメラの電池切れです。通天閣はまた今度。