☆★ はとバスの1羽目が出発する(1949年)。 &so、 西宮市の山奥で幼児2人が誤って浄化槽へ落ちて亡くなり、監督不行き届きだとして保育士が殺人鬼扱いされる(1974年)。☆★ 大陸の沖合の島々に牛喰らいのタンゴ好きが無断で上陸、ブチ切れた変態紳士が赤道を越えて殴り込みを起こす切っ掛けに(1982年=フォークランド紛争)。尚、嫌がる変態紳士の尻を蹴り上げて送り込んだのはかの“鉄の女”。☆★ 1997年- 東電OL殺人事件発生。 2008年- 土浦連続殺傷事件の最初の事件が起こる。 &so、2018年- キタシロサイ最後のオス、スーダンが死去し、絶滅が事実上確定。
本日記載附録(ブログ)
2012年5月、国際宇宙ステーションに補給物資を届けた宇宙船。開発したのは宇宙ベンチャー企業、SPACE_X社
物資だけでなく、将来的には宇宙飛行士を運ぶ計画もあるという。このSPACE_X社で働いていた日本人エンジニアがいた
【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
◇◆ 高橋有希(13) / 第5回 ふたたび開かれた宇宙への扉 =3/3=◆◇
さて、2012年5月22日、ドラゴン宇宙船は国際宇宙ステーションに補給物資や実験装置などおよそ520kgを運び、民間の実用宇宙船としてはじめて使用された。さらに、同年10月18日にはデモンストレーションではなく、「お金をもらってやる」純粋に商業的な補給サービスとして補給物資・実験装置を運び、宇宙ステーションでの実験成果物や関連機器を地上に持ち帰った。今後、少なくとも11回の補給物資ミッションを予定している(2012年12月時点)。
高橋さんは、最初のドッキングの直後、2012年6月にスペースX社を退社。わずか1年4カ月の経験だったが、とにもかくにも自分が関わった宇宙船を無事に宇宙に送り届けることに成功した。そして、現在はサンフランシスコで、別の宇宙ベンチャーで働いている。友人が創業した会社で、ドラゴン宇宙船のミッションを見届けてから次へ移ろうと思っていたのだそうだ。
実はスペースX社では、宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに届ける輸送サービスの開始も3年以内の計画で動いている。NASAや各国の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに届ける前に、有人飛行が安全であることを確かめなければならない。実際のサービス提供前には、自社で安全確認を行う。つまり、自社の宇宙飛行士が安全確認飛行として宇宙に行く。おそらく世界ではじめて民間商業プロ宇宙飛行士が誕生する。これまでも「お客さん」としてなら宇宙に行くことはできたわけだが、かなり概念が違う存在になる。高橋さんもスペースX社に残れば、その可能性もあったのではないだろうか。高橋さんの宇宙飛行士の夢へのステップはどのように続くのだろう。
「2、3年後にスペースXに戻りたいという意志はあるんですよ。有人飛行にすごく興味があるので。それと、今、会社とは別に、International Lunar Observatory(国際月面観測)という民間プロジェクトに関わっています。それはまず最初に、Google Lunar X PRIZE(月面に純民間の探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上走行し、指定された高解像度の画像、動画、データを地球に送信したチームに2000万ドルの賞金が与えられる)に参加しているチームの月面着陸機に小さな望遠鏡を実験として搭載する。次に、月面の南極点に着陸させてそこから望遠鏡で銀河などを観測する。さらにはその望遠鏡をアップグレードするために、有人のミッションを行う、ということを考えています。で、そのプロジェクトのリーダーが、よく冗談半分で言うんですけど、宇宙飛行士候補として、もしかしたら僕が適してるんじゃないかって(笑)」
夢みたいな話だが、夢みたいなこと、例えば民間での宇宙開発が、今現実になっているのであり、民間宇宙船の有人宇宙飛行も本当に実現しそうな段階に来ている。アポロ計画で月に人類が到達し、そこからすぐさま宇宙へ全方位展開! とはならなかったことは、「あの頃」子どもだったぼくの世代には寂しいことではあるが、今、ふたたび扉が開かれた! そんな状況にあるのも確かなのだ。
「僕は何か冒険のために生きてるようなものなので、もっと冒険したいと思うんですね。10年、20年後くらいには多分、一般の人でも宇宙旅行ができるようになると思うので、その時はガイドになって、地球の美しさとかを他の人たちにも味わってもらえるようにしたい思うんです」
そう屈託なく言う高橋さんにやはり鉄腕アトム、アストロボーイが重なって見える。20世紀の科学の子の気持ちは宇宙をめぐる分野でしばしば空回りしてきたような気がするけれど、21世紀の今、まっすぐな情熱が、空回りせずに力を発揮できる未来がようやく近づいてきたのかもしれない。
次回は“第6回 米国宇宙ベンチャー最新レポート モハベ宇宙港編”に続く・・・
■□参考資料: ドラゴン宇宙船 (3/3) □■
NASAとの協力関係 / 商業クルー輸送機の開発 (CCDev) 契約
2010年12月にスペースX社は、シャトルの退役後にISSへの宇宙飛行士の輸送を行うという、NASAの商業クルー輸送機の開発 (Commercial Crew Development: CCDev) 計画への提案を提出した。CCDev-2契約の下で、同社はドラゴン宇宙船の、統合型の緊急脱出システムの開発を提案した。この提案では、従来の有人打ち上げで使われていた、機体頂部に装備したロケットによる推力で全体を引っ張り上げる牽引式ではなく、宇宙機の下側に装備したロケットで押し上げるタイプを採用した。この方式の利点は、機体と一緒に帰還するため再使用が可能であり、また上昇時の分離箇所がひとつ減るため、ミッションコストの低減とクルーの安全性向上に寄与する。また着陸時にこのロケットを逆噴射できる可能性がある。この場合は、パラシュートを予備の着陸システムに使うことができる。有人型ドラゴンとファルコン9の開発費用は、8億ドルから10億ドルになると見積もられている。
2011年4月にNASAは、CCDev-2計画の下で、スペースX社がサイドマウントタイプの緊急脱出システムと、クルー搭乗カプセルの開発のために7500万ドルの契約を受注したことを発表した。NASAは2016年までに、ISSへの商業クルー輸送機の飛行実施を目指している。スペースX社の緊急脱出システムは、2011年10月にNASAから基本設計の承認を得た。2012年1月、スペースX社は着陸と緊急脱出に使われるスーパードラコロケットの長秒時燃焼試験に成功した。
2014年9月16日にNASAは、CCDevの第4ラウンドにあたるCCtCAP (Commercial Crew Transportation Capability) プログラムへの参加企業としてボーイング社とスペースX社の2社を選んだと発表した。この契約では、NASAからボーイング社に42億ドル、スペースX社に26億ドルの資金が提供され、NASAの宇宙飛行士を最低1人搭乗させた有人宇宙飛行を最低1回実施してその性能を証明することが定められている。 スケジュールは度々延期されたが、スペースXは2020年5月に新型ドラゴンによる初の有人宇宙飛行を達成した。
初飛行
2010年12月8日、無人のドラゴンを乗せたファルコン9ロケットがケープカナベラル空軍基地から”スペースXによるCOTS実証飛行1回目”として打ち上げられた。打ち上げは成功し、打ち上げから約10分後にドラゴンカプセルはロケットから分離された。軌道離脱噴射の前に、高度約300kmで3時間の軌道変更試験が実施され、ドラゴンは再突入コースへ入りメキシコから約800km沖の太平洋上に着水した。スペースX社の社長であるグウィン・ショットウェル (Gwynne Shotwell) は、この飛行がNASAのCOTS契約に基づく3回の飛行試験の1回目であることを明らかにした。NASAはこの飛行の成功を喜んだが、ドラゴンの安全性が証明されるまでISSへのドラゴンの接近を認めない方針を維持した。
この飛行においてドラゴンカプセルは乗員も実用的な貨物も輸送しなかったが、スペースX社のチームは小型の衛星と秘密のペイロードを打ち上げていた。飛行が成功した後、秘密の貨物は円盤状のLe Brouèreチーズである事を明らかにした。これはイギリスのコメディシリーズ『空飛ぶモンティ・パイソン』の「チーズショップスケッチ」に敬意を表したものだが、スペースX社のCEOは着水後に行われた記者会見まで、同社の偉業が茶化されるのを恐れてこの貨物の内容を明らかにしなかった。
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◆ Crew Dragon | Launch Escape Demonstration ◆
動画のURL: https://youtu.be/mhrkdHshb3E
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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽 憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・
森のなかえ
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