湘南乃風とゆーグループの歌に「純恋歌」って歌があります。
知人が大好きらしく、しょっちゅう口ずさんでます。
ほんで「これいいから。聞くといいよ」と薦めてくれました。
人から薦められたモノはちゃんとチェックしちゃうオレです。
聞いてみました。
「・・・・んんん?」
えっと、最近の若い人はこんな感じが好きなんですか?
ちょっと・・・・わかんないなぁ。
わからないので、ちょっと何回も聞いてみる事にしました。
回数を重ねる事によって見えてくるモノもあるからです。
「・・・・・・んんんんん?」
やっぱわかりませんでしたw
物凄く耳当たりの良い言葉が散りばめられているのはわかるんですが。
なんといいますか、こう・・・「白髪の数喧嘩して、皺ぶんだけの幸せ」とか
「もう1人じゃ生きてけねぇよ」とか・・・んー。
喧嘩ってのはおおざっぱに言って良い物だそうです。
自我と反発する(融合しない)意思を感じ、他者(他意識)を認識する。
それは相手を形作り、相手にとっては自分を形作る。
つまりは反発(反融合)こそが、自身の確立になるっつー事ですね。
そしてまぁ、1人では無い事を知る、と。
しかし人間いつもいつまでも反発されていると疲れます。
そこでアレが起こる訳ですね。アレです。そう「拒絶」です。
まぁ「忌避」だったりしたりもするわけですけども。
さて、話しが異常に脱線したっぽいですが、あれですよ、つまる所
「白髪の数ほど喧嘩したら拒絶されちゃうんじゃね?」
ですよ。
もうふつーに。
一度喧嘩すれば他者が認識できます。1人で無いと知ります。
それは他人が存在する事を知る事です。
そしてその「他人」とは、アダムとイブのように2人しかいない訳じゃないんですよね。
ほかにもいる訳ですよ。つまんねー理由で人を殺したり殺されたりするくらいには。
その辺どう考えてんだろーなーとか、考えちゃいます。
ふむ、ほかには
「今すぐ会いに行くよ、手を繋ぎ歩こう。絶対離さない。」
これ。良い感じに力強く歌っているんですが、あの・・・・拒絶される事は考えませんか。
おれは考えます。
会いに来てと言われれば、二つ返事で会いに行っちゃうおれです。
寂しいと言われれば退屈しのぎの話をしたいと思うおれです。
でも、常に考えます。拒絶される事を。迷惑がられる事を。
いやいや、おれはいいんですよ。想定内の事ですから。
でも、考えてない人には辛いんだろうなぁとか。
うーん、色々考えさせられる歌です。
疑問を解決しようと何回も聞いていると、おれも気に入ったのかと知人が勘違いしたりなんかして、ちょっと悪い気持ちです。
こーゆー気持ちは解りたいと思います。
と同時に、ああ、自分はやはり擬態しているだけなのだなぁと思います。
あんまりうまく擬態していると、たまに自分がいつの間にか普通になっちゃったのかと思うんですが、まぁ・・・こうやって思い知らされる訳です。
想定外の怪我って、痛いですよね。