「小太郎がゆく巻の五十」まえがき
この時期、会社までは東京駅から歩いている。
習慣とは恐ろしいもので、毎朝、同じ時間帯に、途中の昭和通を渡る。
そして、その時、必ずといっていいほど信号待ちをしているスクーターがいる。
運転する彼はミクロネシア系の顔立ち。頭には小さめのヘルメット。
足元を見るとビーチサンダル。もちろん素足。
先日、その彼の足元がビーチサンダルからスニーカーに変わった。
例年よりかなり寒い師走はそこかしこに影響をもたらしている。
お陰さまで通算50号。今年もご愛読ありがとうございました。
来る年がよき一年でありますように。深謝。
◇ミニコラム「集合住宅そば物語」
浦和の自宅近くに店主が一人で切り盛りするそば居酒屋がある。
細く腰のある麺は絶品。そば湯で割ったそば焼酎が今宵も進む。
(しばらくそば作りネタがないためそばにまつわることを書きます)
◇知る人ぞ知る名店クイズ
東銀座の歌舞伎座裏にある元祖とんかつ・コロッケを標榜する老舗。
揚げたてのコロッケをコッペパンにサンド、これがうまい。
ヒント:調子、銚子の読み方は?
<前回の答え>:六まる五元豚(東京ビルTOKIA内)>
それでは、【小太郎がゆく】はじまり、はじまり。 . . . 本文を読む