書店外商の無常日記

人生という名のフィールドワーク

2016/08/06 Sat.

2016年08月07日 | 日記
 きょうは休日の土曜日。

 パソコンを何台か買い換えてきたが、小さいものと大きいものを交互に買っている。携帯性を重んじるか解像度も加味した見やすさを優先するかのいずれかを交互に重視しての結果である。熟慮の上のことだが、大画面ノートを鞄に入れて毎日持ち歩くのはつらい。加えて今のパソコンのタッチパッドがどうも性に合わない。今度買うときは絶対コンパクトなノートにしよう。買い換えるのはあとの話だが、今では通販専門になってしまったこのブランドの実機が展示されている店が石川県七尾市にあるという。スマホのナビで調べると、能越道を通れば1時間20分で行ける。ドライブがてら出かける。

 国道8号線から能越自動車道に入る。ほぼ並行する国道160号線は氷見の市街地を抜けると海岸線に沿うように走るが、こちらはずっと山間部を走る。しかし海の際まで山が迫る地形ゆえ、時折右手に富山湾が見える。ああ、氷見の海だ。帰りは海沿いを通ろう。

 七尾駅近くにあるその店は「町の電気屋さん」という感じ。音響機器・パソコンのほか、住宅設備関連もなさっているようだ。2階には音楽教室を併設している。聞きたいことがいくつかあったがご主人は外出されているとのこと。何種類かある展示機をしばらく吟味し、気が済んだところで「また来るか連絡します」と言って店を辞する。通販で買うにしろ、この店の名前を出せばどれだけかの営業成績になるはずだ。

 有名パテェシエT氏の洋菓子店に寄ることを忘れて帰路につく。予定通り国道160号線を走る。どうせなら幼い頃住んだ小さな家が建っていた小学校の敷地跡に寄ろうと思いついた。統合で小学校は取り壊されて更地になり、その後地区の公共施設が建ったらしかった。目印はトンネルの手前。ところが、気付かずに通り過ぎてしまう。引き返して再びトンネルを通るが、小学校の跡地には敷地いっぱいに水産物会社の倉庫が建てられていた。公共施設は別の場所だったようだ。

 前回訪れたのは3年前の5月のこと。