書店外商の無常日記

人生という名のフィールドワーク

2014/01/30 Thur.

2014年01月31日 | 日記
 訪問先での仕事を終え正面玄関に向かうと、ちょうど黒塗りの「王冠」を意味する名の車から3人の男性が降りてきた。目礼をしてすれ違おうとすると「きょうはお世話になります。○○です」と挨拶をされた。ここの職員と勘違いされたようである。「いえ、私は部外者で、事務室はあちらです。」と案内した。こういうことはたまにあり、きょうの相手からは丁寧な態度のまま「これは失礼いたしました」と一礼された。ついこの間まで会社の内外で若造扱いされていたはずだが、いつの間にか年若いがゆえに軽く見られることはなくなってしまった。

 岩波書店《丸山圭三郎著作集》第二回配本第Ⅲ巻が入荷。ぱらぱらとめくると、紙に傷のあるページを発見する。高額な本でもあり、交換してもらうことにする。


2014/01/28 Tue.

2014年01月29日 | 日記
 1学期に落とした単位認定試験2科目の最試験が、きょうの1時限と8時限にある。遅刻と早退をすれば両方受験することは可能だが、諸事情を鑑み「コンピュータのしくみ」は断念し「フランス語入門Ⅰ」のみを受けることにし、ここ何日かは学習時間のすべてをフランス語に費やした。8時限開始は17時55分。定時の1時間ほど前に早退し放送大学富山学習センターに向かう。

 事前に座席の位置を確認する。ところが「フランス語入門Ⅰ」の座席が見当たらない。目に入ったのは「コンピュータのしくみ」。まさかと思ったが、ふたつの科目をいつの時点からか取り違えていたのである。受験票も何度か見ていたはずだが、なぜだろう。



 そのまま帰る、という考えも一瞬脳裏をよぎったが、まったく見直していないわけでもなし、気を取り直して受けるだけは受ける。あすから放送大学生としては春休みだが、当然解放感などない。


2014/01/26 Sun.

2014年01月27日 | 日記
 単位認定試験のため放送大学富山学習センターへ。



 昼休みをはさんで4時限連続の受験。以下の4科目。いずれも記述式あるいは択一、記述併用の試験。

     ・市民と社会を生きるために
     ・科学的探究の方法
     ・問題解決の進め方
     ・市民と社会を知るために

 択一式試験の場合は30分で退出することが多いが、今回はすべての試験でぎりぎりまで時間を使う。1科目の解答の論旨が書いていくうちに設問と次第にずれていくのが気になった。




2014/01/22 Wed.

2014年01月23日 | 日記
 昼前に雪はやんだが、冬であることに違いはなく,寒い。収入印紙を買うため外出したついでにコンビニまで足を延ばし、食料を調達する。



 3時半からアルバイトの面接。5名募集するうち3名確定する。去年に比べると順調だが、人数が揃うまで落ち着かない。

2014/01/21 Tue.

2014年01月22日 | 日記
 午後から某放送局主催、会員限定の村上信夫氏の講演後の著書販売。村上氏のサイン会は6年ぶりである。講演開始直前の打合せの中で前回のことを話に出してみたが、私のことは記憶に残っていないようであった。ただ、ネームプレートを見て「そうそう、昔おたくからよく本を買ってましたよ」と言われたのが妙にうれしかった。6年前と同じ会話にもかかわらず、である。三十数年前のNHK入局初任地が富山だった方なのである。予備校生時代、街中で2,3度見かけたことがあり、普通のあんちゃんにしか見えなかったが、順調に年齢を重ねられたのであろう。その方と長い時の流れを経て仕事でお目にかかるというのは、ある種の感慨がある。そして、1冊の本の著者と読者とが直接会う、ということは奇跡ともいえる希有なことなのだ、とサイン会のたびに思う。




2014/01/20 Mon.

2014年01月21日 | 日記
 ときどき雪がちらつく。生徒玄関前の廊下で教材の販売。



 夕方、学生アルバイトの面接。問題なしの場合は即決で採用することにしている。問い合わせの電話と面接の導入部での受け答えで、働きぶりや自分との相性が大体わかってしまうのである。

2014/01/18 Sat.

2014年01月19日 | 日記
 単位認定試験が近づいてくると「学ぶ楽しみ」どころではない。では、放送大学に在籍していなければどういう休日の過ごし方をしているのだろうか、ということを考えると、これまでの2年半余りはやはり内容の濃い年月だったと思うのである。

 再試験になった科目の1学期の問題と解答をダウンロードする。


2014/01/16 Thur.

2014年01月17日 | 日記
 朝の通常便と日中の別便で高校教科書が若干入荷。



 しばらく音沙汰がなかったが、夜になってからアルバイトの問い合わせの電話がかかってくる。声を聞く限りではしっかりとした学生だという印象である。面接は来週の予定。