<5月4日の日記>
葉室麟の歴史小説「実朝の首」を読了。
葉室麟の作品は戦国時代や江戸時代の武士の生き様を描いたものが多いように思うのですが、この作品は珍しく舞台は鎌倉時代。
葉室麟の作品で長編小説としては、これが最初期のものらしい。
鎌倉三代将軍源実朝の暗殺にスポットを当てた作品。NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は丁度この頃のことを描いたものではなかろうか? 大河ドラマは全く観てないので知らんけど(^^ゞ
「実朝の首」は葉室作品の中でも一番読み辛かった。
と言うのも、僕自身この時代の歴史に疎く、登場人物はやたら多いし、しかもこの時代の武将の名前と言ったら似通ったものばかりで、頭の中で人物関係をしっかり把握しないと、読み進めるに当たっていささか混乱しそうになったからで・・・(>_<)
ところどころ男色の話なども出てきたり・・・。
この時代から武将同士の男色ってあったのね(^o^)