ボリビア カミナンド記

共生の世界

ロボレはアグア・カリエンテ(お湯)でその近辺では有名な所。

飲むお湯ではない、水の澄んだ川の底から砂をまき上げて50度くらいのお湯が湧きあがってくるのだ。
まるで富士山ろくの柿田川の湧水のように、ところどころ湧き上がってくる穴があって、こちらの川は水でなく熱水がとめどなく噴出している。そのそばではめだかの群れがずいぶんたくさん見られた。

川の水深は50cmくらいだけど、その穴は人がずるずるとわき腹辺りまで、あり地獄のように入っていけて底のほうは40℃から50℃はある。
火山もないのになぜ、お湯が湧くのか分からない。

ここの人たちは水着を着てお湯につかったり、木陰でピクニック風に家族で食事をしている。自然をそのまま利用している、というか人も自然の一部になっている。

もうひとつのお湯の湧く川の川岸ではこんな蝶が水を飲みに来ていた。


木の葉っぱじゃないかって?右から2番目は本物の木の葉っぱ。しかしそのほかは擬態の蝶々。
ほんとによくできている。羽を広げると中の色は真っ白でモンシロチョウよりふた周りくらい大きい。真っ白い蝶々が10匹くらい、ひらひらと飛んでいる姿は華麗なものだった。

で、宿に戻ると、パティオ(中庭)に隣の家から子豚が5,6匹、散歩にやってきてパティオの草を食べにきていた。


私たちがレストランで取った食事はさすがに豚ではなかったけど、ボリビアの鶏肉料理。スープに鶏肉、チョクロ(特大コーン、白いもの)チューニョ(乾燥ジャガイモを戻したもの、灰色)パパ(ジャガイモ)の入った一皿。


ボリビアの国土面積は日本の3倍、人口は800万人(日本の約14分の1)。大自然の中にほんの一握りの人が住む国。自然との共生は自然任せでOK、て、いいなぁ・・・
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