夫はごみが専門なのでその方面の人がカウンターパートとして一人いて、いつも一緒に仕事をしている。サンタクルスに住む40代後半の男性だ。
昨日は彼の娘さん(9歳)の学校(日本の小中学校をあわせた学校、ここではコレヒオという)で、生徒たちに彼がごみの話をするというので見に行ってきた。夫に続いてカウンターパートのクルソ(スペイン語で講義の意)だ。
9歳~11歳の子ども達が対象だった。サンタクルス、南米ニカラグアの町に落ちているごみ、ごみ処分場の様子などをプロジェクターを使って写真で説明し、子ども達にごみ分別処理の大切さを上手に語りかけていた。
子ども達は30分は静かに話を聞いていたが、あとは写真の通り、こそこそ、ひそひそ話のほうに力を注ぐ生徒も・・・。子どもは万国共通・・・。
ごみは手始めに学校や家庭で分別をしていかないといけないし、子ども達も頭の中ではそのことがわかっているようだが実際に分別はほとんど行なわれていない。シニアボランティアとしてはごみの問題はあまりにも大きい。役所、学校、地域、どこから手をつけていけばよいのかわかりにくい国だ。先はまだまだ遠いなぁ・・・。
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