1年半前から始めたくるみ15年記念誌の編集がやっと終わり、1冊の本に仕上がりました。
見出し画像はこの記念誌の表紙です。
くるみの建物の玄関前です。
本の裏表紙はこの写真のようにくるみの裏側です。
この建物には、ここで過ごした皆さんの思い出が詰まっています。
中のページには、その年その年に何の行事があって、利用者さんが何をしたかを写真と共に綴ってもらいました。
くるみは障害を持った学齢期を過ぎた方々が昼間、過ごす場所です。
年齢的には若い方から中年の方まで幅広くいます。
地域活動支援センターくるみと言います。
そういうくるみの15年間分ですから、膨大な分量です。文章も写真も。
全部で42ページになりました。
千葉市の福祉バス たいよう号で横浜山下公園へ、お台場へ、スカイツリーへ、ディズニーシーへ、新幹線でユニバーサルスタジオへ金沢へ、飛行機で北海道へ、と少しずつ範囲を広げて外へ出て行ったのが編集しながら、よくわかりました。
車椅子何台もが移動するのですから、周りの人の準備段階からの献身的な協力がないとかないません。
いつも利用者さん付き添いさん合わせて総勢20数人くらいなのです。
こういう団体が動くことで、鉄道も航空会社もバリアフリーがどういうことか学び、実際に経験して変わっていくのです。
行く人も大変ですが、迎える人も大変なのです。
地域のお祭りにも積極的に綿菓子の屋台を出したり、うどんを提供したりして参加。
自分達で布草履を作って売ったリ、梅干や味噌を作って売ったりして労働対価も得ています。
私は編集しながら、いっぱい、学ばせていただきました。
そしてどうにか編集が終わり、ホッとしていたところに
くるみさんから打ち上げをするからとお誘いを受けて、
一昨日、木曽路という和食屋さんへ。
和食のコース、お腹いっぱいご馳走をいただきました。
くるみさん、ご馳走様でした。
これからもくるみさんをずっと続けて行ってほしいと願っているのですが、
実はそうもいかない現実にぶつかっているらしいのです。
世の中は本当に厳しいです。