「木の家と暮らしの手仕事」展
2013.11.22(金)~12.1(日)
Bois設計室にて 13:00~18:00(期間中無休)
ホームスパンで作品作りをされている松島しづさん(Aterier Vert et Noir)
ホームスパンとは
「刈り取られた羊の毛を洗い、
植物や化学等の様々な染料で染色し
染め上がった羊毛を紡ぎ
織り上げ、縮絨(縮ませる)し、仕上げる」ことを言います。
松島さんは刈り取られた羊毛を洗う所から作業されています。
それを松島さんの好みやこだわりの色に
染めた後、ラグにするもの、ストールやマフラーにするものなど
それぞれ作るものに合った素材の選定、太さや紡ぎ方で「手紡ぎ」されます。
画像の上の方にあるベージュと茶の毛糸玉は初めて手紡ぎされた方のもの。
下の白と紫の毛糸が松島さんが手紡ぎされたもの。このすごい違いわかりますか?
こうして紡いだ毛糸で作品が織られ縮絨にかけられて、地のし(成形して元の状態に戻す作業)などの
仕上げ作業を経て完成します。
私は 初めて松島さんの作品を拝見した時は衝撃でした。
その手触りは それまで見て来た「手紡ぎ」のホームスパンと呼ばれているものとは
全く違って なんとも上質な柔らかさと手触りなんです。
感触だけでなく、流行に左右されない、大人でとてもカッコイイ!デザインもとても素敵で大好きです。
ご来場されましたら 是非是非一度手に取ってその手触りを感じてみて下さい。