昨夜はライブを観に行きました。知人から、
「そこに出演するベーシストに声をかけてみるといいよ」
と言われていたからです。
実は、私はバンドを組もうとしていて、ベーシストを探しているのです。ジャンルは、何だろう……ポップスに入るのかな。私の作った恋愛曲を演奏します。
天に着いたら、私の曲を生ギターで、その人に聴いてもらおうと、勇んで行ったのですが、あっさりと断られてしまいました。もう3つもバンドを掛け持ちしていて、とても時間が取れないとのことでした。残念。ま、またご縁を待つことにしましょう。
気を取り直して、演奏を聴きはじめました。昨夜は3組が出演し、ホイミという即興演奏バンド、masafumi satoというパソコンで音を積み重ねていく演奏、本田ヨシ子という、自分の声を何重にも重ねてまるで教会音楽のような荘厳さを奏でる演奏がありました。
私が一番に心と体にフィットしたのは、satoの演奏です。海の波の音を背景に、クジラが鳴いているような音、規則的な金属音、それに途中で何故か、工事現場のような重たい音も加わり、聴いているうちに、夢の中に誘われてるような気分になりました。
演奏後、感想を伝えに行きました。そして、どんな機材で演奏しているのか、聞いてみました。Abletonというライブソフトを使い、プッシューというコントローラーで演奏するそうです。海の音は、自分で撮ってきたそうです。
ライブに行くと、自分が癒やされる感じがします。人間には、まだまだ解明されてない、不思議な能力があるのかもしれませんね。ライブ終了後は、出演者とおしゃべりして、私の悩みを聞いてもらったりしました。私が作る曲は、どれも同じような感じになってしまって、どうしたらもっと自由に、いろいろなメロディを作れるのか、いつも困っているのです。もらったアドバイスで、びっくりしたけど、的を得てるな、と思ったものがあります。
「一度、ギターを触らずに、自分の中から出てきたメロディーに忠実になってみたら」
今度、そうしてみよう。