さかなの回復日記

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映画「エルビス」

2022-07-22 18:23:02 | 日記
 急に友人からお誘いがあり、立川のシネマスクエアにて、「エルビス」を観てきました。観終わったあと、友人に、
「なぜ観たいと思ったの?」
と聞いたら、
「エルビスだからよ」
とのことでした。
私は、
(確かにそうだなぁ)
と思いました。エルビスって目がとても優しいんですね。そして、音楽を心から愛して、楽しんだ人なんですね。
 そんな彼も、悪徳プロデューサーに言葉巧みに騙され、心身共に疲弊し、家族とも別れることになります。ただ音楽を楽しみ、そして金銭的にも成功したいと、そう素朴に願っていただけなのに、最後には命さえ無くしてしまう。この結末を見て、とても怖いと思いました。世の中には、人を喰い物にして、なんとも思わない人が存在するんだ、そして、その罠にはまらないようにする方法は、今のところ発明されていないんだ、と思いました。
 友人は、エルビスを同時代に観てきた人です。この映画のことを語るとき、目が生き生きとしていたのが、それを見ているこちらまで楽しい気分になるものでした。ひとりになった帰り道、Spotifyでエルビスを聴いてみました。何曲か私の気に入りそうな曲がありました。音楽を愛したエルビスのことを知ることができて、今日は観に行って良かったです。そして、私も誰かの喰い物にはならないように、それにもまして、私が、誰かを喰い物にしないように、これから先の人生を注意深く生きていこうと思いました。
 おまけ

映画の後、隣の建物にあるジョナサンでご飯を食べました。ドリンクバーのハーブティーが美味しかったなぁ。

青梅へ

2022-07-18 14:28:08 | 日記

 青梅に引っ越した友人を訪ねて、電車に揺られてやってきました。遠かった…。
立川からの各駅がたくさんあって、まだつかないのか〜と思いながら、だんだん緑が濃くなっていく車窓を眺めていました。
 駅で待っていてくれた友人は、元気そうでした。もう80歳なのですが、足腰もしっかりしていて、冗談も面白いし、一緒にいると気持ちがほぐれる人です。息子さんの運転で、新築のお家に向かいました。10分くらい乗ったかな、着いたお家は白い壁の、まるでテーマパークにあるような、おとぎ話に出てくるような、可愛らしい小さなお家でした。
 友人が出してくれた葡萄焼酎とポテトサラダをつまみながら、他愛も無いことを話して大笑いしました。人のうわさ話や、社会情勢のこと、近所のことなど、きっと明日になったら何を話していたかなど、すっかり忘れてしまっているようなことをおしゃべりして、その後は二人でお昼寝タイムに入りました。
 1時間くらい横になって、今さっき目が覚めてこの文章を書いています。明日からまた、就職支援センター通いです。忙しくて充実した毎日が再開します。その合間のふんわりとした優しい休日を、気のおけない楽しい友人と、居心地の良い家で、外を見れば小さな森が広がる、まるで絵本の中にいるような時間を過ごせることが、とても嬉しいです。友人はまだ眠っています。起きたら、また軽く何かを食べて軽くおしゃべりして、駅に送ってもらおうかな。夜には、
「今日はいい日だったな」
と思いながらお布団に入れそうです。
お〜い、そろそろ起きろ〜🤩
 

「ゆるキャン」観てきたよ💓

2022-07-02 13:42:07 | 日記
 焚き火で作る鍋料理。それを一緒に味わう仲間。星空。映画館でも、冷たく澄んだ空気と焚き火と料理の匂いを感じられる気がして、幸せだった。
 大人になって、住むところはみんなバラバラになってしまったけれど、キャンプという合言葉で、いつでもまた集まれるんだ。
 私はいつもひとりでハイキングに行く。仲間がいないんだ。だから寂しくて、しばらく山に行っていなかった。だけど、今度また、一人でいいから登りに行こう。そして、山ご飯を作ろう。そして、いつか仲間ができることをゆっくりと待とう。彼女たちのことを思い出しながら。

「お金のむこうに人がいる」書評

2022-07-01 11:51:13 | 日記
 経済とは、「誰が働いて、誰が幸せになるのか」という、シンプルで優しい話しだ。「優しい」とは、経済の目的が、人々が幸せになることだからだ。
 この世界では、自然の素材を利用し、人が誰かのために働くことで成り立っている。自分ひとりがたくさんのお金を持っていても、働いてくれる人がひとりもいなければ、何の役にも立たないのだ。
 だから、地球資源を大切にすることも必要だし、人を大切にすることも必要だ。そして、社会を続けていくためには、子供を大切にすることも必要なのだ。
 お金をやり取りすることは、誰かが誰かのために働き、そうすることで、社会全体が幸せになることだ。経済の目的は、「お金を増やすこと」ではなく、「幸せを増やすこと」なのだ。
 ひとり一人が、お金のむこうにいる人の幸せを考えるように意識していけば、きっと社会はもっと生きやすくなるだろう。