
スペインのお隣、ユーラシア大陸西端の国ポルトガルのリスボンへも立ち寄ることにしました!
バルセロナを昼頃出発し、マドリッド経由~リスボンへ!
乗継待ち時間が長く、リスボンに到着したのが夜8:00、といってもまだ昼間のような明るさです。
国際線なのにEU加盟圏内は入国審査なし!
街まで近い空港なのでタクシーで約20分のホテル”ソフィテルリスボン”へ
このホテル、今回の旅の中でとても印象に残る、おもてなしに感動!
先ずは、チェックインの際、フロントの方から「飛行機の旅はいかがでしたか?」 「リスボンの滞在をエンジョイしてください!」
などと優しく話しかけてくれ、このホテルのホスピタリティ、質の良さを感じました。
部屋の雰囲気、タオル、バスローブ、アメニティグッズの置き方、家具、調度品、ベッドメイクなどに他のホテルとは
違うスタッフの細部にわたる心遣いを感じ、どこか、日本の老舗の名門旅館のような”おもてなし”の心が伝わってきました。
部屋でひと休みした後、このホテルにEメールで予約をお願いしてあった、リスボン発祥の民謡”Fadファド”を聴けるレストランへ!
タクシーをお願いし、
”Casa de Linhares"へ、
乗車の際、ベルボーイの方から、「所要時間は約10分です、楽しんできてください!」の優しい言葉にまたまた感心
このレストランはポルトガルの国民的詩人”カモンイス1525-1580”の住んでいた歴史的邸宅を利用
約7mの高さの石天井が醸し出す幻想的な空間で国内一流のFadミュージッシャンの演奏を堪能
落ち着いた雰囲気の内部 Fadの演奏 心に響くとても印象深い歌声でした
クリーミーで優しい味のスープと海藻が入てとても旨味のあるスープ
どちらもポルトガル名物、鱈の料理です。
ポルトガルでも、スペイン風デザート? “クレマ・カタルーナ”?
翌朝、リスボン市内観光へ 空の青さ!
ホテルを出ると近くに、リスボンの中心地 ロシオ広場(ペドロ4世広場)が、
中央の円柱の頂には、初代ブラジル国王を務めたペドロ4世。
リスボンは坂の多い街、市民の貴重な足! ケーブルカー!です。
細い急な坂を難なく登っていきます。
そして、朝食はリスボン風”ホットドッグ”アメリカ人旅行者向けメニュー?
トマト、レタスがサンド! ポルトガルもコーヒーの味はまいう~!
ブラジルなどコーヒー産地が植民地だったからかな?
そして、リスボンの目的地のひとつ、”パウロのカステラ店”へ
店主のパウロさん、若き日に長崎のカステラの老舗で修行し、日本の”カステラ"と日本人の奥さんを一緒にお持ち帰り
母国ポルトガルで販売しています。
カステラは16世紀の室町時代末期にポルトガルの宣教師によって原型の焼き菓子が長崎や平戸に伝わり、
その後”カステラ”となったようです。
語源は諸説あり、お城(Castelo)、スペイン・ポルトガルの王を兼ねていたカステーリャ国王(Castilla)がポルトガル発音のカステーラ(Castela)など。
地図を頼りに見っけ―! なんとか”パウロのカステラ店”に到着!
と、ところが、オーマイゴッド! (>_<)
つい二日前から3週間の夏のバカンス休暇! 商売屋さんが・・・日本ではありえねぇー!(-_-メ)
母、義母にポルトガル製の”カステラ”をお土産にと思い、ここまでやってきたのに・・・・・・(-_-#)
このあともう一つの目的の店へ!
ポルトガルの名産、コルクの店 "CORK & CO"へ
日本が輸入しているコルクの70%近くはポルトガル産だそうです。
いままで、コルクと言えばワイン瓶の栓かメモボードくらいと思っていましたが、
建材(壁、床材)、家具、バッグ、財布、帽子、アクセサリー、雨傘
、小物入れetc!
つまり、なんでも作れちゃうスーパー素材ということを知りました。
戦利品の帽子とバッグ! 自分たちへのご褒美?(何の?)
折り曲げても型崩れせず、撥水、防水加工、そして水洗いもOKだとか!
コルクのイメージ変わりました。(^_^)/
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