視線の先にあるものは…

気になるニュース等を書き綴る日記です。

この戦 北の国の 大勝利

2006-11-30 12:15:17 | Weblog
 六カ国協議をめぐる戦い、北朝鮮の勝ちという感じがします。
 核兵器を持った方が勝ち。
 こういう構図が一度でも出来ると、他の国がそれに追従します。
 それを防ぎたいのが、現時点での核保有国です。
 北朝鮮、核を持ったといって、自信をつけました。
 もっとも、虚勢に見えるのも事実です。
 今、出来るだけ譲歩してもらわないと、冬が越せない。
 そういう危機感があるからこそ、逆に強気になっている可能性もありそうです。

 ただ、強気に出た理由、現時点での敗因は何だったのかを考える必要があります。
 核実験後、世界は変わるはずでした。
 それなのに、変化のない国があります。
 それどころか、核実験後もとんでもない事を言って、同盟関係を崩している国があります。
 いわずと知れた、韓国です。
 国際条約的に見れば、韓国の同盟国はアメリカで、北朝鮮は戦争中の国家です。
 でも、実際はそれと逆の事が起きています。
 アメリカに反発して、同盟国としての義務を果たさず、敵国に支援を続ける。
 一歩引いたところから見ると、ものすごく怖い事をしている国なのです。

 味方を裏切り、敵を助ける。敵は、友達だから自分を助けてくれる。
 しかし現実は、敵の懐事情は悪く、恐ろしい兵器を保有している。
 もし、この状態で、敵が裏切ったら?
 裏切る事はないと信じているみたいですが、自分も同盟国を裏切っているので、裏切られる可能性はあります。
 もともと、敵なのです。
 この敵と言う考え自体が、既に韓国にはないみたいです。
 侵略戦争ともいえる朝鮮戦争を内戦と言いう大統領。
 北の指導者の生家を訪問する政治家。
 北支援事業所を、この状況で訪れる政治家。
 緊張感がまるでありません。

 まぁ、日本も正しい国とはいえません。
 談合騒ぎで、色々とあったり、タウンミーティングのやらせ問題や、自殺問題。
 騒ぐだけ騒いで、何一つ解決していない問題山積みです。
 それでも、色々と良くしようと言う動きは見え隠れしています。
 韓国の場合、北核問題で、市民が動いている気配がありません。
 動いているのは、親北派の人たちと、元軍人のえらいさんだけと言う感じがします。
 南も、国民が動かないとそろそろ破局を迎えそうな気がします。

 アメリカが、六カ国協議の失敗の原因を分析して、その原因は韓国だと認めた場合、どんな報復があるかわかりません。
 注意した方がいいかも…。