福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

お仕事の様子やふと思った事、伝えたい事、真面目な話も、あれれ?・・な話も何でも発信していきます。よろしくお願いしま~す!

ありがとう。Beauty🌸

2018-12-04 | お知らせ

書くネタには尽きない、いろんな事がある毎日だけど・・・ちょっと思うところがあり、長い間ブログをお休みしてます。

もちろん毎日元気に営業してますが、ブログをいつも楽しみにしてくださってた方には大変申し訳ありません

 

今日は、皆さまに特別なご報告があり、久々にブログを書くことにしました

 

 

私の大切なパートナーであり、BM Walklingの看板犬でもある愛犬Beautyが、11月26日の25時に息を引き取りました。

 

一般的に寿命が短い大型犬にしては本当に珍しく、15歳と半年。

人間の歳で言うとゆうに100歳超え。最後まで元気に天寿を全うしてくれました。

(大型犬は小型・中型犬より歳をとるのが早く、1年で7歳の歳をとると言われます)

 

・・・私が言うのも、親バカ丸出しかもしれませんが、Beautyは最後までBeautyでした。特にやつれたり、やせ細ることもなく、つやつやした毛並と、美しいスタイルそのままで、静かに息を引き取りました

あまりに美しい姿のままだったので、後で駆けつけた母は、眠ってるだけのような彼女の姿を見ても、死を受け入れられず…「起きて!ねぇ、Beauty、起きて!」と泣きながら何度も声をかけてました。

 

 

 

 

亡くなる 前日の日曜日の朝は、普通にお散歩をし、ゴハンもちゃんと食べました。ポカポカと日差しが暖かい日曜だったので、午後からのお散歩は早めに済ませ、自宅で少し仕事をして・・・そして夕飯の時間

歳をとって最近は寝る時間も多くなったBeautyだけど、相変わらずゴハンが大好きで、食いしん坊なBeauty

いつもなら、ゴハンの用意を始めるといつも、キッチンの前でワクワクしながら待ち、「OK」の合図を出すと同時に一瞬で完食します‼️

食べないことや、残すことなど、今まで一度もありませんでした

ところが、その日の夕飯は、横になったまま起きて来ない・・・

とても元気なBeautyだけど、さすがに最近は目や耳が少し遠くなってたこともあり聞こえないのかな?と、「Beauty、ゴハンよほら、起きて」と何度か呼びかけてみました。が、起きて来ない・・・

鼻の近くにフードを持って来て、匂いを嗅がせながら「ゴハンよ❗」と言っても起きて来ない

…こんなことは初めてでした。

でも「そのうち、お腹空いたら起きてくるよね…」としばらくそっとしておくことにしました

だって朝は、いつものようにがっつり完食したし、ほんの数時間前には普通にお散歩してきたから。

なのに、そのまま起き上がれなくなり、ゴハンも食べなくなり、自分で寝返りさえも打てなくなって・・・寝たきりの介護が必要な状態になってしまいました。

 

若く見えても、もう15歳。…とてもショックでした。

が、いつかはこんな日がくると覚悟してたので、「え?何で?そんな突然?!」と、少しとまどいながらも、どこか自然に受け入れ、「最後まで、面倒見させてくれてありがとう。」という感謝の気持ちで、介護することができました。

 

その夜は、リビングで横になったままのBeautyのすぐ隣りに布団を持って来て一緒に寝ました。

すると夜中に突然、「クーン、クン」「ワォーン、ワォーン」「ウォ、ウォ、ウォ、ウォーン」と、いつもの元気な「ワン、ワン!」とはまるで違う、今まで聞いたことがない、狼の遠吠えのような夜鳴きをし始めました。

「Beauty。大丈夫よ。ミカはここにいるからね!」と、何度も声をかけ、撫でながら抱きしめると、どこか遠くの私には見えない何かをずっと見ながら、ちょっと悲しげで、何かに抵抗するような強い鳴き声で更に吠えました。

その時は落ち着かせるのに必死で気付きませんでしたが、今になって思えばあの時、虹の橋からお迎えが来てて、Beautyが「まだ行きたくないよ!ミカと一緒に居たいよ!」と、必死で抵抗してる感じでした

 

 

翌朝になると、Beautyが少し落ち着いたので、私も朝から仕事に行くことができましたが、仕事の合間合間に帰って、寝返り打たせたり、ゴハンを与えてみたりして様子を見ました

昨夜からゴハンを食べなくなってましたが、ウエットフードを少しだけスプーンですくってあげると、ほんの1口、2口だけ食べてくれました。水もスプーンですくって少しづつ飲ませました 食べてないので、ほとんど出ませんが、オムツも清潔なものに取り替えて仕事に戻りました💨

突然の寝たきりの完全介護状態になりましたが、私もできるだけ普通に仕事をこなし、急いで帰って夜の8時頃帰宅しました🏠

昼間様子を見に帰った時と同じように、落ち着いた感じで寝てたので少しホッとしました💤

そのまま少しそばで見てたら、昼間ほんの少しだけ食べたウエットフードを、いきなり吐き出してしまいました

あんなに食いしん坊だったBeautyが、たったスプーン1,2杯の柔らかいフードさえも、吐き出して食べれなくなってしまったのか・・・と、少し切ない気持ちになりました

せめて最後に何か、美味しい物を食べさせてあげたいと思い、気が付いたら近所のスーパーへ走ってました💨

冷たくてツルンと食べれそうなゼリーや、Beautyが好きなミルク、柔らかいオヤツなどを探して、いくつか買って帰りました

 今までずっと、ドライフードで育てたので、最後まで歯も丈夫!✌️ドライフードのゴハンが本当に大好きでした💕

もちろんウエットフードや生野菜、果物、ゆでた鶏肉、犬用のおやつなども時々与えてましたが、お砂糖がたっぷり入った人間のおやつなどは健康を考えて今まで与えたことがありませんでした。

でも、最後くらいは思い切り、食べたい物や好きな物を食べさせてあげたいと思って、買ってきたシュークリームを与えてみたら、とても美味しそうに、パクパクと半分近くも食べて…それが最後に食べたものになりました

その夜も昨夜と同じように、隣りに布団を持って来て、一緒に寝ましたが、昨夜のように夜鳴きはもうしませんでした。

変わりに、ハァハァと息が荒くなったり落ち着いたりを繰り返しましたが、今までずーっと元気で居てくれて、病気ではなく老衰だと分かってたので、病院での延命治療や、命をほんの少し繋ぐだけの点滴なども打ちませんでした。

もちろん、ずっとずっと一緒に居たいけど・・・そんな私のエゴで、ほんの少し寿命を延ばすより、その時が来たら、私のそばで安心して、自然な形で逝かせてあげたいと思ってたので。

Beautyのそばに寄り添い、ずっと呼吸を感じ、ずっと体を撫でてると、「クーン、クーン・・・」と甘えるように鳴き出したので、「Beauty、ミカはここに居るよ。大丈夫よ。」と、また声をかけながら、頭を撫でました。

すると突然、彼女の頭の筋肉が、ビクビクっと数秒間けいれんして・・・・その後すぐに、そっと息を引き取りました。

27日に入った深夜1時でした。

 

愛犬を亡くした飼い主さんからよく「食べなくなったら早いよ。」、「足腰弱くなったら早いよ。」、「つい2・3日前まで元気だったのに」とよく聞いてましたが、逆に「寝たきりになってから1年以上も生きた」、「介護生活が長かった」などの声もたくさん聞いてたので、もう少し彼女のそばに居れるかな?とも思ってました。

なので、本当に息がなくなったのか信じられず、何度も何度もBeautyの口や鼻に手を当て確認しました。

…が、本当に最後となりました。

時間と共に少しづつ冷たくなり、体も硬直していきました。

「ありがとう。ありがとう。Beauty、本当にありがとう。ずっと一緒よ。ずっと大好きだよ。」・・・泣きながら、何度も撫でたり、動かなくなった体を抱きしめたりしながら、そんな言葉しか出てきませんでした。

 

 

夜が明け、朝になって、両親に連絡しました。

突然のことでびっくりしながらも、慌てて駆けつけてくれて、その日の午前中、家族だけで静かに供養させて頂きました。

 

家族とたくさんの思い出話をしながら、最後にシュークリームを美味しそうにパクパクと食べたことを話したら、「そう。本当に、食いしん坊なBeautyらしいね。」と皆で泣き笑いでした。

 

 

<Beauty写真館

子犬の頃のBeauty

 

 

抱き上げると、まだこのくらいの大きさ

 

 

 

子犬の頃の寝顔

 

Beautyとのクリスマスまだ1歳になってない頃だけど、大きくなりました

 

こちらのクリスマスは、もう3歳になりました・・・デカい

 

川遊びが大好きでしたワイルドに遊びました

(海も大好きだけど、海ダニに噛まれて真っ黒な顔が真っ赤に腫れ上がったことがあったので、あまり連れていけませんでした

 

いつも一緒

 

 

 

 

 

甘やかし~の母のことも大好きでした

(もちろん父のことも大好きでしたがあまり写真がありませんでした。父よ、ごめん

 

母とBeautyと私で、女3人旅も、たくさん行きました

Beauty大口開けて、笑い過ぎっ

 

 

大型犬らしく、ワイルドに大きなオヤツをかじってみたり・・・(艶っ艶だなw)

 

お気に入りの玩具で遊んだり・・・

(これは友達が作ってくれた、くわえると音が鳴る♡形のクッション

 

 

人が笑ったり、喜んでる姿が大好きで、私が落ち込んだ時も、いつもそばに居てくれ、励まして、笑わせてくれました

 

とても寒がりで、コタツに入ってくるのはいいけど、いつも頭隠して尻隠さず・・・

 

・・・と、切りがないけど、たくさんBeautyの(親バカ)思い出写真を見てくださって、ありがとうございました

 

 

ちょうどお客さまに、ご挨拶のDMを送らせて頂いた直後の事態だったので、「DMありがとう。Beautyとにぃに(Beautyの晩年に飼った愛猫)は元気ですか?」と、わざわざラインや、メールをくださった方々には、まだ直ぐには亡くなったことは話せず、はぐらかせてしまいました事、お詫び申し上げます。すみません

 

さすがに、亡くなった当日は、プライベートな時間にさせて頂きましたが、翌日からは、気持ちを新たに、精一杯お仕事させて頂いてます

プロとして、仕事をする者として、それは当たり前のことかもしれませんが、悲しみの大きさは他人にははかり知れません

でも、それ以上にBeautyからは、たくさんの愛や、喜び、たくさんの楽しい思い出や、パワーを貰いました

なので、それをこれからの生きる力に変えて、与えられた仕事を一生懸命に大切にこなしていきたいと思っています

 15年と半年の天寿を全うしたBeautyは、最後まで何事にも一生懸命だったので、私も彼女に見習って、最後まで何事にも一生懸命、精一杯がんばりたいと思います

「人と人・人とペットの間にHappyを」届けるこのお仕事に、これからも愛情を持って取り組みたいし、Beautyとの大切な約束を全うする為にも、いつまでもメソメソしてる訳にいきません。

Beautyとの約束・・・そのことに関しては、また書ける時が来たら、改めてブログに綴りたいと思います。

 

Beautyとは心の中で、魂レベル(ソウルメイト)で、今も、これからもずっと繋がってます

 Beautyと一緒に、これからも精進し、歩いていきますので、変わらぬご愛顧の程、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

ペットシッター・BM Walking

代表 森永美加

 

 

    

 

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