福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

お仕事の様子やふと思った事、伝えたい事、真面目な話も、あれれ?・・な話も何でも発信していきます。よろしくお願いしま~す!

法改正について&ちょっとつぶやき・・・

2012-02-11 | 日記
ニュースで報道されて直ぐに、当ブログにも掲載しましたが、平成23年11月8日(火)から12月7日(水)までに行った、動物愛護管理法の改正についての意見募集(パブリックコメント)の結果が、1月20日の環境省のホームページに掲載されてますので、ご確認ください。

環境省のホームページが、固くて読み辛い方は(笑)、BM Walking日誌の1月18日「今朝のニュースでも・・・」で、大まかですが分かりやすく記事にしてますので、ご確認くださいね

後、改正がまだ決まってない大きな問題は、「子犬を販売する時期」についてです
子犬の健康上の問題や(幼いうちは、まだ病気に対する抵抗力が弱く感染病などにかかりやすい)、精神上の問題からすると(幼いうちは、母犬から守ってもらったり、兄弟犬と遊んだりしながら犬社会での社会化が必要な時期であり、あまりに早く母犬から引き離されると情緒不安定になり、後に吠え癖や噛み癖などの問題行動などを起こしたりして飼い主の手に負えなくなることも多い)、本来生後8週齢までは、母犬と一緒に過ごさせてあげることが望ましいのですが、日本では小さければ小さい程ペットが売れ(日本特有の現象です。欧米などでは、団体や行政などが保護しているシェルターなどから成犬になった犬をもらってくる、または直接ブリーダーに予約してある程度大きくなり、母犬から離していい時期になってから購入するのが主流です)、売れ残ると廃棄処分になるので、ペット業者からするとできるだけ早く、せめて6週齢で販売したいところ・・・。

今後も、どういうふうに動物愛護法が改正されていくのか、見守っていきましょう



BM Walkingのお客様は皆様、責任と愛情を持ってペットを飼ってらっしゃいますし、ワンちゃんネコちゃんたちも皆、幸せです


・・・その反面、「小さくて可愛いから買ったのに、大きくなったら可愛くなくなった」と捨てられたり、捨てられなくても、ただ生かされてるだけ。全く可愛がられず、また全く世話をされなくなったペットたちや、大きくなって売れなくなったペットを廃棄処分するペット業界の裏側など、悲しい現実も沢山あるのが現状ですし、そんなペットたちを、職業柄、沢山見聞きしています

小さくても大きくても、命ある生きものに変わりないですし、人と同じように、動物たちも痛みや苦しみ、悲しみを感じます。沢山のペットたちのお世話をして感じることは、大きくても小さくても、その愛らしい姿や仕草、可愛さに変わりはないと思います

私自身も8歳になる犬を飼ってますが、子犬の頃も勿論、とっても可愛かったけど、これまで楽しい時も辛い時も共に過ごしてきて、すっかり大きくなった今の方が、(でかい上、真っ黒で、見た目は恐いけど)家族として、またパートナーとしての、お互いの信頼関係は、日を追うごとに深まってきますし、親バカかもしれないけど決して怒ったりしない優しい性格も、やんちゃで調子にのって直ぐにはしゃぎ過ぎるちょっと悪いところも、全部ひっくるめて、共に過ごしてきた年月分、昔よりずっと可愛く感じます

「大きくなって可愛くなくなった」「(今までペットから沢山の幸せを与えてもらったはずなのに)老後の面倒見るのが大変で捨てた」というのを見聞きするのは、耐え難いものがあります

当たり前ですが、ペットを飼うというのは、それなりの時間も体力もお金も必要ですし、決して簡単なことではありません。また、単に「可愛いから」「癒されたいから」というだけでは飼えません

ペットを飼う事の大変さはよく分かりますし、生涯責任を持って、楽しく犬や猫と暮らしていけるよう、できることがあれば、いつでも何でも、お手伝いさせて頂きたいと思ってます

数々の問題行動を起こして、飼えなくなったという前に、ちゃんとしたしつけ、飼い方をアドバイスさせて頂いて、ワンちゃんネコちゃんに対する認識や理解を深められ、また努力されて、ペットと共に再び、平和に過ごされてる飼い主様もいらっしゃいます
そんな時は、飼い主様から、「本当によかった」と感謝のお言葉を頂きますが、こちらの方こそ、本当にこの仕事をやってて本当によかった・・・と、感動させて頂いてます


ペットのことなら、どんなことでも、ご相談ください。お手伝いできること、お力になれることがあれば、喜んでお伺いいたします



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