福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

お仕事の様子やふと思った事、伝えたい事、真面目な話も、あれれ?・・な話も何でも発信していきます。よろしくお願いしま~す!

行列の出来る法律相談所

2011-02-28 | 日記
これを読んでくれてる人で、昨夜の「行列のできる法律相談所」見た人居ますか?


ペットブームと言われる今、約3世帯に一件がペットを飼っていますが・・・その陰でペットを巡る様々なトラブルが増え、大きな社会問題になっていますが、最近多いペットトラブルと、その解決法をいつもの4人の弁護士が解決!・・・みたいな感じでやってました

そして、よくあるトラブルの中で「捨て犬、捨て猫問題」が、一部、取り上げられてました

「すいません。飼えなくなったので、引き取ってもらえますか?」・・・・・引越し等で飼う事ができなくなったペットを保健所に持ち込む飼い主が後を絶たない現状も伝えていました

保健所などの行政機関は、法律に基づき、飼えなくなったペットの引き取りを行っていますが、保護期間は、ほんの数日(自治体によって異なるが通常3~7日)です。
その間に新しい飼い主が見つかる可能性は非常に少なく、毎年、保健所で引き取られた犬や猫、約30万頭(一日当たりだと約800頭)が、ガス室などで殺処分されている現状も伝えていました


私も・・・ペットの講習会や、相談、ボランティアやキャンペーン活動など、度あるごとに、できるだけこういった現状を伝え、併せて、私たちに今、何ができるのか・・・などのアドバイスなど、ペットシッターという職業を活かして、出来るだけのことをするようにしています


・・・何故これをブログにアップしたかと言うと・・・弁護士さんのいう事が良かったから・・・・・ではなく、司会の島田紳介がコメントしてた事がとても印象に残ったからです


私は仕事柄、お客様から、あるいはそうでない方からもペットに関するいろんな話を耳にします
その中で、過去に、自分のペットを捨ててしまった、あるいは保健所に連れていった・・・という、話もよく聞きますし、その方たちが、本当に追い詰められて、どうしようもなくて、相談する人も居なくて、そういう結論を出された事、今もその事で後悔したり、胸を痛めたりしている事など・・・知ってるので、それを責めるつもりはありません。そして私もその方達と同じく、一人の犬の飼い主ですから、勿論、飼う事の大変さはよく分かってます
でも、だからと言って、命ある動物を、捨てていいという訳では決してないし、(まして犬や猫は、意思や感情を持ってるし、人と同じ様に痛みや苦しみも感じます)飼った以上は最後まで責任持って育てるべきだと思ってます。それでも、どうしてもと言う事情で万一、飼えなくなった場合でも責任持って次の飼い主を探すべきだと思ってます。(それが無理なら安易に飼わないようにという事も伝えるようにしています)


だから・・・紳介さんの意見がいいとか、悪いとかではなく、一人でも多くの人にちょっと考えて欲しいと思って書くことにしました


彼のコメントは・・・・・、

「飼えなくなったんやから保健所連れてって殺処分するのは、しゃーないけど、飼い主はそれに立ち会うべきや!!」と強くコメントしてました

『ペットを飼うからにはその一生を面倒見るって契約した事やから、(センターに)持ってたら、「はい、終わり。後はお願いしますよ。」・・・ではなく、自分のペットがどんな悲しい顔をして死んでゆくのか最後まで見届けるべきや』とも言ってました。

そして「センターの人たちが毎日どんな悲しい気持ちで処分してるのか・・・。ペットは親(飼い主)を選べないんやから立ち会うことでその痛みを認めるべき」とも言ってました。

その言葉に女性ゲストの一人も『そうよ、そうよ自分のペットの悲しい顔見たら絶対、「やっぱやめてっ」ってなるから』と言ってました。



・・・日本の芸能人やタレントさんは自分の意見や考えを(立場上なのか?)はっきり言わない人が多いと思うけど、そんな中(もともと自分の意見言う人ではあるが・・)タレントである彼が、ここまで、強く意見したことにも(しかも賛否両論あるペット問題について)ちょっと衝撃受けたし、考えさせられました・・・


私が、これを記事にすることによって一人でも多くの人がこの問題について自分なりに考えてもらえると、ここに今こうして、2時間以上かけてブログを書いた甲斐があったというものですが