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Life begins now

気付いたこと,感じたことを思いつくままに書き綴っていくblog(映画,BD-1,Book etc)

「Love Letter」(1995)&「スワロウテイル」(1996)

2007年07月08日 20時32分41秒 | Movie


 早稲田松竹が「観たい映画を観客サイドから選んでもらおう!というコンセプトのもと行っている参加型プログラム,第3回ドレミる?シネマ 岩井俊二特集の第1週」に行ってきました。
 詳細はWEBサイトにありますが,4月中旬から5月31日までの約1ヵ月半の間に、合計4,128もの票が殺到。あまりの盛り上がりぶりに、当初2作品(1週間のみ)だった上映予定が急遽4作品(2週間)に拡大するという異例の事態に発展しています。
 今週は,2位の「Love Letter」と4位の「スワロウテイル」の上映で,来週は,1位の「花とアリス」と3位「リリイ・シュシュのすべて」を上映予定です(なぜか早稲田松竹さんの宣伝みたいになっていますが・・・)。
 今週の2作品は以前にも観たことがありますが(「Love Letter」はビデオだったかな),改めて感想を。

 「Love Letter」(1995)

 岩井俊二監督の劇場用長編映画の第1作と言われる作品(もっともそれ以前にも当初ドラマだった「
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」や「PiCNiC」・「undo」等の作品を監督はしている)。

 小樽のイメージがとても強かったけれど,改めて観てみると神戸と小樽だったのかって感じです!おそらく関西人の自分が神戸の存在をあまり感じなかったのは,“雪”のイメージが強かったためと思われる(なぜ他人事のような表現になるかはギモン)。
 その位,雪・光・風がとても印象に残ります。例えば,中学の図書室で揺れるカーテンや髪,朝焼けに浮かぶ山など挙げ始めればきりがないほどです。

  博子の「お元気ですか?私は元気です」という繰り返し山へ叫ぶシーン。
 その叫びに込められた,長い時間ずっと自分の胸のうちに秘めてきた想い・・・
 複雑で,そしてとても切ない想い・・・

 
中山美穂さんはこのシーンにそれまでの全ての経験を乗せることができたのではないかとさえ思えます。そのことに劇場用長編映画の第1作で成功した岩井監督に脱帽です。

 あえて苦言を呈するとすれば,微妙な関西弁や神戸という街のもつ魅力や空気が薄い(感じられない)点でしょうか。しかし,それを割り引いてもこの映画には他の作品にない清澄な空気が存在していると思うし,何回観ても,というよりはこれから観る方がむしろ良さが見えてくる映画だと言って良いと思う。

 柏原崇さんと酒井美紀さんのふたりがあの頃から輝いていたことを再発見できることも何だか嬉しくなるポイントです。




スワロウテイル」(1996)

 就職して生まれて初めて関西を出た頃,観た記憶の強い映画。
AkkoMY LITTLE LOVER)の繊細でそれでいてデジタルのなかにあるアナログ的な懐かしさに惹かれていたあの頃を,昨日のように思い出す。

”むかしむかし、円が世界で一番強かった頃、いつかのゴールドラッシュのようなその街を、移民たちは円都(イェンタウン)と呼んだ。でも日本人はこの名前を忌み嫌い、逆に移民たちを円盗(イェンタウン)と呼んで蔑んだ。
ここは円の都、イェンタウン。円で夢が叶う、夢の都。
…そしてこれは、円を掘りにイェンタウンにやって来た、イェンタウン達の物語。”
 ”胸にアゲハチョウの刺青がある娼婦のグリコ(
Chara)は、歌手を夢見ていた。ある夜、数日前に引き取った孤児のアゲハ(伊藤歩)に絡んで来た客とのトラブルが、殺人事件に発展してしまう。恋人フェイホン(三上博史)や仲間達と墓地へ向かい、死んだ客を埋めようとすると、死体の腹の中から一本のカセットテープが出てきた。録音されていたのは、往年の名曲、『マイ・ウェイ』。しかしそのテープには磁気データが仕込まれていた。フェイホンの仲間、ラン(渡部篤郎)によって解読されたデータの中身は、偽札の製造方法だった。かくして円の金脈を掘り起こし、億万長者になったフェイホンは、ライブハウスのオーナーになり、ライブハウスごとグリコにプレゼントする。何もかもが希望に溢れた道が広がる一方で、黒い影が忍び寄る。テープの持ち主であった、マフィアのリョウ・リャンキ(江口洋介)だ。やがてフェイホン達は、黒社会の血なまぐさい抗争に巻き込まれていく。”(早稲田松竹WEBサイトから引用)

 賛否両論あったのは当時から知っていますが,僕にとっての岩井俊二といえば「スワロウテイル」ですね。勿論桃井かおりや三上博史の存在感も圧倒的ですが,個人的には伊藤歩が当時とても素晴らしいなと思いました(最近ではサントリーTHE SUNTORY OLD「父の上京」篇が秀逸でしたね。「チェケラッチョ」では誰もが憧れる年上のお姉さん役を自然にこなしていたのも印象的です)。

 映像も音楽も実験的な要素が沢山あることも分かるし,そこに議論があるのだと思うけれど,自分的には(アジアや中近東の雰囲気の混在した感じも含め)空気がとても好きです。

 

 


「メゾン・ド・ヒミコ」(2005)

2007年06月30日 23時33分14秒 | Movie

 

 静かな本当に静かな映画。人は皆,年老いていく。それまでの人生で背負ってきた様々なものが,ある時自分に突きつけられる日が自分にも来るのかな。いろいろな「別れ」の姿は考えさせられるものが多いです。また,周りからの差別ではなく、愛すべき女性を,愛しきれないことにゲイの本質があるのかなと感じました。繊細なその感情をこの国は今後受け入れていけるまで変容していけるのでしょうか。様々な課題を静かに突きつけてくる映画です。

   

  


「嫌われ松子の一生」(2006)

2007年06月30日 17時10分54秒 | Movie

 

 非常にコメントが難しいっ

 音楽が凄く良くて,全体のスピード感が絶妙です(疾走感があったり,ゆっくり物語が流れたりとテンポについては過去にないほどと言ってもよいかも)。 

 キャスティングもありえないほど多様ではっきり言ってなぜこんなに多彩なメンバーが揃ったのか不思議というより奇跡に近いと思う。個人的には昔から好きだったBONNIE PINKがこの作品をきっかけに広く再認識されたことは嬉しかったなぁ。

 

 物語は本当にどう表現してよいのか,わかりません。

 この作品については既に語られつくされているのかもしれないけれど

 「幸せって何?」って改めて考えさせられる。

 どう見ても不幸に見える松子だけど,彼女自身はひたすらまっすぐに夢を見続け,誰かを愛し続ける。

 不幸だとは彼女自身思っていないんだろうなぁ。そしてそんな姿は観る側にもいつしか不幸ではなく幸せな姿に見えてくる。

 とにかく不思議な感覚が味わえる,オモシロイ映画だ。

 

 冷静に自分や周りの人に置き換えて考えてみると人が幸せか不幸かは他人には分からないもんだ,確かに。

 あまり決めつけて物事を考えることは危険だなって気付かされる(実際は,楽なのでつい決め付けで考えてしまうけど)。でも,だからこそひとつの出来事をどう捉えるか,少し立ち止まって考えるようにしないとダメだな。

 この作品に何か答えは求めちゃいけないような気がする。観る人の心に波紋を起こすことができればそれで,それだけで,いやそれこそが全てではないのかな?

 中谷美紀さんはこれだけの役を体当たりで演じても少しもその透明感は失われない,とても珍しいタイプの素敵な女優ですね。瑛太も良いです,彼はなんか好きだな。いろいろ書いたけどあまり肩肘張らずに観ても全然楽しめる映画ですよ,ちなみに。

(嫌われ松子の一生 オフィシャルサイト)

 http://kiraware.goo.ne.jp/index.html

 

 


「生きる」(1952)

2007年06月24日 14時26分43秒 | Movie

 

 久しぶりにあまり何をする気もおきず,まったりした土曜日をすごしていたら,何となく先週来気になっていた「生きる」を観たくなって思わず某レンタルショップへ。

 冒頭いきなり,レントゲン写真+主人公についてのナレーションでしばし放心状態にされる。しばらく物語はこのまま何もおこらないのではと思うほど静かに動いていきます。

 わかりやすく表現するために“お役所”を舞台にしていますが,半世紀以上経った今の日本のどの企業にも自分を含む誰にも当てはまらないとは言い切れない,根源的な問題がそこには横たわっているのではないでしょうか。

 約30年間主人公は,何もしないことを是とする所謂「生きていなかった」状態から,当時不治の病だった胃癌を契機に「生きる」ことについて思い,考え,試行錯誤の末,今の場所でも残り僅かでもそれは可能だと気付き,懸命に生きていこうとします(この過程の小説家との慣れない放蕩,臨時職員だった小田切とよの中から何かを見出そうとする儚い付き合いが堪らなくせつない)。

 実際その様な立場に自分が置かれた時,“生きる”ために行動できるのか甚だ疑わしいですが,それでもそうありたいというキモチを忘れたくないと思います(葬儀の場でそんな思いを誰もが抱きながら,なかなかそうは行動できないことが現実だったとしても)。

 志村喬さんの朴訥な演技が,前半はまどろっこしく思えるのに,後半では何かを成し遂げるためのあの執拗い粘りに変容する様は本当に圧巻です(助役室前の宮口精二さん扮するやくざの親分との掛け合いの後の凄みのある表情が個人的には堪りません)。

 脇役の誰もが印象的で,モノクロ作品でありながら,いやだからこそ色が見える映画があることを忘れたくないです(「ゴンドラの唄」をはじめ音楽も素敵です)。

 またきっと見直すことになると思います。 

 

 


「七人の侍」(1954)

2007年06月19日 12時37分34秒 | Movie

 現在開催中のテアトル新宿の「黒澤明の軌跡」28作品一挙上映(6.2(土)- 6.22(金)で鑑賞。

 しかも立見!

↑ブレてしまいました(一応チケット完売しました。立見です的なことが書いてます)。  

 言い古されているけど,とにかく面白かった(正直ホントに多少ですが疑っていました(誰もがあまりに誉めるので))。スイマセンでした。私が間違っておりました。

 正直オープニングのスタッフ・キャストの名前の表現からカッコイイ、しびれました。かなりの長編((207分)途中で「休憩」が入るっ!)でありながら飽きることがない。

 何せ,休憩の段階では,七人がようやく村へ到着する段階までしか進まず,特に目立ったアクションシーンがあるわけではない。それでも観てしまうのは,絶妙の奥行きとテンポが観る人を画面から目を離せなくするのでしょう,きっと。

 人間描写では,侍も百姓達が善悪併せ持ついわゆる「人間くさい人間」としてまさに描かれ尽くされていて,すごく身近に感じるし,一般的な勧善懲悪ものとは違います。

 また,観客の年齢層は非常に幅広く,大学生位の年代も3分の1はいましたね,多分。その幅広い世代の誰もが映画が終わった後,自然に拍手をしていました(半世紀経ってまで人に感動を与える,ホントに映画って新旧は関係ないですね)。

 さらに印象的だったのは,帰りの劇場前!!

 友人と思われる年配の男性2人組が手を振って別方向に帰って行った際の表情。本当に良い顔だったなあ。

 菊千代(三船敏郎)志乃(津島恵子)の演技はこれまでも言い尽くされていますが凄いです。 黒沢映画の深みを感じましたね!今回この作品を映画館で見られた自分は本当にラッキーでした(企画したテアトル新宿さんに感謝)。今週金曜日まで,他作品の上映は続きますので興味のある方は是非ご覧ください。

(「黒澤明の軌跡」Webサイトはこちら) http://www.cinemabox.com/info/kurosawa.html

 一番気になったのは島田勘兵衛役の志村喬の演技です。何と言ってよいのか,整理がまだできないのですが,心にすーっと入り込んでくる感じとでも言うのでしょうか?他の出演作もできるだけ観ていきたいなあと思います。


「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005)

2007年06月11日 00時02分23秒 | Movie
 昭和30年代にあったであろう,特別ではないごくありふれた庶民の生活を如何にして描くか。これ程難しい試みは逆にないのかもしれない(平凡を描くことほど映画で難しいことはないだろうから)。

 そういう意味でこの映画はとても頑張っていると思う。頑張りすぎていることが見えるシーン(VFX東京タワーの出来上がるまでの過程は素晴らしいが,「これでもかっ」と画面で主役になるシーンはちょっと・・・)では少し気持ちが盛り下がることもあるけれど,それでも今この作品をつくることは意味があると思う。

 多分,あの時代を歴史でなく生活として描けるのはあと何年もないような気がします(それがなぜだか根拠はないけれど)。監督はじめキャスト・スタッフに感謝したいと思います。

 力を入れて観るのは良くない様な気がするなあ。自然体で何気なくふと思い出した時に観ると良いと思った(そんな時にまた観たいです)。
 結構子役陣は良いです。「高円寺への冒険の際の不安なキモチ」等は誰もが懐かしくなるのではないでしょうか?
 続編(「ALWAYS 続・三丁目の夕日」)がこの秋あるそうなので,茶川とヒロミがどうなるのか,楽しみです(できればハッピーであれば良いけれど・・・)。
 また,三丁目のみんなが見られることを楽しみに秋を迎えたいなあと思います。

 ところで「ライスカレー」と「カレーライス」って一体何が違うんでしょうか?ご存知の方があれば教えてください。

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「フラガール」&「ゆれる」(いずれも2006)

2007年06月03日 15時00分13秒 | Movie
 今日は,気が置けない友人と高田馬場にある早稲田松竹映画劇場で「フラガール」&「ゆれる」を観てきました。久しぶりに荒川線(路面電車)に乗ったけれど,徒歩とも自転車とも自動車とも違う景色の流れ方が快適だ。たまにはこういうのも良いなあ。早稲田松竹前は,開始20分前で既に多くの人が列をなしていた,人気あるんだな。

フラガール
 結局大切なのはキモチというか愛情なんだって改めて感じる作品(個人的には仕事へのキモチの持ち方にそれを感じた)。その想いの示し方は人それぞれだけれど,そう思う。
 早苗がフラを辞めなければならなかったこと,紀美子が早苗の思いを抱え舞台に立ち続けること。人は皆それぞれの運命と向き合いながらそれでも生きていくしかないんだな。だからこそ,少しでも真摯に生きていきたいと,そう思った。
 映画って良いなと思ったのは「先生」「うん」「何でもない」という先生と紀美子のやりとりの場面。小説では表せない微妙な人と人の間合い。ああいうのはやっぱり映画の醍醐味ですね。
 かなりスパリゾートハワイアンズに行きたくなったかも・・・

ゆれる
 深いっ。ただひたすらに深い。人の心の葛藤と移り変わりが刻々と淡々と描かれている。ほんの少しのきっかけで人生って変わってしまうのかと思うと怖くなる。それでも人を救えるのはやっぱり人だけなんだな。
 ただ,自分には少し複雑な構成すぎて却って困惑してしまった場面があった。もう少しシンプルに構成してもよかったのではないか・・・。
 ちなみにオダギリジョーは格好良いですね,改めてそう思った。

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「ファーストガンダム」

2007年05月27日 20時36分29秒 | Movie
 5月26日(土)新文芸坐でのオールナイトでファースト・ガンダム劇場版三部作を観て来ました。マニアでもないのに何故観に行ったのかは後程。

機動戦士ガンダム(劇場用作品 1981年)」
 四半世紀以上前に作られたことが信じられないほどのデキに驚き。やっぱりストーリーがしっかり作りこまれていることが大きいなぁ。先週クリント・イーストウッド作品を観たこともあるけれど、本質的に描こうとしていることに共通のものを感じる。とても子供だった自分が理解できていたはずはないなぁ。今観てみると本当にいろいろ考えさせられる。
 関係ないけどやしきたかじんのエンディングは声が若いっ。

機動戦士ガンダムII 哀・戦士編(劇場用作品 1981年)」
 感想はⅠに比べかなり実験的な作品だなあと思った。より人間の内面を描こうとしている。典型的なのはカイとミハルだろう。昔、なぜかアムロではなくカイとガンキャノンが好きだった理由が今回何となく自分で分かったような気がする。斜に構えた風であっても彼は彼なりに真剣にで人間臭い奴なんだなぁ。

機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編(劇場用作品 1982年)」
 なぜ今回ファーストガンダムを観に行ったのかというと、この作品を観たくて観たくて仕方なかったのに小さい頃観れなかったからです(何故か映画のパンフレットだけ実家にあります)。
 四半世紀を経て観た感想は、何ともいえない達成感と一抹の寂しさでしょうか。
 出逢いのカタチっていろいろだけれど、一度しかない人生で分かり合える人と出逢えることの大切さを感じさせる作品かもしれません。

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「きみにしか聞こえない」(2007)

2007年05月27日 19時53分55秒 | Movie
 試写会があたったので(有楽町よみうりホール)に行ってきました。
 成海璃子は、本当に水の様な、空の様な透明感を持った女優だなと思う。役によって性格や表情を本当にいろいろ演じることのできる数少ない若手だと思う。これは彼女の魅力だと思うけれど、現代的な雰囲気がする。
 荻島達也監督はこれが初監督作品とのこと。
 監督自身もとても透明感のある人なんじゃないのかな。うまく役者や風景の良さを肩に力を入れることなく自然に引き出していると思う。是非彼の個性を次回作以降で観てみたいなあと思った。
 「夏になったら会いたいです」「君はもうひとりじゃないから」ふたりのコトバと美しい風景(特に鎌倉の海と見晴らしの良い田園風景)がとても爽やかなキモチにさせてくれる映画です。
 
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新文芸坐

2007年05月19日 18時28分09秒 | Movie

 今日は池袋にある「新文芸坐」に「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」を観に行ってきました。「新文芸坐」に行ったのは初めてでしたが、スクリーンも大きくて座席も綺麗でこれで2本立てでこの値段で経営は大丈夫なのかと心配しなくて良いことを心配してしまったほどでした。

 映画は改めて戦争について平和について考えさせられました。
 やっぱり人が人を殺めることは悲しいです。その理由が何であったとしても。

 それから、二宮和也はやはりすごいですね。彼が嵐で歌をはじめとする活動をしている姿は、実際のところあまりよく知らないのですが、倉本作品(「優しい時間」「拝啓、父上様」)を見ても、この作品を見ても俳優としての彼の演技、素晴らしいと思います。彼の作品は今後も注目していきたいです。

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