FIA迷走

ミシュランが2006年を持ってF1から撤退すると発表しました。2007年以降はブリジストンの1社提供になるようです。

FIAが2007年シーズンからタイヤの1社限定にしたいとの申し出に強く反発した形のようです。WRCにもその余波がくるかもしれません。

競争の原理って必要だと思うんですけどね。
F1はミシュランvsブリジストンが互角の戦いを見せてたので面白かった。

WRCはターマックでミシュラン、グラベルでピレリという特徴が面白かった。（近年はグラベルでもミシュランだけれど）

しかし、近年のFIAはモータースポーツにおいて迷走してますね。

楽しさと安全と最先端技術とコスト

のバランスを取るのに失敗してると感じます。

F1のレギュレーションは良くわかってませんが、近年ではタイヤ無交換レギュレーションが問題ではないかと思います。コストダウンや耐久性技術という面では良かったのかもしれませんが安全面においてはかなりマイナスでした。死亡事故がおきなかったのが奇跡です。

WRCのレギュレーションでは、開催ラリー数の増加やスーパーラリーシステム、ミル・ピステシステムなどが問題とされました。

F1では、レギュレーションの変更や運営をめぐりメーカーとFIAが対立しているようですし、WRCでは、2005年に6社あったワークスが2006年に2社になってしまうという混乱ぶりです。

なんとかならないものでしょうかねぇ…。

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