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【スバル】インプレッサビッグマイナーチェンジ!

2006-06-22 13:25:43 | 乗り物
遅くなりましたが、インプレッサのマイナーチェンジ(G型)の詳報を書いてみたいと思います。今回のマイチェンは本当にフルモデルチェンジ級のマイナーチェンジですね。速報的にお伝えしたこの記事にありますように、1.5LエンジンがSOHCからDOHCになっただけでなくAVCSまで搭載してパワーと環境性能をアップさせての登場です。

スバル インプレッサシリーズを一部改良 (PDF/76KB)

富士重工業は、スバル インプレッサシリーズに一部改良を施すとともに、新グレード「1.5R」を追加設定し、本日より全国スバル特約店を通じ発売する。また、あわせて特別仕様車「WRX
STI A‐Line」を設定し、6月26日より全国スバル特約店を通じ発売する。



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SUBARU-IMPREZA

ニュースリリースによると、シリンダーブロックを改良し、ロングストローク化してます。もちろん、シリンダーブロックを変えたということはヘッドも変えてますし、インマニ(吸気管)も変更されエキマニ(排気管)もついに等長等爆となりました。型式もEJ15からEL15に変更されてますので新エンジンとなります。

このEL15、パワーはSOHCのEJ15から1.1倍の110psとなっています。トルクは14.5kg・mから14.7kg・mとほとんど変わっていませんが、最高出力回転数が5200rpmから6400rpmへと大幅にアップしているので、高回転に対応したエンジンとなったようです。

私の乗っている前モデルのインプレッサスポーツワゴンHX-SのEJ18が115ps。車重が160kgも重いのでで全く同じというわけでは無いでしょうが、大分乗りやすくなるのではないでしょうか?ちなみに1.5RのAWDのパワーウェイトレシオは12kg/ps、私の車が10.1kg/sですから、約1.2倍の違いがあります。

このEL15エンジンですが、ボアxストローク77.7mm×79.0mmとなっており、ほぼスクエア(ボアとストローク量が同じ)となっています。ちなみに、EJ20のボアxストロークが92.0×75.0mmですから、その凄さがわかります。ちなみに6気筒のEZ30は89.2×80.0mmですから、むしろこちらのエンジンに近いのがわかります。

もともと、ショートストロークエンジンは燃焼コントロールが難しい為、環境対策は難しいのですが、EL15は、ボアを狭め、ロングストローク化し、DOHC+AVCSで緻密なバルブコントロールをすることでコレを解決。みごと平成17年排出ガス規制75%低減レベル☆☆☆☆を達成しています。これで、パワーもあがっているのですから文句のつけようがありません。もちろん値段も上がってますが(汗)

スバルは、ずっと燃費が悪い、環境対策が遅いといわれてきましたが、近年は燃費は最高レベル。のこりは環境対策だけでした。それを、ようやく解決したことで将来は明るいのではないでしょうか。

インプレッサもいよいよ7年目のG型になり、来年はフルモデルチェンジが予想されます。安全対策のため初代よりもかなり重たくなった現行インプレッサですからレガシィ同様に軽量化に取り組んでより一層の環境対策を図って欲しいものです。

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