2005年6月26日、座り込み終了後星陵会館での集会にて挨拶
(原良一さんから頂いた音声ファイルからテキスト化)
原さんありがとうございます。
事務局次長の横田拓也さん
皆様方本当にありがとうございました。(拍手)
今回本当に3日間、何の事故もなく終えられたことは本当に皆様方のおかげだと思っております。
はじめ、実施する前には、本当に高齢者の方を猛暑の中に座らせて良いのかどうかというご声もございました。また、5.22の頃のように私たちが官邸周辺の中で、本当に抗議活動アクションを起こして良いのかどうかというお声もありましたけれども、3日で合計2500人以上という方々がおいでになってくださって、何の呼びかけもないにもかかわらず、私たちの願いに賛同してくださって一緒に活動、行動してくださったことは、本当に私たちにとって大きな力ございますし、勇気を与えてくださいました。本当に心からお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
そして、この3日間の活動を、何の滞りもなく進めることが出来たのは、この会場にもまだ多くのかたが見えていないと思うんですが、救う会の皆様方のおかげだと思います。
本当こういった皆様方のおひとつおひとつの志によって助けられていることを重ねてお礼申し上たいと思います。ありがとうございます。
私たちも、この3日間を通しまして、そして何時も思うんですが、みなさ方から「力」を頂いています。
こうした人の気持というのは伝わるんだなと常々思うわけであります。一方で私たちの気持、切なる思いが何故小泉総理に伝わらないのかというのが判らないわけであります。
私たちの家族愛、人間として当然のことを言っているこの気持を、どうか小泉総理には正面から受け止めて耳を傾けて欲しいいうふうに思います。
私たちの座り込みは今回で3回目ということで、前回は約5年の実施でありました。
座り込みという行為自体は全く同じなのですが、状況は全く違うと言う環境認識をした方が良いと思います。
というのは、5年前というのは、(もちろんそれまで私たちは同じ事を訴えてまいりましたが)日本の世論の皆様も、情報が無かった為だと思いますが、金正日が認めていなかったために、拉致というのが本当にあったかどうか、ということが言われていた時代なんです。ですから私たちが座り込みをしても多くのかたが知らないために、お集まりになる方もほんとに少なかったですし、報道のみなさんも取り上げてくださらなかった訳なんです。
しかし、02年の9月に小泉さんと金正日の会談によりまして、「拉致が彼らによって為された」と言うことを彼自身が認めた訳であります。つまり被害者と加害者という構図が明らかに明白になって、誰もが判る構図があるにも関わらず、日本政府が私たちの叫びに答えてくれない。そして被害者がお願いする。被害者が総理官邸に対して、抗議、座り込みをしているという、この不自然な構図をどうしても私たちは理解が出来ない訳であります。(拍手)
昨日集会の中でも家族の誰かが申し上げておりましたが、本来であれば家族が日本政府が経済制裁をすると言った時に、私たちが「それは危険だから」と「待ってください」と言うのが本来の流れなのかもしれません。
今は全く逆なんです。私たちは命をかけて、リスクを承知で、日本政府に対して、被害者を一人残らず返して貰うために、日本政府に「こう言って欲しい」ということを言っているんです。何年も言っているんです。拉致されたのは昨日やおとといの話ではないのです。30年も40年も前に拉致されて判っていることなのです。しかも、先ほど申し上げたとおり、加害者が認めている事なんです。
それでいて、日本政府にお願いしなくてはならない。そしていつものように、聞き流してしまう小泉総理がいらっしゃるというこの構図がどうしても判らないのであります。
私たちの家族愛としての、人としての気持をどうか正面から受け止めて欲しいというふうに思います。(拍手)
もう一言言わせて頂きたい。
もしかしたら私の誤解かもしれませんが、小泉総理はこの拉致問題の救出のために、家族会・救う会が好きでやってるんじゃないかと思っていらっしゃるのではないかと思えてなりません。それであればほんとにそれは大間違いです。
私は座り込みの場所でも申し上げましたが、本来であれば、家族が言うべき事ではないんです。
日本政府が責任を持って、先頭に立って、やる必要のある事なのです。
小泉総理、日本政府、外務省は必死になって取り組んで頂ければと思います。
相手は北朝鮮。対話が通じる相手ではないんです。対話対話と言って、対話の一つも出来いない。
対話が出来たとしても通じる相手では無いのです。相手はテロ国家なんです。テロリストなのです。(拍手)
つまり、(一部拍手で不明)「経済制裁を発動する」、「工作母船の万景峰号の入港を阻止する」、これを実現して行かなくてはならない。
相手に対して下手に出ては、絶対にこの問題は解決しないんです。(拍手)
私たちの家族を取り戻すため、どうか国民の皆様、引き続きのご支援とご理解をよろしくお願いします。(拍手)
関連リンク
人生とんぼ返り
(原良一さんから頂いた音声ファイルからテキスト化)
原さんありがとうございます。
事務局次長の横田拓也さん
皆様方本当にありがとうございました。(拍手)
今回本当に3日間、何の事故もなく終えられたことは本当に皆様方のおかげだと思っております。
はじめ、実施する前には、本当に高齢者の方を猛暑の中に座らせて良いのかどうかというご声もございました。また、5.22の頃のように私たちが官邸周辺の中で、本当に抗議活動アクションを起こして良いのかどうかというお声もありましたけれども、3日で合計2500人以上という方々がおいでになってくださって、何の呼びかけもないにもかかわらず、私たちの願いに賛同してくださって一緒に活動、行動してくださったことは、本当に私たちにとって大きな力ございますし、勇気を与えてくださいました。本当に心からお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
そして、この3日間の活動を、何の滞りもなく進めることが出来たのは、この会場にもまだ多くのかたが見えていないと思うんですが、救う会の皆様方のおかげだと思います。
本当こういった皆様方のおひとつおひとつの志によって助けられていることを重ねてお礼申し上たいと思います。ありがとうございます。
私たちも、この3日間を通しまして、そして何時も思うんですが、みなさ方から「力」を頂いています。
こうした人の気持というのは伝わるんだなと常々思うわけであります。一方で私たちの気持、切なる思いが何故小泉総理に伝わらないのかというのが判らないわけであります。
私たちの家族愛、人間として当然のことを言っているこの気持を、どうか小泉総理には正面から受け止めて耳を傾けて欲しいいうふうに思います。
私たちの座り込みは今回で3回目ということで、前回は約5年の実施でありました。
座り込みという行為自体は全く同じなのですが、状況は全く違うと言う環境認識をした方が良いと思います。
というのは、5年前というのは、(もちろんそれまで私たちは同じ事を訴えてまいりましたが)日本の世論の皆様も、情報が無かった為だと思いますが、金正日が認めていなかったために、拉致というのが本当にあったかどうか、ということが言われていた時代なんです。ですから私たちが座り込みをしても多くのかたが知らないために、お集まりになる方もほんとに少なかったですし、報道のみなさんも取り上げてくださらなかった訳なんです。
しかし、02年の9月に小泉さんと金正日の会談によりまして、「拉致が彼らによって為された」と言うことを彼自身が認めた訳であります。つまり被害者と加害者という構図が明らかに明白になって、誰もが判る構図があるにも関わらず、日本政府が私たちの叫びに答えてくれない。そして被害者がお願いする。被害者が総理官邸に対して、抗議、座り込みをしているという、この不自然な構図をどうしても私たちは理解が出来ない訳であります。(拍手)
昨日集会の中でも家族の誰かが申し上げておりましたが、本来であれば家族が日本政府が経済制裁をすると言った時に、私たちが「それは危険だから」と「待ってください」と言うのが本来の流れなのかもしれません。
今は全く逆なんです。私たちは命をかけて、リスクを承知で、日本政府に対して、被害者を一人残らず返して貰うために、日本政府に「こう言って欲しい」ということを言っているんです。何年も言っているんです。拉致されたのは昨日やおとといの話ではないのです。30年も40年も前に拉致されて判っていることなのです。しかも、先ほど申し上げたとおり、加害者が認めている事なんです。
それでいて、日本政府にお願いしなくてはならない。そしていつものように、聞き流してしまう小泉総理がいらっしゃるというこの構図がどうしても判らないのであります。
私たちの家族愛としての、人としての気持をどうか正面から受け止めて欲しいというふうに思います。(拍手)
もう一言言わせて頂きたい。
もしかしたら私の誤解かもしれませんが、小泉総理はこの拉致問題の救出のために、家族会・救う会が好きでやってるんじゃないかと思っていらっしゃるのではないかと思えてなりません。それであればほんとにそれは大間違いです。
私は座り込みの場所でも申し上げましたが、本来であれば、家族が言うべき事ではないんです。
日本政府が責任を持って、先頭に立って、やる必要のある事なのです。
小泉総理、日本政府、外務省は必死になって取り組んで頂ければと思います。
相手は北朝鮮。対話が通じる相手ではないんです。対話対話と言って、対話の一つも出来いない。
対話が出来たとしても通じる相手では無いのです。相手はテロ国家なんです。テロリストなのです。(拍手)
つまり、(一部拍手で不明)「経済制裁を発動する」、「工作母船の万景峰号の入港を阻止する」、これを実現して行かなくてはならない。
相手に対して下手に出ては、絶対にこの問題は解決しないんです。(拍手)
私たちの家族を取り戻すため、どうか国民の皆様、引き続きのご支援とご理解をよろしくお願いします。(拍手)
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2日目の25日は、私も現場におりましたが、全てのスピ-チを聞くことはできませんでしたので、参考にさせていただきました
これからもよろしくお願いします
大介さんとエコーの大ファンです。
エコーはすばらしい盲導犬です。ご主人も同じです。
これからもよろしくおねがいします。