ユミコラム!

今日のひらめき、起こったことから、ほんの一言。たわいのないこと、感動すること、なんだろな?読んでみよう!

メディアカンファレンス

2016年02月21日 | Weblog


メディアカンファレンス報告/若年女性の栄養不足と低体重児に警鐘

日本AWは、2016年2月8日(月)順天堂大学にて、
早稲田大学の福岡教授、順天堂大学の山城名誉教授と共に報道記者向けにメディアカンファレンスを開催しました。



AWは良き企業市民として、日本の次世代の健康と安全を目指すというビジョンのもと、
「低出生体重児の増加」の解決に向けて、
当研究の第一人者である 早稲田大学 福岡 秀興 教授、
順天堂大学 山城 雄一郎 名誉教授と共に取り組みます。

厚生労働省発表のデータによれば、2,500g未満の低体重で生まれてくる新生児の比率は、
1980年の5.18%から、2013年には9.58%まで増加しています。
福岡教授、山城名誉教授を始め多くの研究者が、低出生体重児は、
将来的に糖尿病や高血圧、脳梗塞、心疾患などの生活習慣病のリスクが高まると指摘していますが、
それを知り育児・生活習慣に注意することでリスクを下げることができると言及しています。
また「低出生体重児の増加」の背景としては、若年女性の栄養摂取不足が主に挙げられており、
この要因を社会全体で認識し対応していくことで、
生活習慣病の発症を予防することが可能になると言及しています。



順天堂大学 山城名誉教授は、2月8日 (月) に実施されたメディアカンファレンスにおいて
「『低出生体重児の増加』は、世界的規模で起こっていることであるが、
日本は深刻な状況で、これらの子ども達に対する栄養と生活環境(運動など)について対策を講じる必要性を強調した。
日本AWのようなグローバル企業との産学連携の実現は、
この状況への社会の関心を喚起する大きな一歩になるだろう。
日本の次世代の健康と安全のために、早く良い成果を出していきたい。」
と今回の協力体制に大きな期待を示しました。



今後、弊社は「研究」と「啓蒙/教育」の側面から取り組みます。
「研究」の側面では、順天堂大学 山城名誉教授の「低出生体重児とメタボリック症候群の増加」に関する研究への資金支援を行うほか、
これまでに弊社が培ってきた「栄養」に関する豊富な知識や情報を提供することで、
研究自体を強力にサポートしていきます。
「啓蒙/教育」においては、福岡教授、山城名誉教授と共に
一般の方に向けた市民講座を無償で開催する予定です。
この講座を通じて適切な栄養を摂取する重要性を周知していきます。


■メディアカンファレンス概要

テーマ:
「警鐘,若年女性の偏った栄養摂取が低出生体重児の増加に影響。
低体重で生まれる子は将来の生活習慣病のリスクが高い!」

内容:
・日本の次世代の健康と安全に向けた、日本AWの取り組み/ピーター・ストライダム(日本AW合同会社 社長)

・出生体重の低下による将来の健康への影響と日本の現況/福岡秀興 教授(早稲田大学 理工学術院理工学研究所研究院教授)

・乳幼児期の栄養と腸内細菌が将来の健康と生活習慣病発症に影響/山城雄一郎 名誉教授(順天堂大学大学院プロバイオティクス研究講座特任教授)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする