goo blog サービス終了のお知らせ 

栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

10月31日閉園! 真岡リス村ふれあいの里(真岡観光リス村)の話③

2020-11-04 06:47:16 | 散歩

13時55分。

 

ようやく「主役」の登場だ。

 

いままでことごとく期待を裏切ってきただけに(笑

ここだけは…という想いがあったのですが。。。

 

また公道を渡って本丸へ

リッキー君とともに記念撮影する人多し

 

私たちはしませんでしたが。。。

 

真岡観光リス村。

 

ずっとこの名前かと思っていた。

 

けど、正式には「真岡リス村ふれあいの里」に変わっていた。

 

このマークは前身の名残だ。

 

後ろを振り返る。

 

「うさぎさんのふれあい広場」

 

いかにも「後付け感」が強い。

 

リスだけではインパクトが足りなかったか増設したのだろうか。。。

 

それにしても、有料施設なのに公道を横切るって。。。。すごい

 

これ重要。

 

二人、しまった入園券を手に持つ。

 

 

そう、確認するからね。。。

 

 

・・・って入ったけど・・・・それらしい係員がいない!?

 

リスはどこ?

 

なにも話してくれないし

 

あ、ここからだね

 

感染防止の透明フィルムの向こうに係員のおじいちゃんがいます。

 

とりあえず、何もいわれなかったけど、入園券を提示して「軍手」を借ります。

 

※写真の右端に「シマリス用の軍手」の手書き文字が切れて見えます。

これがあとあと、騒動のキーになるとは思いにも寄りませんでした。

 

ようやくのリスとの対面に彼女が先にエサを購入。

 

 

その後ろに

 

え、休館???

 

私、勝手に「シマリスはお休み」って勘違いしちゃったんです。

 

けど、違うことがのちにわかります。

 

あ、これは・・・リス・・・じゃなくてプレーリードックね

 

あくびしてりゃー

 

 

クリハラリスのそらちゃんは・・・見えません

 

静養中って。。。

 

確かにリスの姿がない

 

時間は14時。

やってる時間じゃん?

 

あ、いた?

シマリス?

 

ひまわりの種をあげます。

 

あっという間に食べちゃいます。

 

撮るのはピントが合わず大変でした。

 

先に観たブログの方も皆さん同じだったようで、その気持ちがリアルに理解できました。

 

ヒマワリの種を見ると、鋭い歯をむき出しにしてやってきます。

 

逆に「観てはいけないものを見ちゃった感」が時々。。。。

 

いちおう、両手でおさえて種を食べてくれます。

 

ここは癒される。

 

うまく種をくわえてくれました。

 

すぽっとはまった感がかわいい

 

とにかくすばしっこい(素早い)ので大変

 

時々プレーリーちゃん

 

そうそう、リス園の全景はこんな感じ。

 

感染防止の影響は大きく、直接触れ合う機会は難しいようでした。

 

 

小さい子に「ハムスターみたい」っていわれるリス君がいます。

 

人が来ると、意識しているのか、クルクル走り出す元気なリス君です。

 

でも・・・

 

勢いあまって・・・

 

そのまま一回転。。。

 

目は回らないのでしょうか、ちょっと休んでは何回もクルクル廻っていました。

 

・・・・

 

建物の奥に進むと、また屋外に出て

 

あ、並んでる。。。

 

小さな小屋に人が並んでいます。

 

14時20分のことです。

 

だれも教えてくれませんでしたが

 

これが「シマリス館」だということが隠れている看板で確認できました。

 

「人数制限をしているた係員に声をかけて」というやつがコレでした。

 

左には小高い丘があって

 

何かがいるんだろうけど、姿が見えませんでしたのでここはスルー

 

係員に声をかけるタイミングを逃した私は、とりあえず並んでしまいました。

 

前後に20人くらいいたでしょうか

 

ちょうどその中間くらいになったとき・・・

 

あ、プレーリードック・・・

 

叫ぶ声が聞こえ、そっちに目を向けると・・・

 

いました。。。

 

みんな静かに見守ります。

 

人がわんさか並んでいるのと

人がわんさかならんでいるのと逆の方向を「警戒監視」しております。

 

そして、またオレンジのトンネルのなかに入ってゆきました。

 

左がリス園

 

右がシマリス館、というポジションにいま立っております。

 

いま14時30分。

 

シマリス館は15時まで。

 

前におよそ20人。

 

一組5分として、ギリギリの時間でした。

 

しかし、事件は起きました。

 

【まずポイント】

シマリス館は1組5人までの入場。

 

感染防止の消毒をして、手荷物を置き、係員の誘導で「防護扉」の中に入ります。

 

【事の発端といえば】

 

1組5人の見学者が防護扉から出てきて、手荷物を持ち、建物の外に出てきました。

 

通常なら、次の5人は係員の誘導で中に入るのですが・・・

 

見学者の一人のおじさんが「おせっかいなことに」次どうぞって待っているお客さんに言っちゃった。

 

当然、待っていたお客さんは入っちゃうわけです。

 

その時、遅れて防護扉の中から、おばちゃんの係員が出てきた。

 

するとね・・・

 

「ちょっと、なんで入って来ちゃったの? いまから消毒するんだからだめでしょ? 誰が入ってい良いって言ったの?」って声を荒げる。

 

なかに入った見学予定者はそそくさと外に追い出される始末。。。

 

さらに・・・

 

【おばちゃんの係員の怒りを買う出来事が】

 

シマリス館にはいるには「係員に声をかける」ことが看板にもありました。

 

私もそうですが、それを怠った(というか誰に声をかけてよいか案内が一つもないのも問題だが)お客さんが次に入れる順番の組にいたようで・・・

 

「お客さん、この片手の軍手はあっちの(リス園)やつで、シマリスのは違うよ」って

お父さん、怒られてた。

 

そして

 

おばちゃん係員、激怒して、その場を離れ「リス園」のおじちゃん係員のもとへ・・・

 

「なんか、受付してないで(シマリス館に)並んじゃってる人がいるんだけど!」

 

するとおじちゃん係員「あれ、そりゃ大変だ」

 

・・・・

 

実は受付をしていない私は「これはこれからシマリス館の入場は無理っぽいな」と判断。

 

声を荒げるおばちゃん係員の後をついて、リス園に戻ってきたのです。

 

こりゃダメだ。。。

 

あまりに呆れて記録画像もありせん。。。

 

気を取り直して

 

再びリス園

 

シマリス用に残しておいたエサを与えて、リス園を後に。。。

 

「まさかSLをここで観るとは」

 

彼女の言葉です。

 

もっとすんなりことが進めば、15時過ぎまではいなかったであろう。。。それくらい時間が経ちました

 

蕎麦屋さんまで戻ると、営業終了してました。

 

相当並んでいたらしく、中には食べているお客さんがわずかにいました。

 

ちょうど若いカップルが脇に居て

 

「もう終わりだって」

 

女性のほうが口を曲げて言ってました。

 

終末感が至る所に漂っています。

 

重い空気。。。

 

ほんとうは駐車場の手前まで歩いていた二人でしたが

 

私が「SLを広場で観たい」といったものですから

 

彼女を奥まで再び歩かせることになってしまいました。

 

いま15時。

 

入場受付はこの日(10月18日)は14時30分で終了だった。

 

最後のお客さんがまだ券を買うために並んでいました。

 

 

猫が猫の頭を喰う・・みたいな

 

SL広場のすぐそばに「五行川橋梁」という有名なSL撮影スポットがありました。

 

園の柵の外にはサイクリングロードがあって、すでにSLを目当てと思われる人が座っていました。

 

石像が・・・怖い

 

なんとなく、ここの柵内ではSLがよく見えないと判断した私は

 

園の外、つまりは橋梁の手前に移動することに。

 

もちろん、彼女はそこまで興味がありませんので、その場でスタンバイ。

 

ウサギ園を経由して、サイクリングロードのほうへ歩きます。

 

・・・・・・

 

ウサギ園の先・・・

 

あっ

 

ヤギの万里の長城にヤギさんが歩いているではないですか!

 

この公道を右に曲がるとサイクリングロード・・・つまり園外へ

 

園外からヤギさん

 

これを右折

 

右にウサギ園

 

隙間からヤギさん

 

番犬が下から監視

 

SL目当ての人がすでに数人います。

 

右がリス村。

 

春は桜並木で「映える」スポットです。

 

いかにもSL目当ての人がクルマを停めてスタンバイ中

 

 

そして・・・

 

通過

※動画で撮影したため、後で切り取りました。

大勢の人に見送られSLは行ってしまいました。

 

戻ります。

 

ヤギも餌場に戻っていました

 

外を散歩するワンちゃんに番犬が異常に反応。

 

姿を一瞬見つけるや否や、ワンワン! すごい太い声で吠えまくり

 

でも、係りのおじちゃんに撫でられたら、おとなしくなってた

 

モルモット館、最後のお客さん

 

ウサギ園、最後のお客さん

 

みんな寝てました

 

終末感と悲壮感

 

 

アヒル池

 

なんかカメラ目線。。。

 

不思議なことに

 

アヒルは端っこで寝てました。

 

閉園時間になるとみんな寝るのかな?

 

予約制のバーベキュー広場

 

この日の利用は無かった模様

 

あらま、ごみ箱状態

 

そして15時30分、私たちはリス村を後にしました。

 

その後、リス村の「施設案内」が残っていないかどうか、真岡鉄道の真岡駅へ立ち寄り。。。

 

FMもおか、今月、11月15日開局だって!

 

 

結局、真岡駅では施設案内は見当たらず、この後立ち寄った「久保記念館」でいただきました。

 

 

25年の歴史に幕を閉じた「真岡リス村」

 

一部の動物は宇都宮動物園に引き取られる方向で調整が進められているそうですが、

 

あまりにモルモットなど多いため、全量は困難とのこと。

 

その先はもう追うことはありませんが

 

なんだかな・・・そんな気持ちが残る施設でした。

 

社長が新聞の取材に対して「使命は果たされた」とコメントしていたようですが

 

閉園の最後のお客さんを見送るまで、もうちょっとサービス精神は欲しかったかな。

 

終末感と悲壮感。

 

初めて行ったから、正直、愛着というものはないけれど、「これじゃ続けられないわな」

 

そう言われたら、すべてが無駄になっちゃう気がする。

 

建物が古いのはどうでもいい。

 

でも動物と、お客さんだけは一生懸命、接してほしい。

 

ただやってるだけなら・・・やらないほうがいいのですから。。。

 

終わり

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10月31日閉園! 真岡リ... | トップ | 「大山参道(大山公園)」(栃... »

コメントを投稿