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栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

食虫植物「モウセンゴケの花」に逢いに行く~2018年7月15日 IN那須町「笹平湿原」

2018-07-31 23:45:04 | 植物
仕事が繁忙期を迎えてしまい、出かけてはいるもののブログ記事の更新は滞っておりまして・・・


あの「ダムめぐり」もいまだ完結していないなか、植物の記録は優先してアップしたいと思いまして。。。



梅雨が明けて、連日、暑い日が続いた7月中旬。



僕らは「毎年、観察している」ある植物をチェックに北上しました。



栃木県那須町にある「笹平湿地」。



ここはハッチョウトンボ等、貴重な動植物が確認されたことで地元でも「知る人ぞ知る」場所となっています。


でも、僕らの目的はそこにはありません。


あまり笹平湿地でも取り上げられることがない植物・・・・食虫植物である「モウセンゴケ」がお目当てなのです。




以前は那須塩原市に属する「沼原湿原」まで出向いていたのですが



距離が遠いことや



モウセンゴケの「開花」のタイミングの見極めが難しいことなどがあり



その「代替地」をひそかに探しておりました。



そこへ偶然、とある方がSNSで笹平湿地を撮影した画像に



モウセンゴケが「被写体の後方に」見えたのを彼女が確認。



実際に出向いて、肉眼で確認したのがちょうど1年前のこと。



以来、「花が咲いた時期に」出かけよう・・・僕らは考えておりました。



桜をはじめ、今年は春から「開花が早い」植物が多いなか、



食虫植物も早い、遅いはあるのだろうか?



そんな疑念を抱きながら

















駐車場へ。



気温は30℃を超え、とても暑い。



もちろん、湿原には誰もおらず



近くで草刈りをしている男性が「暑いなチクショー」と叫ぶ声が聞こえるだけ。
























一瞬、太陽が隠れたと思いきや






すぐに強い光線が。







いつものスポットに目を凝らすと








咲いていました!



モウセンゴケの花です。



途中からモウセンゴケの花を知った僕らは



花の開花時期を狙って出向くため、



以前は見つけにくかったモウセンゴケ本体も



いまでは「先に花」を目印にするようになったため、容易にその位置を知ることができるようになった。







一見すると、ただの草ボーボー写真にしか見えませんが


拡大すると







白い花が点々と見え、モウセンゴケが群生していることがわかります。




















同時期に咲いている花も記録する。















花ばかりではなく、モウセンゴケ「本体」も。


























今年は高温が続いているせいか、水量が少ない気がする。


































これは違います。

























































モウセンの内側の「黒」は捕虫したものでしょうか?







ハスが午後になると花を閉じてしまう・・・というのと同じように



モウセンゴケの花も



ちょっと時間が経つと、閉じてしまうものがあります。


















モウセンの「滴」が愛らしく見えます。



和kる人にしかわからないとは思いますがwww















せっかくなので奥まで歩いてみると・・・










この日は、この「たった一輪」だけ、サギソウが咲いていました。










これはクモ。






















カエルはズームで。















今年も変なキノコ







種類はわかりませんが



ずっと動かないトンボがいましたので様々な角度から。



























肉眼ですと、この大きさから・・・







これが見えます。




あまり多くの方が来られてしまうのも困りますが



那須の本当の「自然」をじっくり眺められる場所ですから



この場所には通い続けてゆきたいと考えています。



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