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俺っちのウマーな馬券手帳

馬券力向上を目指します。

阪神JF・回顧

2004年12月07日 | レース回顧
1着⑤ショウナンパントル
2着⑥アンブロワーズ
3着③ラインクラフト
5着⑦ハギノコマチ
5着⑭デアリングハート
展望][予想

今回はそれなりに自信のある予想だったが、惜しいようで大ハズレ。まあゴール前は頭の上げ下げだったから紙一重といえばそうなのだが。影の本命ライラプスがまたしても不可解なレース振り。溜めても切れる馬ではないのは前2走を比較すれば明白。ロスの大きい外枠だったことも多少影響しているかもしれないが、それでも後ろ過ぎ。溜めが大好きな豊Jが乗ってるから仕方ないっちゃ仕方ない。それでも…解せないなぁ。

母父SSのブレイクに期待していた俺っちだが、勝ったのはSS産駒ショウナンパントル。近親にバブルガムフェロー、ザッツザプレンティらがいる良血馬。距離が延びても期待できそうな配合馬だが、瞬発力勝負よりは今回のような厳しい流れの方が向きそうなので、現状ではオークスより桜花賞向きとしておきたい。大久保洋厩舎-吉田豊Jラインといえばメジロドーベルと同じ。臨戦過程も何となく似ていたし、だったら桜花賞よりオークスだったりして。

2着アンブロワーズはライラプスとは違い、もうこれ以上ないというくらい会心のレース。4角では例によってホワイトJのちょっと強引な騎乗が見られたが、馬券を買っている身にすれば怖いようでそれでも頼もしい騎乗振り。最後の最後まで踏ん張りを見せ、『ひと叩きされてれば』と思わせるレース振りだったが、ラインクラフトには交わさせなかった。当然、桜花賞でも有力の1頭。

圧倒的1番人気に支持されたラインクラフトは3着。急坂が合わなかったとか、厳しい流れが向かなかったとか、いろいろあるかもしれないが、結局は『ファンシミン系』の血が騒いだということで…。

ステイヤーズS・回顧

2004年12月07日 | レース回顧
1着⑦ダイタクバートラム
2着⑨グラスポジション
3着⑤テイエムジェネラス
4着⑫ダディーズドリーム
5着④ワンダードリーム
予想

この面子なら仕方なしか、ダイタクバートラムが3馬身差の快勝。道中は後方で溜めて、勝負どころの3角過ぎから一気にマクって捻じ伏せる強い内容。溜めて切れを生かすタイプで、消耗戦や持続力を問われると脆い。そういう意味では純粋なステイヤーではない。俺っちが『マイラーだと思っている』のはそういう意味。ダイタクリーヴァの下で、父が変わった影響で長距離もこなすが、本質的に長距離でのスタミナや底力は欠く。有馬記念や春の天皇賞は厳しいだろう。

俺っちの本命馬グラスポジションがとりあえず、予想通り巻き返して2着に。来るには来たが、こちらが想像した内容ではなかった。好位に付けて厳しい流れに持ち込んで欲しかったわけだが、この内容で結果を出したワケだから俺っちのイメージが間違っていたようだ。父リヤルシャダイといってもバリバリのステイヤーではないようで初期のリアルシャダイ産駒のような少し軽めの印象。そのあたりは母父リズムの影響か。距離の融通はかなり利きそうで距離適性の幅は広そう。一応母系はスタミナのありそうな血統だから厳しい流れでも走れそうだが。

人気薄テイエムジェネラスが踏ん張って3着。実はこういう馬がバリバリのステイヤー。これまで30戦して上がり34秒台を使ったのはたった2度だけ。上がり勝負ではまったく見劣るが、底力を問われるような消耗戦で真価を発揮。それだけに格負けする馬でもなかった。

懸念したとおりトニービン産駒が不発で4着ダディーズドリームが最先着。ハッピーパスは上がりのかかる流れでそのうち。

京阪杯・回顧

2004年11月28日 | レース回顧
1着⑫ダイワエルシエーロ
2着⑩カンパニー
3着⑮エアシェイディ
4着⑰メテオバースト
5着②グレイトジャーニー
展望][予想

予想した流れとはまったく真逆の緩い流れとなり、俺っちの印上位馬のダンツジャッジやエリモマキシムには非常に辛い展開となった。2番人気で13着に敗れたタカラシャーディーも瞬発力勝負よりは消耗戦に向くタイプ。これらの馬たちは、阪神&中山の急坂コースに替わっての巻き返しに期待したい。

ダイワエルシエーロがあっと言わせる逃走劇でオークス馬の貫禄を見せた。他の馬たちが簡単に行かせ過ぎたという嫌いもあるが、順調さを欠き、間隔が開いたにも拘わらずこれだけの競馬が出来たのだから力が違った。SS産駒だから溜めてもそれなりの末脚を使えるだろうが、本質は息の長い末脚と持続力が持ち味のタイプ。それだけに急坂コースでは過剰な評価は出来ない。阪神牝馬Sへ向かうようなら、そこでは人気にもなるだろうしあまり信用したくない。

2着のカンパニーは、レースの上がり自体が34.2秒という差し追い込み馬には厳しい展開にも拘らず、4角では10番手より後ろという絶望的な位置からよく追い込んで2番手を確保。トニービン系特有の息の長い末脚の持ち主で、平坦芝1600~2000mあたりが守備範囲。次は京都金杯が狙い目となるが、来年は安田記念やマイルCSが大目標になるだろう。秋の天皇賞はちと敷居が高いか。

終わってみれば3歳馬が掲示板を独占。JCやJCダートでも3歳馬が上位に食い込んでおり、今年の3歳馬は水準以上のレベルにあるようだ。特に芝のレースでは、これから暮れにかけて3歳馬の好走ラッシュとなる可能性があり要注意だ。

ジャパンC・回顧

2004年11月28日 | レース回顧
1着⑨ゼンノロブロイ
2着⑩コスモバルク
3着⑦デルタブルース
4着①ポリシーメイカー
5着④ナリタセンチュリー
予想

もうレース中はずっとコスモバルクにばかり目を奪われていた。少し気負いながら走っていたようにも見えたが、それでも1角以降はしっかりと折り合って、現状では最高の競馬をした。最後の直線ではポリシーメイカーに一旦交わされたが、馬体を合わせるともう一度差し返す根性を見せた。それでも負けたのは、やはり瞬発力の差だろう。もう少し溜める競馬が出来るようになればもっともっと強い競馬が出来るようになるはずだ。今日は一歩前進というところだろう。馬券は外したので負け惜しみになるかもしれないが、本命にした俺っちも非常に満足いく内容だった。有馬でリベンジ…といきたいところだが、さすがに次は反動が心配。

勝ったゼンノロブロイ。3馬身差なのだから圧勝と言っていいだろう。コスモバルクを本命とした段階で配当的に手を出せなかったが、別に舐めていたわけではなかった。それでも血統面からの適性(JCにおけるSS産駒の不振)、距離延長などの不安を感じていたのも確か。しかし血統や適性なんて結局鞍上の力次第でまったく関係なくなってしまんだな。やっと気付いたよ。これで年度代表馬は確定。次は有馬記念だろうが、もうこの馬の馬券を買うわけにはいかないし、次こそは飛んでもらうぞ。秋のGⅠ3連覇なんて簡単に出来るわけないんだから。

3着にはデルタブルースが入って、菊花賞がフロックではないことを改めて示した。鞍上の考えだったのか、中段より後方からの競馬となったが、最後はよく追い込んだ。後方から行ったからこそ好結果が出たのか、もしくは前目での競馬だったらもっと際どい競馬になったのかは正直分からないが、こういう競馬でまずまずの結果を出せたことで、これから中距離路線でも互角に戦えるという指標になったのではないだろうか。

外国馬は14番人気ポリシーメイカーが見せ場たっぷりの4着、12番人気フェニックスリーチが6着、10番人気リュヌドールが7着と人気のない順に先着。先週のラクティといい、どれだけ実績や前評判が通用しないかということを改めて感じた。

JCダート・回顧

2004年11月28日 | レース回顧
1着⑭タイムパラドックス
2着⑩アドマイヤドン
3着④ジンクライシス
4着⑪トータルインパクト
5着⑬トップオブワールド
予想

直線入り口ではジンクライシス→アドマイヤドンで一瞬夢を見た(笑)。武豊Jよ、アンタはハッスルしなくていいのに…3着でよかったんだから。とは言え、とりあえず3連複をゲトしてこの時点で今日の負けはなくなった。

勝ったタイムパラドックス。予想したより位置取りはやや後方からの競馬となったが、やはり1頭強い馬を負かすなら武豊J。内を巧く突いて叩き合いに持ち込まなかったのが勝因。2100mという距離もスタミナタイプのこの馬には向いた。6歳にしてのGⅠ制覇。やはりダート重賞は芝路線から転戦してきたような一見さんでなく古株の常連を狙わなくちゃいけない。

1番人気アドマイヤドンは一昨年3着、昨年の2着と3年連続このレース惜敗。ダート最強馬と呼ばれたこの馬も結局JCダートは一度も勝てずに終わった。この後は有馬記念で有終を飾る。

直線に入って一旦先頭に踊り出た3歳馬ジンクライシス。4角での手応えでは圧勝するかもと期待を抱かせたが上位2頭とは経験の差が出た。前半11秒台のラップが続く厳しい流れを好位に付けてこの競馬なのだから決してフロックではない。これからのダート界を背負っていく一頭になるだろう。

米国馬トータルインパクトも厳しい流れを前目の競馬で踏ん張っての4着だから、さすが実績通りの力を見せたと言っていいだろう。米国馬はこういった厳しい流れに滅法強いので、これからもこうした実績のあるなしに関わらず米国の先行馬には注意しなければならない。

5着も3歳馬トップオブワールド。後方からの競馬で見せ場こそなかったが、この馬は地方の重い砂よりも府中のような軽いダートが向くのだろう。前走は不利や鞍上が認めるほどのミスもあり力を出し切れなかったが、これくらいやれる力はある馬。ただ、そこはB級ミスプロ系。人気でいつも信用できる馬でもないだろう。

マイルCS・回顧

2004年11月23日 | レース回顧
1着 ⑦デュランダル
2着 ⑮ダンスインザムード
3着 ⑧テレグノシス
4着 ④マイネルソロモン
5着 ⑩プリサイスマシーン
展望][予想

まあ予想できたことではあるが、それにしてもあれほど大きく出遅れては…ラクティ。まるで8着に敗れたエクリプスSのVTRを見ているような競馬だった。折り合いの付くタイプなら、そのまま後方待機という選択肢も考えられたワケだが、それでも終いが切れる馬ではないだろうから見せ場まであったかどうか。終わってみれば、馬券云々よりもゲートを五分に出ていれば、一体どうなっていたのか、どの程度日本馬と渡り合えたのか、見てみたかった。まあそれは香港マイルのお楽しみということで。デュランダル、ダンスインザムード、テレグノシスの上位3頭との再戦となることを期待したい。

昨年は挑戦者として臨んだデュランダル。今年はディフェンディングチャンピオンとして受けて立つ立場だったが、決して守りに入らず強気の競馬で素晴らしい強さを見せ付けたレースだった。何の文句も付けようのない完璧な強さ。今度は日本代表として、世界の強豪たちにその力を見せ付けてほしい。この馬なら互角以上の戦いになるのは間違いない。

ダンスインザムードに関しては、先週のアドマイヤグルーヴと同じく『参りました』と言う他ない。この厳しいローテーションで力をフルに発揮させるとは、さすが日本一のリーディングトレーナーと世界の一流ジョッキーである。ここまできたら、さらに厳しいローテとなるが、この馬にも香港へ挑戦してもらいたい。っていうか、もう日本で走らなくていいよw

東スポ杯2歳S・回顧

2004年11月20日 | レース回顧
1着 ⑦スムースバリトン
2着 ④ペールギュント
3着 ⑥ニシノドコマデモ
4着 ⑩エアサバス
5着 ⑪マイネルハーティー
展望][予想

予想を考えながら、『いかにも3着という感じ』なのは母父がリファール系のペールギュントよりむしろ父がリファール系のニシノドコマデモじゃないのか?と自分の予想に違和感を感じていたが、やっぱり…。しかし最後の直線、内を突こうとすると壁になり、巧く外へ持ち出したかと思えば進路を塞がれ…。あそこがもう少しスムーズなら、2着、いや頭まであった可能性があっただけに悔しいレースとなった。ただ、外へ持ち出した時にスッと瞬時に反応できなかったところに1,2着馬との差を感じた。ま、反応が鈍かったり、素軽さがない分不利を受けやすかったり、それがリファール系といえばそうなのだが…。

勝ったスムースバリトン。現役時代好きだった(たくさん万馬券を獲らせてくれた)スペシャルウィークの産駒なだけに印を打てなかったのが悲しい。これがスペシャルウィーク産駒初重賞制覇となった。長くいい脚を使うこの馬、府中の2400mに向きそうな血統だけになんとかダービーまで無事に行ってほしい。

新馬を勝ち上がったばかりの人気馬に重い印を打つなど、やや消極的な予想だった。

エリザベス女王杯・回顧

2004年11月14日 | レース回顧
1着 ⑫アドマイヤグルーヴ
2着 ④オースミハルカ
3着 ⑰エルノヴァ
4着 ⑭エリモピクシー
5着 ⑦スイープトウショウ
展望][予想

アドマイヤグルーヴはもちろん強かったわけだが、武豊Jの好騎乗も目立った。特に4角でのコース取りは絶妙。あそこでスティルインラブと一緒に外を回っていたら、届かなかったかもしれない。前半61秒という緩い流れを中段に付け、早めに動いて自力で勝ちに行ったわけだから、『差し損ねる可能性』以前に能力が違った。強行なローテだったが、パドックではむしろ一番良く見せていた。これでアドマイヤグルーヴはこのレース連覇、武豊Jに至っては4連覇…ですか。もう、『参りました』と言う他ない。

2着オースミハルカには驚いた。確かに展開が嵌ったということもあるだろうが、ここでこれだけのレースが出来るとは…。少々人気になりすぎかなと思っていたが、近走の成績通り、充実期に入ったということだろうか。控える競馬も覚え、今回のように揉まれずスムーズな競馬が出来れば安定した成績を残せるだろう。ただ、この後賞金的に出られるレースが限られてきそうなのは辛い。牡馬相手に互角にやれるかは疑問。

3着エルノヴァ。この馬は『来ても3着までだろう』とは思っていたが、今日のような展開を後方からの競馬でよく追い込んだ。エンジンの掛かりは遅いが、ひと度エンジンに火が点けば強烈な末脚を使う。なので時計のかかる競馬がベスト。高い能力は持っているが、軽い芝や上がりの競馬になるとGⅡ、GⅢでも今回と同じような結果になる可能性が。

エリモピクシーの4着も『やっぱり』という感じの結果。この馬は流れや展開に関わらず確実にいい末脚を使うが、その分詰めが甘くなる。完全に相手なりのタイプ。距離は、着を狙うなら緩い流れの中距離がいいが、一発頭狙いならやはり1400~1600mくらいがいいだろう。力の要る馬場よりは今回のような軽い馬場が向いていそうなイメージ。

最後はよく追い込んだスイープトウショウは5着。同じスローでも、もう少し馬群が固まって流れるような展開ならば良かったのだが、縦長の展開ではどうしても差し届かない。脚質が脚質なのでこういうことは当然ありがちになるわけで、続けて好走することは難しい。馬券を買う側もそのあたり好走→凡走のリズムをしっかり見極めなくてはならない。俺っちも今回、この馬に関しては『後方一気の競馬がそうそう続けて決まるとも思えない』と思っていただけに、対抗という中途半端な評価にして、思い切って消してしまえなかったことは反省_| ̄|○

最後に俺っちも本命にしたスティルインラブ。完全に昨年のような勢いは感じられなくなってしまった。絶好のポジションに付けたが、直線ではまったく伸びなかった。4角で大外を回らされる距離ロスはあったが、もうそんな問題ではない。3歳秋以降成長を見せたアドマイヤグルーヴとは裏腹に、この馬は昨年のオークスあたりが成長のピークだったのかもしれない。この後どこかで使うのかどうかは分からないが、おそらく今年一杯で引退ということになるだろう・゜・(ノД`)・゜・

京王杯2歳S・回顧

2004年11月13日 | レース回顧
1着 ②スキップジャック
2着 ⑧キングストレイル
3着 ①セイウンニムカウ
4着 ④ダイワアプセット
5着 ⑥マイネルレコルト
予想

とにかく、今の東京芝コースは内を通った馬が有利。外はまったくと言っていいほど伸びない。そんな中、内をすくったスキップジャックが勝ち、好位抜け出しを図ったキングストレイルが2着、逃げ粘ったセイウンニムカウが3着と、やはり内を通るなり、前で競馬した馬が上位へ。

内を強襲したスキップジャックだが、狭いところを怯むことなくよく差してきた。終始内々を通ってロスなく進めたのが勝因だろう。距離はまだまだ延びても大丈夫だろう。

キングストレイルはソツのない競馬で2着確保。安定した先行脚質だが切れる脚が使えないので、現状では1200~1600mくらいが良いのかもしれない。

マイペースの逃げで粘り込みを図ったセイウンニムカウ。自分のペースで行ければ渋太いが、OPクラスの短距離戦で現状の競馬では勝ち負けまでは厳しいか。中距離向き。

マイネルレコルトはスタートで後手を踏み、後方からのレースとなったが、直線では伸びない外目の馬場を通ってよく追い上げ5着。さすが。一方俺っちの本命レキシントンブルーはマイネルレコルトと同じような位置からの競馬で4角~直線と外を通り、まったく見せ場なくブービー。道中で内に入れるなり、4角で内を突くなりしてほしかったが、この枠では仕方がない。東京コースも向かなかったのかもしれないが、それにしても負けすぎ。

時計を見てもややレベルの低いレースだったという感は否めず、朝日杯でどうこうという馬は現れなかった。流れに乗れなかったマイネルレコルトが次走巻き返せるかといったところだが、この馬もGⅠではちょっと足りないという印象は変わらない。他では、2戦目で4着に入ったダイワアプセットと6着コスモラヴアゲインの次走に注目。

ファンタジーS・回顧

2004年11月07日 | レース回顧
1着 ③ラインクラフト
2着 ⑥モンローブロンド
3着 ④リヴァプール
4着 ⑧ライラプス
5着 ⑬エイシンハッピー
[ 予想 ]

やはり予想通り強かったラインクラフト。新馬戦同様、好位から抜け出し突き放すという強い競馬で、早くも阪神JFの当確ランプが灯ったと言っていいだろう。昨年のスイープトウショウとの違いは、好位で競馬が出来ること。その分、多少折り合い面に不安があるようで、1ハロン延長される本番はその辺りが課題となるか。しかし2着以下につけた着差4馬身は圧倒的な差。距離延長でもまず問題ないと見る。

2着モンローブロンドも勝ち馬とほぼ同じような位置で競馬をし、抜け出しを図ったが、最後は勝ち馬の決め手に屈した。この馬も現状では2歳牝馬のトップクラス。距離延長に関しても、アドマイヤベガ産駒の傾向が掴めていないので何とも言えないが、1600mを苦にするとは考えにくい。むしろラインクラフトに比べれば距離の融通は利くだろう。将来的にも楽しみな1頭である。

後方から末脚に懸けたリヴァプールが3着。この馬は長くいい脚が使え、距離は延びたほうが良いだろうが、常に展開には注文がつく。スローになる中距離よりは淀みない流れのマイル戦の方が良さそうで、桜花賞で2着、オークスで3着という感じか(あくまでイメージ)。阪神JFでも展開が嵌れば逆転まである。

4着ライラプスに関しては、『やっぱり…』という感じ。前走のように前々で踏ん張る競馬ならもう少し着順も上だったかもしれないが、末脚勝負では厳しい。というわけで距離はもう少し欲しい。本番で舐めてたら痛い目に合うかもしれない。というか俺っちは初めからこの馬には、『ここで惜敗→本番巻き返し』というシナリオを描いていたわけで、次走こそ頑張ってもらわないといけない。
                   ****
予想の方は◎→○→△で決着し、馬連・馬単・3連複・3連単を総獲り。まあ配当が安いので自慢出来たものじゃないが、結構自信があったので極力点数を絞って獲れたことは良かった。この調子で来週以降続くGⅠに臨みたい。