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俺っちのウマーな馬券手帳

馬券力向上を目指します。

AR共和国杯・回顧

2004年11月07日 | レース回顧
1着 ②レニングラード
2着 ⑨テンジンムサシ
3着 ⑭スーパージーン
4着 ③ダイタクバートラム
5着 ④マーブルチーフ
[ 予想 ]

上がり3F34.3秒と完全に瞬発力勝負となり、終始中盤よりやや後方で脚を溜めたレニングラードが快勝。正直、距離がやや長いかと思っていたが、スローの上がり勝負になったことがこの馬には良かったのか。今回のように後方で脚を溜めれば長くいい脚を使う。前走京都大賞典のように中途半端な競馬ではやはり力を出し切れない。GⅡとはいえこの程度の相手だから、このレースだけで高い評価は出来ないだろう。GⅠで通用するかどうかは微妙だが、トニービン産駒だから有馬記念よりJC向きだろう。万が一ステイヤーズSなんかに出てきたら喜んで消したい。

有馬記念で面白いといえば2,3着のテンジンムサシ、スーパージーンだろう。テンジンムサシは50㌔の軽ハンデもあってこれを鵜呑みには出来ないが、SS系の中でも長距離部門担当のタヤスツヨシの産駒で、ここ2走の末脚はOPクラスでも十分通用することが分かった。今年は無理でも来年の有馬記念が楽しみな1頭。

1番人気グラスポジションは残念ながら10着に敗れた。敗因はスローの瞬発力勝負に尽きるのではないだろうか。人気が先行しすぎていたし、この結果を悲観する必要はないだろう。位置取りもこの距離ならもう少し前目で競馬した方が良さそうだ。

俺っちの本命ハッピールックもまったく見せ場なく終わった。この馬も札幌・函館に良績が集中しているように、上がりの掛かる競馬がベスト。鞍上がペリエJでも瞬発力勝負では分が悪い。

カシオペアS・回顧

2004年11月06日 | レース回顧
1着 ③エリモマキシム
2着 ②ロードフラッグ
3着 ①タカラシャーディー
4着 ⑧ローマンエンパイア
5着 ⑨チャペルコンサート

予想が完全に裏目に出てしまった…_| ̄|○
『差し損ねる…』はずだったエリモマキシムが差し切って、『なんとかなる…』はずだったロードフラッグがまたも不満の内容。休み明けを嫌って消したタカラシャーディーが残って、休み明けなのに買ったモノポライザーが見せ場もなく…。予想センスのなさといったら…。

ロードフラッグにはもっと積極的な競馬を期待していた。溜めて切れる馬ではない。平坦の京都コースなら、早め先頭でも押し切れたはずだ。前走同様、見ていて不満の残る内容。

勝ったエリモマキシムはこれくらいの距離の流れが合うのだろう。ロングスパートの利く京都外回りも良さそう。今年に入り安定した成績を残しており、以前のような詰めの甘さも解消され本格化してきた印象。今なら、血統的にも有馬記念でも…と思うのだが、それは言い過ぎか。

タカラシャーディーは能力の高さは認めつつも、手を出せなかった。次走は京阪杯か鳴尾記念か。どちらにしても人気になりそうだし、今回買えなかったことで益々手を出し辛くなってしまった。

JBC回顧

2004年11月04日 | レース回顧
JBCクラシック~アドマイヤドン3連覇
1着 ⑦アドマイヤドン JRA
2着 ⑥アジュディミツオー 船橋
3着 ⑧タイムパラドックス JRA
4着 ②ユートピア JRA
5着 ⑨アンドゥオール JRA
払戻金&全着順

残念ながら(?)、やっぱり強かったアドマイヤドン。着差は僅かだったが、憎たらしいほどの強さを感じた。前走の惜敗は距離のせいか騎手のせいか…。ユートピアが逃げて、ナイキアディライト、アジュディミツオーが2,3番手とここまでは予定通り。それを見るようにアドマイヤドンが好位に付けたことと、トーシンブリザードが早めに動いていったことでかなり厳しい流れになったことが誤算だった。ナイキアディライトは3角過ぎあたりから手応えが怪しかった。直線ではアドマイヤドンとアジュディミツオーの叩き合いとなったが、アドマイヤドンが貫禄を見せてアジュディミツオーを競り落した。アジュディミツオーも差し返す素振りを見せ、よく食い下がったが相手が悪かった。稍重の馬場で2:02:4のレコードタイム。普通なら反動が気になるところだが、この馬に関しては無問題か。しかしJCダートでも性懲りもなくこの馬の2着付けの馬券を買うであろう、俺っちであった。

JBCスプリント~マイネルセレクト初GⅠ奪取
1着 ⑧マイネルセレクト JRA
2着 ⑨アグネスウイング JRA
3着 ⑫サニングデール JRA
4着 ⑤ディバインシルバー JRA
5着 ⑩タイガーロータリー 高崎
払戻金&全着順

中央勢が4着までを独占し、スピードの違いを見せつけたといった感じ。勝ったのは断然の1番人気マイネルセレクト。昨年2着の雪辱を果たすと共に悲願のGⅠ制覇を果たした。2着アグネスウイングは連勝こそストップしたものの、前走の重賞勝ちは伊達ではなかった。少しでも軽い馬場になったことも幸いした。3着サニングデールも稍重の馬場に助けられた。4角では『オッ!?』っと思わせる手応えで上がってきたものの、さすが砂の猛者相手には敵わなかった。しかし、芝のGⅠホースの意地を見た。ディバインシルバーは2番手からスムーズなレースをしたが、最後は力尽き4着に敗れた。ハナに行ったほうが力を出せるのだろうが、どちらにせよGⅠではやや力不足という感じか。ヒカリジルコニアは痛恨の出遅れ。最後はよく追い込んだが、この距離で出遅れてはどうしようもない。


予想はサッパリ…。馬券は買えなくてヨカッタヨカッタ。

天皇賞(秋)回顧

2004年11月01日 | レース回顧
1着 ⑬ゼンノロブロイ
2着 ④ダンスインザムード
3着 ⑧アドマイヤグルーヴ
4着 ⑤ツルマルボーイ
5着 ⑩ローエングリン
[ 予想 ]

牝馬に走られるとどうしようもない。俺っちは余程のことがない限り、中距離以上の牡牝混合GⅠで牝馬は買わない。なのでこんな馬券はどう足掻いても獲れない。それに、こんなレースはそう度々あるものではないので、馬券を外したからと反省する必要もない。スッキリしない結果ではあるが、それだけ特殊なレースだった訳で諦めはつく。しかし、いくつか間違った見解があったのでそこはきちんと訂正しておきたい。

まず予想の段階で『内の馬場が荒れているかも…』というような見解をしたのだが、大きな間違いだった。上位に来た馬はすべて道中からずっと馬場の内を通っていた。差してきた4着ツルマルボーイでさえ終始内々を通り、4角でも内を突いた。4角で外を回った馬は全滅だった。内も外もほとんど変わらない馬場状態だったのだ。メイン前のレースでも先行馬が穴を開けていたのだが…。これがまずひとつ。

もうひとつは、シルクフェイマスについて。『道悪は苦にならないだろう』と思っていたが、苦にならないどころか、まったく走らんじゃないか。馬場を気にして嫌気が差したのか、いつもより位置取りも悪く、まったく見せ場なしで終わった。レース後四位Jも『道悪は全然ダメ』とコメント。勝手な思い込みは危険である。以上が間違っていた見解である。

勝ったゼンノロブロイについては『こんなに強かったのか!?』というのが正直な感想。2着のダンスインザムード同様、外国人Jが乗るとこうも変わるものなのか。ただ、上位3頭は多少馬場に助けられたという事もあろう。流れも稍重でほぼ1分フラットという平均ペースに落ち着き、SS産駒にはお誂え向きの流れになり、この秋不振だったSS産駒が3着までを独占した。ちょっと可笑しかったのはアドマイヤグルーヴの武豊J。タマタマなのだろうが、道中終始ダンスインザムードをマークするかのようにダンスの後方に付けていた。まるで『この馬にだけは負けられん』といった感じで必死さが伝わってきた。米国での騎乗ミスにオークス、秋華賞での失速と最近ダンスに乗っていいトコロのなかった豊J。アドマイヤグルーヴを選んだ(?)手前、ダンスにだけは先着したかっただろうが、残念ながらそれも叶わず(笑)。あの位置で、あの手応えで交わせないのだから、騎手の腕の差かなと思わざるを得ない。もうダンスに乗ることもないかもしれない。この2,3着の牝馬についても特に評価を変えるつもりもない。『ちょっと強い牝馬』くらいでいい。今回の走りだけで過大な評価をすると、後々痛い思いをするような気がするので。間違ってもJCや有馬記念に出てきても買ってはなりませぬ!!

4着のツルマルボーイについては、今回のように差し損ねる可能性も折込済みでの頭狙いだったので納得の結果。『良馬場だったら…』なんかも言いっこなし。それは他の馬にも言える事。4角で内を突き、勝負にこだわった蛯名Jの騎乗もグッドだった。『この馬場で大外を回っては厳しいよ』なんてアホなコメントを残したヘボジョッキーとは訳が違いますよね。←ちなみにこの人です。

ま、とにかく今年の天皇賞(秋)は俺っちにとっては規格外のレースということで、あまりマジメに書くのもバカバカしいのでこのあたりにしておきます。ちなみに来週はGⅠはひと休みです。

武蔵野S回顧

2004年10月30日 | レース回顧
1着 ④ピットファイター
2着 ⑯サイレンスボーイ
3着 ⑫ベルモントパティ
4着 ①エイシンハンプトン
5着 ③メイショウムネノリ

正直予想する時点で、ピットファイターと言われてもピンと来ず。成績を見れば『まあ、強いんだろうなあ』くらいの印象。ダート路線は正直あまり熱心でない俺っち。馬券を買えない環境にある交流重賞なんてものがあるので、余計に身が入らない。

長期休養明けだったので今回は完全無視を貫き通したが、『強いじゃないか!!』ピットファイター。休み明け快勝で次走は心配だが、出れればJCダートでも注目の1頭。プルピットの産駒で芝もOKか。軽い馬場に異様に適性がありそう。距離延長も問題ないだろう。母父ダンチヒといえば、エーピーインディ産駒のGⅠ馬シンボリインディも同じで似たような血統構成。マイルCSもいけるか?

2着マーベラスボーイは手応え抜群で直線に向いたが相手が一枚上手だった。あえて言うならば、直線に向いたとき溜めずに早めに抜け出していればあるいは…というところ。しかし力を出し切っての2着で、この馬もダート重賞路線ではこれからも楽しみな1頭。ただ、現状ではGⅠを意識するほどではない。
<予想>

スワンS回顧

2004年10月30日 | レース回顧
1着 ①タマモホットプレイ
2着 ⑩マイネルソロモン
3着 ⑱メイショウボーラー
4着 ⑮ゴールデンキャスト
5着 ⑥フォルクローレ

4角で大きく外に膨れた時は絶望的だったタマモホットプレイだが、結果的には馬場の一番良いところを差してこれた。残り100mからの末脚は力強いものだった。今年初めまではクラシック候補として注目されたこともあった実力馬。やはりこのメンバーに入っても通用する能力を持っていた。ただ、この後のマイルCSでどうこうと言う馬ではない。高松宮記念なら少しは期待も持てるが、その前にとりあえずは暮れのCBC賞で期待。

2着マイネルソロモンは1番人気馬を完全マークしながらのレース。マークした相手を競り落とし抜け出すという理想的な競馬だったが、最後は勝ち馬に出し抜けを喰らった格好。この馬に印を打てなかったのは痛恨。このメンバー相手ならこの程度はやれて当然の馬。まあ、終わってからなら何とでも言えるが…。勝ち馬よりはマイルCSで期待できる馬で、本当なら『ここで4,5着→本番で買い』というのが理想だったのだが、ここでの好走で本番は少し手を出し辛くなった。

+14㌔も太くなく、まずまずの仕上がりに見えた⑱メイショウボーラーが3着。内目の馬を見ながら好位で折り合い、ソツのない競馬。大人の競馬が出来るようになったが、その分これからも勝ちきれない競馬が増えそう。やはりこの馬は自分から勝ちに行く競馬が合っていると思うのだが。GⅠでもどうせ2,3着だろうという感覚でいい。

ゴールデンキャストは外目の枠からスムーズなレース運びで、直線では一瞬突き抜けるかと思ったが、あそこで伸び切れないところがこの馬のウイークポイント。あそこで一気に差し切れるようになればGⅠでも通用するようになるだろう。揉まれ弱さや競り合いでの弱さがあるようで、外枠や少頭数のレースで狙いたい。

フォルクローレはまあこんなものか。例によって後方からのレース。終いは確実に伸びる馬だけに展開さえ向けばこのメンバーでも互角に渡り合えるだろう。ただ相手なりのタイプだろうから、牝馬限定戦でも差し損ね、3~5着なんてもとも。


馬券は痛恨のヒモ抜け。2着を除く1~6着までが印通り入線、『悔しい』の一言。何が一番悲しいかって、単勝馬券を◎①タマモホットプレイではなく、▲⑮ゴールデンキャストにしてしまった事か…。
ま、競馬なんてこんなモンよ!!・゜・(ノД`)・゜・
<予想>

菊花賞回顧

2004年10月24日 | レース回顧
1着⑱デルタブルース
2着⑤ホウキパウェーブ
3着①オペラシチー
4着⑮コスモバルク
5着⑪ストラタジェム

よほど手応えが良かったのか、3角手前で後ろを振り返った岩田J。後続の有力馬の位置取りを確認すると、坂の下りを利用してジワーッと前を捉えにかかる。そして4角手前で一気に仕掛けて行くと、直線で逃げるコスモバルクを交わし去り、早め先頭から一気に押し切った。大外枠が心配だったが、スタート直後も岩田Jが冷静に内を見ながらスムーズに乗り切った1周目の3角~4角。ここを不利なく切り抜けたことが勝因のひとつになった。強かった、巧かったデルタブルースと岩田J。キングカメハメハのいなくなった今、実質3歳王者に。次は有馬で古馬との対戦が大いに楽しみである(JCはパスしてほしい)。

後方で脚を溜め末脚に懸けたホオキパウェーブと横山典J。見事『ノリちゃんスペシャル』が炸裂したが、やっぱり2着に。直線は内からスルスルといつの間にか上がってきていた。夏を越して、長くいい末脚に確実性が備わったきた。GⅠでは一歩足りないという印象だが、中長距離重賞では今後も活躍できるだろう。距離は2000~2400mくらいがベストだろう。

オペラシチーの佐藤哲J、あの位置取りは本意だったろうか?末脚勝負では不利なはずで、あの位置取りではちょっとどうかと思った。それでも最後はしっかり伸びてきており能力の高さを改めて示した3着だった。もう少し前々の競馬だったらどんな結果になっていただろうか。

やっぱりハナに立つしかなかったコスモバルク。それでも道中はしっかり折り合って、13秒台のラップを2度刻むなど理想的な逃げを打てたと思う。目標にされる厳しいレースであって、結果4着は仕方ないところ。コスモバルクだからこそ4着に踏ん張れたと思う。やはり能力の高さは今年の3歳馬の中ではキングカメハメハに次ぐ存在だ。このあと中央に転厩するのかどうかは分からないが、また中央のGⅠでその走りを見せてもらいたい。できれば有馬記念で…。


予想はしっかりと的中、しかし馬券は…ここに書いた買い目は単勝のみの的中で、馬券下手なところを披露してしまった。ホントのところは馬単をちょこっとだけ持っていたのだが…すみません、後出しですね。まあ、単勝馬券だけで結構潤ったので良しとしときますが、やっぱりこの3連単は取っておきたかったナー…。_| ̄|○

富士S回顧

2004年10月23日 | レース回顧
1着 ①アドマイヤマックス
2着 ⑥モノポール
3着 ⑧メテオバースト
4着 ④ロードフラッグ
5着 ⑩シャイニンルビー

アドマイヤマックスが貫録勝ち。この後はマイルCSに向かうのだろうが、このレースの勝ち馬は本番では不思議と結果を出していない。さてさて、今年はどうでしょうか。それにしても豊J、前哨戦の重賞ではきっちり人気に応えてくれる。その分本番ではイマイチな最近の豊Jではありますが。パドックで絶好の気配だったモノポール。コース実績も侮るなかれ。この人気ではちと手を出し辛かった。自在性があり、堅実なタイプ。今後OPクラスでも大崩れなく活躍しそう。メテオバーストは直線で一瞬鋭い切れ味を見せたが、その後伸びきれなかった。今後中山、阪神の急坂コースで注意したい。俺っちの本命ロードフラッグはスタート直後にゴチャついたのか位置取りが悪すぎた。まずまずの好仕上がりで直線でもなかなかの伸びを見せていただけに、もう少し前で競馬が出来ていればと悔やまれる。シャイニンルビーは最後に突っ込んで5着。牡馬のこの面子相手によく走っている。

秋華賞&府中牝馬S回顧

2004年10月17日 | レース回顧
秋華賞   ◎ダンスインザムード…4着
府中牝馬S ◎スティルインラブ …3着

人気馬を買ってこういう外し方するって、非常に格好が悪い。
馬券下手の極みだ。
しかも秋華賞はエアグルーヴの話なんか持ち出して、
結局同じ失敗繰り返してるんだから、学習能力がないのかって。


【秋華賞回顧】

ダンスは完全な横綱相撲で勝ちに行ったが、直線半ばで失速。武豊Jは敗因について『わからない』とコメントしているようだが、ひと叩きされていればもう少し違った結果になったのではないだろうか。

勝ったスイープトウショウ。直線大外を怒涛の追い込みで春の雪辱を果たした。馬群に突っ込んで終わりかと思っていたが、あれだけ腹を括った乗り方をされたらお手上げ。これで京都は4戦4勝。エリザベス女王杯の外回り2200mは、この馬には絶好の舞台。派手な勝ちっぷりで次走も人気になりそうだが、ファインモーションやアドマイヤグルーヴら相手にどこまでやれるだろうか。血統的に限界を感じないわけではないのだが‥。

ヤマニンシュクルも力を出し切った2着。四位Jが『やったと思った』のも当然で、相手が強かった。この馬も次走はエリザベス女王杯か。父トウカイテイオーで、距離は1600~2000mがベストだろう。1ハロンの延長くらいならこなせないこともないだろうが、力的にもシンドイだろう。次狙うなら阪神牝馬S。個人的にはマイルCSに向かってほしいと思うが。


【府中牝馬S回顧】

スティルインラブがまさかの3着。秋華賞でダンスが負けたことよりこっちの方がショックだった。まさか牝馬限定のこのメンバーで取りこぼすとは想像できなかった。やや速めの流れで前へ行った2頭を捕らえ切れなかったのだから、やはり本調子でないのか。あるいは気持ちがもう競走馬のそれではなく『お母さん』になってしまったのか。しかし3冠牝馬がこのまま牧場へ帰ることになるようでは、いささか寂しい気もする。エリザベス女王杯では少し肩入れしてみようか。


『女心と秋の空』とはよく言いますが、人間も馬も女心というやつは難しいものです。