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俺っちのウマーな馬券手帳

馬券力向上を目指します。

オークス回顧

2006年05月21日 | レース回顧
ヤマニンファビュルが引っ掛かって行ってしまい、前半千m通過が58.1秒の超ハイペース。しかし、後続集団はそれより2秒以上遅い60秒半ば~61秒くらいかと思われるので、2番手以下の馬らにすれば淡々とした流れのスローペース。

それでいて上がりがそこそこ掛かったのは、ヤマニンの暴走の影響もあったのかもしれないし、明け方まで降った雨の影響でそういう馬場だったのかもしれない。さらに、混戦という下馬評通り、それほどレベルが高くないレースだったんじゃないかとも思われます。

勝ったカワカミプリンセスは、それほど鋭い末脚を使うタイプではなく、キングヘイロー産駒らしく追って息の長い末脚が持ち味のようで、早めに仕掛けても最後までしっかり伸びていました。馬場の影響かペースの影響か分かりませんが、切れ味勝負にならなかった事も味方したのでは。本田騎手の馬の力を信用した落ち着いた騎乗も光りましたね。無敗でのオークス制覇はミスオンワード以来49年ぶりだそうです。

2着はフサイチパンドラ。ここ2年連続でこのレースを制している樫男・福永Jに変わって進境が窺えました。桜花賞組では一番の変わり身が期待できるんじゃないかということで、最初は2着付けで買おうかとも考えていたのですが、さすがに前走が負け過ぎだろ、ということで△まで評価を下げてしまったことが悔やまれます。

3着アサヒライジングは実質単騎逃げの形で、ペースも絶好。直線早めに先頭に立たされたこと以外は理想的なレースだったと思います。目標にされやすいこういう脚質で、春のクラシック4着、3着は立派。タイプ的にも血統的にも、ダートを走らせれば物凄い強いような気もしないではありません。

後方からの競馬だった桜花賞上位2頭は、ペースを見越して早めに前へ取り付いたアドマイヤキッスが4着、後方のまま直線勝負に賭けたキストゥヘヴンが6着と、4角での位置取りがそのまま着順、差に結びついたかなという印象。両頭の鞍上とも距離的なことを敗因に上げているようですが、そう考えると、やはり力の要る馬場やスタミナを要する流れだったということなんでしょう。

その桜花賞上位2頭に挟まれ5着だったのが我が本命ニシノフジムスメ。スタートで出負けし位置取りが悪くなってしまったことが惜しまれますが、まあ5着なら悪くないんじゃないでしょうか。勝ち馬と同じキングヘイロー産駒で、この馬も渋太さが持ち味。力の要る馬場や上がりのかかる流れで、今後も浮上の余地はあると思います。

以上、久々にレース回顧をしてみました。最初にも書いたように、それほどレベルの高いレースだとは思わなかったので、この路線は秋も混戦が続きそう。ひと夏を越しての新星の登場にも期待したいと思います。

アーリントンC・回顧

2006年02月28日 | レース回顧
アーリントンC ステキシンスケクンが重賞初V
1着◎⑨ステキシンスケクン  1:34.7
2着  ⑥ロジック
3着○④アマノトレンディー
4着  ⑬アドマイヤディーノ
5着△③ゴウゴウキリシマ
ハロンタイム 12.5-11.2-11.4-11.9-12.1-12.1-11.4-12.1
上り 4F 47.7 - 3F 35.6

本命ステキシンスケクンが鮮やか逃げ切り、対抗アマノトレンディーもなんとか3着を確保してくれましたが、2着ロジックが抜け。ま、2抜けはよくあることだししょうがないと思ってたんですが、これで3連複が8千ナンボでしょ、イースターにするかロジックにするかで小1時間悩んだのに(苦笑)、こんなことならなぁ…。

ステキシンスケクンは勝ち方が派手だっただけに、『マイルCはこれで』とか『皐月賞も』とか言われそうな気がするけど、今回は2着以下がだらしなかったという印象もあるし、血統的にもダンチヒ×ミスプロですからGⅠでは疑いたくなりますね。うまくすればアグネスワールドやビコーペガサスみたいな活躍が出来るかもしれませんが、ダンチヒの産駒って突然走らなくなったりしますから、今後はそれを狙っていくのが馬券的には妙味だったりするのかも。それに、このレースの勝ち馬は去年のビッグプラネットも期待が大きい割りに年明けまでまったく走らなかったし、あまり過度の期待はしないほうが賢明じゃないでしょうか。でも、今年もマイル路線は層が薄そうだから…。

2着ロジックは武豊Jが内を巧く捌いて持ってきたという印象。開幕週の馬場ということを考えても、長くいい脚を使うタイプでないタキオン産駒ということを考えても、これしかないという競馬だったんじゃないでしょうか。これが大外を回って差して来たとかならまた評価も違ったのかもしれませんが、勝ち馬とも差が大きいわけだし、近い将来にGⅢ2着というこれ以上の結果を残せるかっていうと辛いんじゃないかと思います。

さて、1番人気のキンシャサノキセキは6着。道中同じような位置にいたロジックとは正反対に、大外をブン回して直線ビタ止まり。前走は嵌ったけれど、この馬もフジキセキならあまり長くいい脚を使える馬ではないと思うし、外枠ということで大外を回さざるを得なかったことが大きな敗因じゃないでしょうか。開幕週ということもあったし、前走ほど展開も向かなかったし、勝負処での行き脚なんかを見ていても、こんなもんじゃないとは思うんですけどねぇ。まあこの馬もGⅠでどうかとは思いますが、次はもう一回見直してみたいですね。ただ遅生まれということもあるし、斤量のアドバンテージがなくなった頃くらいからが本領発揮となるかもしれませんね。

“早熟”のダンチヒ産駒と“半年遅生まれ”の南半球産馬が勝負して、前者が勝ったんだから、まあ真っ当結果といえば真っ当な結果だった今年のアーリントンCでした。

中山記念&阪急杯・回顧

2006年02月28日 | レース回顧
中山記念 バランスオブゲーム連覇達成
1着  ⑥バランスオブゲーム  1:48.9
2着○①ダイワメジャー
3着  ⑫エアメサイア
4着×⑨カンパニー
5着×⑩ダンスインザモア
ハロンタイム 13.3-11.8-12.0-12.0-11.8-12.4-12.0-11.6-12.0
上り 4F 48.0 - 3F 35.6

ヴィータローザと中舘Jに逃げを期待したこと自体無謀ではありましたが、そういう意味では、好スタートを切りながらもジワジワ後ろへ下げて1角を回った時点でこの予想はアウトだったから、自分の馬券自体はアッサリ諦めが付きましたが、バランスオブゲームに勝たれたっていうので、ちょっとレース後は冷静さを失いかけましたね(笑)。

初めての59kgであるとか、明け7歳という年齢であるとか、GⅠ馬の出走であるとか、うまいことこの馬が人気にならない材料が揃い過ぎてたよなぁ…なんて言っても後のカーニバル。逃げ馬が不在であったとか、重馬場だったとかというのもあるけど、だからこそ俺っちはヴィータローザに逃げを期待したんですけど、完全に期待する相手を間違ったのは間違いない(苦笑)。

行った行ったの競馬になったので、上位3頭については特に何もないんですが、4着カンパニーについては、道中外々を回って厳しいなぁと思っていましたが、この結果に関してはよく走った方かと思います。良馬場ならまた違った結果になっていたかもしれませんし。ただ、この後1600mや2000mの重賞で期待出来るかというとわかんないんですよね。1800mがベストなのは間違いないでしょうが、昨年の安田記念は結構頑張っているし、この馬の決め手が存分に活かせるような流れや展開になれば距離はあまり関係ないような気はするんですが。

ダンスインザモアも1800mがベストでしょうが、この馬の場合これといって決め手のある馬でもないし、能力的にもローカル1800mがベストの条件かなと。ツルマルヨカニセみたいな感じでしょうかね。

最後にハットトリックですが、厳しい条件が揃い過ぎていたとはいえ、負け過ぎといえば負け過ぎ。しかし、この馬はこれまでも自分の得意条件以外ではまったく力を出せていないわけだし、別に悲観する事もないんじゃないかと思います。この結果でドバイ遠征が白紙になったりする可能性もあるけど、行ったら行ったであっさり勝っちゃったりするんじゃないでしょうか。


阪急杯 ブルーショットガンが差し切り
1着×⑨ブルーショットガン  1:22.5
2着  ⑬コスモシンドラー
3着○⑩オレハマッテルゼ
4着  ③スナークスズラン
5着▲①ローエングリン
ハロンタイム 12.3-10.9-11.4-11.7-11.7-11.8-12.7
上り 4F 47.9 - 3F 36.2

土曜日に2勝し、1400勝までマジック2としていた松永幹夫J。しかし、3R、6Rで有力馬に乗りながらも2着惜敗。元地方ジョッキーは空気読めんなぁ…なんて思いながら見ていましたが、まさか最後にこんなシナリオが用意されていようとは。最後の重賞騎乗で鮮やか差し切り勝ち、さらに最終レースで1400勝をきっちり決めて有終の美を飾ってしまうんだから、かっこ良すぎます。最終は馬券買ってませんでしたが、最後の直線はモーレツに応援しましたよ。昨秋の天覧競馬といい、この日のミラクルといい、元祖アイドルジョッキーに相応しい花道をJRAは用意してくれたようですね(笑)。

それにしても、今日一番空気を読んだのはやっぱりブルーショットガンですよね。厩舎も、この馬の主戦の最後の重賞レースに恥はかかせられないと渾身の仕上げだったそうですが、それにしても一世一代の大駆け(言い過ぎ?)だったんじゃないでしょうか。まあ、それもこれも松永幹夫という人間の人柄が成せる業だったのかもしれません。調教師になっても、松永幹夫には目が離せませんね。本当にお疲れ様でした。

さて、ミッキーが華やかに引退を飾った影に、このレースもうひとつ悲しいニュースが。コスモサンビームがレース中に競走を中止、急性心不全で死亡したそうです。脚元に爆弾を抱えていただけに、心配していましたが、まさかこういう形でこの世を去ることになるとは…。同じザグレブ産駒のコスモバルク共々好きな馬で応援していたし、故障してからはむしろ種牡馬になってからの方に期待していたので、このニュースはホントに残念でなりません。昨年はスワンSで見事に復活を飾りましたが、こんなことになるなら競走馬として復帰出来ない方が良かったんじゃないかと思ってしまいます。ご冥福を祈るとともに、残されたバルクにはサンビームの分まで活躍してほしいと願っています。

フェブラリーS・回顧

2006年02月22日 | レース回顧
フェブラリーS カネヒキリ1番人気に応え快勝
1着▲⑭カネヒキリ   1:34.9
2着×⑨シーキングザダイヤ
3着  ③ユートピア
4着  ⑪ブルーコンコルド
5着◎⑧ヴァーミリアン
ハロンタイム 12.2-10.7-11.0-11.4-12.1-12.9-12.3-12.3
上り 4F 49.6 - 3F 37.5

UAEダービーに向かう予定の3歳馬フラムドパシオンが、壮行レースとなったヒヤシンスSをあっさり楽勝した瞬間に『こりゃカネヒキリも負けへんな』と思ったので、馬券はカネヒキリからに変更、もちろんシーキングザダイヤの馬連やユートピア絡みの3連複なんてのはビタ一文持ってませんでしたけど…。ヒヤシンスSのフラムドパシオン同様、このレースにも数頭ドバイに選出され遠征する予定馬が参戦していましたが、その中から3頭がキッチリ上位を独占しました。結果論でいえば、選出された6頭ですか、これらだけを買っていれば簡単に獲れた馬券だったのであります(笑)。

前3Fが33.9秒、前5F57.4秒と芝並みのバカッ速い流れで、勝ち時計も不良馬場で行われた昨年とわずかコンマ2秒差と速い決着になりました。国内砂での結果や内容をそのまま計れないのがドバイやアメリカのダートですが、高速決着に対応出来たこの上位3頭はそこそこやれるかもしれませんね。特にあちらのダートは、行ってどれだけ粘れるかみたいな競馬が多いですし、個人的には今回ハイペースを追っかけて粘ったシーキングザダイヤとユートピアの方に期待が大きいです。シーキングザダイヤはGⅠで2着がお約束になりましたが、同じようなキャラだったステイゴールドみたく初GⅠ勝利が海外っていうのも十分ありな気がするし、ゴドルフィンマイルに出走予定のユートピアはマイル&左回りがベストの馬ですし、相手とゲート次第では好勝負出来るんじゃないかと。なんか、カネヒキリよりこの2頭が好走する可能性の方が高い気がするんですが、俺っちだけかな。

ただ、海外ダートはむしろ芝馬が挑戦すべきと思っている俺っちとしては、国内砂で結果を出した馬が海外ダートでも同じパフォーマンスを示せるかっていうところには基本的に疑問を抱いているわけでありますが、そういう意味でもやっぱり芝重賞実績のあるシーキングザダイヤは環境も変わって楽しみかなっていう結論になってしまいます。あとは鞍上も結構重要だと思うので、ペリエJ続行を願っています。ま、カネヒキリには先着するんじゃないかなと予想しておきます(笑)。

ありゃ、なんか今回はレース回顧じゃなく、ドバイ展望になってしまったなぁ(苦笑)。

クイーンS&京都記念・回顧

2006年02月20日 | レース回顧
クイーンC コイウタが接戦を制す
1着  ⑪コイウタ    1:35.6
2着  ⑩アサヒライジング
3着×①マチカネタマカズラ
4着  ④ワイキューブ
5着○⑫アイスドール
ハロンタイム 12.5-11.3-12.2-12.5-12.4-11.5-11.5-11.7
上り 4F 47.1 - 3F 34.7

とにかくこの土日は、今フジキセキ産駒に逆らうとロクな事がないということを思い知らされました(苦笑)。これで4週連続重賞V、翌日にはカネヒキリがフェブラリーSをこれまた楽勝してしまうんだから、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いというヤツですね。芝のGⅠではまだアレですが、千八以下のGⅢなら皆持って行っちゃうんじゃないかと思ってしまいます。今年サンデー産駒の出来次第では、獲得賞金で肉薄出来ないかなぁ、ってそりゃちょっと無理か(笑)。まあ、ブライアンズタイムやダンスインザダークはもう敵じゃないでしょう。今週もアーリントンCにキンシャサノキセキ、阪急杯にはタマモホットプレイとマルカキセキがいるし、もうちょっとフジキセキ・フィーバーは続きそう?

さて、勝ったコイウタ。ルメールJはギャグなのかジョークなのか知りませんが、仏1000ギニーを使いたいと言ったとか言ってないとか。しかしながら、桜花賞よりよっぽど脈がありそうな気がするのは気のせいでしょうか。今回は相手が相手でしたし、桜花賞でどうこう言う馬ではないのかもしれませんが、55kgで2連勝というのはある程度能力が抜けてる証拠だろうし、意外と侮れなかったりして。個人的には桜花賞よりオークスで買ってみたいんですが、並のフジキセキ産駒ならオークストライアル止まりでしょうけど。まあ何にしても、この時期にバンバン勝ってるようじゃあクラシックシーズンには息切れしてしまうんじゃないかと心配してしまいます。


京都記念 シックスセンスが初重賞制覇
1着○①シックスセンス  2:13.5 
2着◎⑥サクラセンチュリー
3着▲⑩マーブルチーフ
4着  ④シルクフェイマス
5着×③デルタブルース
ハロンタイム 12.9-10.9-12.6-12.8-12.3-12.1-12.0-11.9-11.5-11.6-12.9
上り 4F 47.9 - 3F 36.0

今年初めて印上位でビシッと決着、馬券もやっとこさ本線ゲット。配当はそれほどでも予想は結構自信があったんで、悪い気分じゃないですね、やっぱり馬券って当ててナンボなんだなぁ(笑)。

ビッグゴールドが変に絡んでいったりで、ハナ争いの2頭がお互い譲らず、ペースが落ち着き始めた矢先の5ハロン目から12秒前半のハイラップ。おまけに3角手前で最後方にいたサクラセンチュリーが早めに動いて行ったこともあって、最後1ハロンはズブズブの展開。そういう展開だったため、結果的に仕掛けが遅れたシックスセンスが漁夫の利を得るというレースになってしまいました。ただ、ちょっとでも仕掛けが早かったり、あれ以上仕掛けが遅れていたりしたら勝ててなかったような、際どく面白いレースだったと思います。

サクラセンチュリーは、結果最後に厳しいレースになってしまいましたが、ここは押し切ってほしかったなと、シックスセンスあたりに負けているようではやっぱりGⅠで勝ち負けっていうのは無理なのかな。って、シックスセンスだって海外GⅠ2着の強者ですけど。あと、この展開でデルタブルースが来れないというのも何だかなという感じですが、距離が足りなかったということか。でもこの展開ならシルクフェイマスまでは交わしておかないと。マーブルチーフは、この条件では堅実すぎるくらい堅実。宝塚が京都な今年は楽しみっていえば楽しみですが、その前にまずはファン投票の準備をしなければ(笑)。

ダイヤモンドS&きさらぎ賞・回顧

2006年02月14日 | レース回顧
ダイヤモンドS マッキーマックスが重賞初V
1着×⑦マッキーマックス   R3:30.3
2着  ④メジロトンキニーズ
3着  ⑮トウカイトリック
4着  ⑬ハイフレンドトライ
5着  ⑫ファストタテヤマ
ハロンタイム 12.8-11.7-12.4-12.5-12.2-12.6-12.0-12.7-12.7-12.1-12.5-12.7-12.4-12.4-11.7-12.3-12.6
上り 4F 49.0 - 3F 36.6

牧原由貴子J結婚でマッキーマックスですか、しかも新郎も真樹さんというらしいし、マッキー&マッキーで完全なサインじゃない。やられたなぁ(笑)。馬券はまったく自身ありませんでしたが、その通り印打った馬はほぼ壊滅状態(泣)。

藤田Jがフサイチアウステルではなくマッキーマックスに乗ってきたという時点で当然怪しいとは思ったんですが、たぶん先約だったんだろうと軽く流してしまいました。巧く内を突く藤田Jの好騎乗もありましたが、それにしても強い競馬でしたね。2着にメジロトンキニーズなんてのが来て、これはとんでもないことになったなんて思っていたら、まったくそんなことなくて、結構人気になってたんですね。俺っちなんて、牝馬っていうだけで切り捨ててしまったけど、50kgの軽量が人気の理由だったんでしょうか。というわけでダンスインザダーク産駒のワンツーということで、長距離重賞はやっぱりダンスですね。

3着トウカイトリックはまさかメジロトンキニーズより人気がないなんてねぇ。府中は向いてそうだし、最初は何かしら印を打つつもりだったんですが、手が回らなかったというか、うっかり忘れてたというか。中距離の上がり勝負とか底力勝負ではちょっと足りないみないなので、こういう特殊なところの方が面白いかなと思っていましたが、今回みたいに比較的ワンペースで走れるようなレースが合っているのかもしれませんね。

期待したハイアーゲームは6着、オペラシチーは10着、フサイチアウステルは7着でした。ハイアーゲーム、オペラシチーに関しては、予想をアップする直前にふと距離が長いんじゃないかっていうのが頭を過ぎったんですが、直線での止まり方はやっぱり距離かなと。ハイアーゲームは以前から長距離配合なんて言われてたけど気性的な部分で2400mくらいまでがベストかなと。オペラシチーはこの時期ダメみたいですね。暖かくなって馬体が絞れてからでしょうか。フサイチアウステルは、最近ペリエが乗れてねぇなという印象だけ。


きさらぎ賞 ドリームパスポートが力強く伸び優勝
1着◎①ドリームパスポート   1:47.4
2着×⑦メイショウサムソン
3着  ④マイネルスケルツィ
4着  ⑨グロリアスウィーク
5着  ②アドマイヤメイン
ハロンタイム 12.8-11.0-11.5-12.2-12.5-12.5-11.9-11.3-11.7
上り 4F 47.4 - 3F 34.9

ファイングレイン応援モードだったけど、そういうときに限って馬券が当たったりして、しかもガッチガチで(笑)。まあファイングレインはダメだったけど、今年ようやく本命馬が初勝利ということで、GⅠ前に呪縛が解かれたかなとホッと胸を撫で下ろしている次第です(苦笑)。

何気にフジキセキ産駒が3週連続重賞制覇ですか、去年カネヒキリが中央GⅠ勝ったりして、フジキセキ産駒もちょっと変わって来たイメージもありましたが、ここへ来て勢いを増してきた感じですね。今週カネヒキリが勝てば4週V。SSの最良後継種牡馬はフジキセキだったり?いや、長距離はダンス、中距離以下はフジキセキというところが今週時点の印象(笑)。

さて、レースの方は能力通り決まったという印象。特に勝ったドリームパスポートの近2走は相手が悪わるかったというだけのこと。さすがにクラシックでというイメージは湧いてこないけど、ステイゴールドやレクレドールの近親ということで、これからも楽しみな存在になりそうです。距離はやっぱりマイル前後でしょう。

メイショウサムソンも1kg重い斤量と人気を背負って強気な競馬で崩れなかったことは改めて評価できるところ。こちらはわりと重厚な血統ですが、結構皐月賞なんかで面白いんじゃないでしょうか。以前マイルで鮮やかな勝ち方をしてますし、あまり距離延びて良いタイプじゃない感じはします。

暮れのたんぱ杯で9着だったマイネルスケルツィが3着。以前から俺っちの中ではたんぱ杯組の株はかなり高いんですが、このあたりの馬がここで上位に来れてしまうんですから、益々たんぱ杯組というのは評価が上がっちゃいますよね。今年のクラシック路線は大雑把に5~6強という感じに思っていましたが、ここに来てサクラメガワンダーに共同通信杯の1,2着馬、この3強というふうに固まりつつあります。ま、無難な考えでしょうが。

ファイングレインは8着。大幅なプラス体重でも仕上がっていたように見えていましたが、やっぱり久々が堪えたのは確かでしょう。それから今回どんな競馬をするか注目してましたが、現状控える競馬というのは合わないのが分かりました。もう少し短めの距離でテンからある程度スピードを生かす競馬で次に期待したいですね。出来ればアーリントンCか3月のファルコンSあたりでもう一度重賞で通用するか見てみたいんですが。

共同通信杯&シルクロードS・回顧

2006年02月09日 | レース回顧
今週前半はちょっと忙しかったので、空いた時間で少しづつ回顧を書き綴っていたんですが、いよいよアップという段で何を思ったか、誤って保存していた記事まですべて削除してしまい、ちょっと凹んでいる俺っち。ということで今週は回顧しません(苦笑)。

共同通信杯 アドマイヤムーン競り合いを制す
1着▲①アドマイヤムーン  1:48.4
2着○⑥フサイチリシャール
3着  ③マッチレスバロー
4着◎②ショウナンタキオン
5着△⑨ブラックバースピン
ハロンタイム 13.0-11.5-11.5-12.2-12.8-12.6-11.7-11.4-11.7
上り 4F 47.4 - 3F 34.8

本命ショウナンタキオンは底が知れたというか、まさにタキオン産駒という4着で。早めに前を捕らえに行った分はあったとはいえ、完全に切れ負けでしたね。決して俺っちが本命にしたせいではないと思う(笑)。


シルクロードS タマモホットプレイが久々の勝利
1着△⑪タマモホットプレイ  1:08.9
2着×⑫マイネルアルビオン
3着▲⑭アイルラヴァゲイン
4着  ③コパノフウジン
5着  ⑯タイキジリオン
ハロンタイム 12.2-11.1-11.1-11.0-11.5-12.0
上り 4F 45.6 - 3F 34.5

予想通り外差しの決着にはなったけど、またしても本命馬がコケて、これで今年の本命馬の成績は【0-0-2-12】といよいよヤバイ事になってきました。他の馬券にも影響してきましたよ、バカヤロー(泣)。

小倉大賞典・回顧

2006年02月08日 | レース回顧
小倉大賞典、メジロマイヤーまんまと逃げ切り
1着△④メジロマイヤー   1:47.2
2着○⑫エイシンドーバー
3着×②メイショウカイドウ
4着×⑬アサカディフィート
5着  ⑩トップガンジョー
ハロンタイム 12.4-11.4-12.2-12.3-12.0-11.7-11.8-11.5-11.9
上り 4F 46.9 - 3F 35.2

メジロマイヤーは長期休養明けから叩き3走目、前走は直線でパタッと止まってしまったけど本来の走りに近づいている感じはしてたので、そろそろ変わってくるかなと警戒していて、楽に行けさえすればこういうこともあるかと思っていたんですが、混戦でしたし印上位4頭くらいはボックスで買っておくべきでした。脚質が脚質だけに成績にムラが出るのは当然で、そういう意味ではこういう馬は前走の着順は度外視できるし、昔の話とはいえ3歳時には3連勝できさらぎ賞を制するなど実績的にも見劣らなかったし、人気を考えるとここが絶好の狙い目だったんですよね。それでも△以上の印を回すっていうのはなかなか…。

エイシンドーバーはソツのない競馬で2着。斤量を考えてもここは勝てたレースだとは思うんですが、位置取り的に自分から動いていけなかった部分もあったみたいで、逃げた馬を舐めてたところもあったのかもしれません。3着メイショウカイドウは上位2頭とは5kg差の斤量を考えるとこの結果はさすがでした。展開が向かなかったことや休み明けだったことを考えると、やっぱり小倉ではまだまだ走りそうですね。道中で一旦手応えが悪くなるところはいつも通りで、そういうズブい面がローカル向きなんでしょう。

本命のツルマルヨカニセは見せ場なく7着。冬場があまりよくないのでしょうか、昨夏を考えるともっと走れると思っていたんですが。まあ、ここは俺っちが本命にしたことが災いしたんじゃないかと、個人的には思っているんですが(苦笑)。

根岸S&京都牝馬S・回顧

2006年01月31日 | レース回顧
根岸S リミットレスビッドが重賞連勝
1着▲⑦リミットレスビッド  1:23.7
2着×⑫タイキエニグマ
3着  ③トウショウギア
4着○⑥サンライズバッカス
5着  ⑮シルヴァーゼット
ハロンタイム 12.2-10.8-11.6-12.1-12.3-12.2-12.5
上り 4F 49.1 - 3F 37.0

リンガスローレルを本命にした時点で半ば投げやりな予想だったんですが、まったく色気を持っていなかったといえばそういうわけではなく、ただオッズ見たらあんまり人気がなさ過ぎで、さすがにこれはないなと(笑)。傾向からいけば、間違いなくリミットレスビッドを本命にすべきだったんでしょうが、6番人気という世間の評価を見てもわかるように、前走を信用し切れなかったというところ。でも、ここでこういう馬を買えるか買えないかというところに勝ち組と負け組の差が生まれるのかなと思ったり。

芝で頭打ちになった馬がダートで変わり身を見せて重賞を連勝。思い返せば昨年とまったく同じパターン。脚質は違えど、ガーネットSより強いと思わせたところなんかも昨年のメイショウボーラーと同じような印象で、このリミットレスビッドもフェブラリーSに出てくれば……どうなんでしょう(笑)。去年が取捨に失敗したんで、コーシローJあたりでは買えないけど、鞍上次第ならとしておきます。

善臣Jは2日続けて重賞2着。なんか、休んでいる横山典Jの代わりに頑張ってるって感じでしょうか(笑)。負け方としては、2着のタイキエニグマよりも4着サンライズバッカスの方が本番に向けて、いかにもいい負け方というか、やっぱり打倒カネヒキリの1番手はこの馬かと思うんですが、ここに来て父ヘネシーってやっぱり気になりますね。シーキングザダイヤなんかもそうですが、人気ではちょっと頼りないストームキャット系なんで、この負けでリミットレスビッドらと人気が入れ替わって評価が下がるようならという感じでしょうか。タイキエニグマも距離延びる本番で面白そうですが、出走自体どうなんでしょう。

あとはメイショウボーラー。ここは59kgということもあったでしょうが、思い切って行き切ってしまうともっと渋太いような気がするし、けど、去年は勢いで走り切った印象もあるし、タイキシャトル産駒って一旦落ち目になるとしばらく引きずりそうなイメージもあるし。なんかフェブラリーSはまた予想するのが難しくなりそうだなぁ…当たりハズレは別として(苦笑)。


京都牝馬S マイネサマンサ逃げ切って重賞初V
1着▲⑫マイネサマンサ   1:33.5
2着○④チアフルスマイル
同着 ⑬メイショウオスカル
4着◎⑩ヤマニンシュクル
5着×⑥ディアデラノビア
ハロンタイム 12.6-11.0-11.8-12.1-11.7-11.1-11.3-11.9
上り 4F 46.0 - 3F 34.3

正直、ここの予想はかなり自信があったんで、馬券に関しては正味印上位3頭しか買わなかったんですが、そういう意味では痛恨の1-2-4着、でも予想でも触れたように、そういう時に限って簡単にはいかないのが俺っちの常でありまして、きっと何かにやられるという恐怖心は持っておりました(笑)。ま、届かなかったと思ったチアフルスマイルが何とか同着でも2着に来てくれたので、半分ほどになったけど馬券は辛うじて獲ることが出来て元は取ること出来ました。

去年のレースを見ていると、直線で外を通った馬が上位に入った中、内目で伸び切れなかったのがメイショウオスカル。今年は外枠に入ったので、昨年より着順を上げて来そうな予感はあったんですが、前年凡走馬はあまり馬券に絡んでいないというのを展望で書いた手前、その傾向を突き通して失敗してしまいました。まあ、本命馬が4着なら、そう大勢に影響はなかったと思いますが。

勝ったマイネサマンサは、“GⅢならそろそろ順番”と書いたとおり、ようやく初重賞制覇。どうしても引っ掛かって行ってしまう馬なので、外枠だとああいう競馬以外難しいんでしょうが、今回はまたスタートも絶妙で。しかし鞍上は迷うことなくハナに行って、そのまま押し切り勝ち。一流のジョッキーっていうのは、武豊Jなんかもそうでしょうが、腕がいい(のもあるけど)というよりも、やっぱりここぞというときの判断力に優れているなぁと。

チアフルスマイルは前走の轍は踏むまいと、直線は大外を通って差して来ました。今一番伸びる所だったと思うし、これもジョッキーの好判断だったと思います。レースで不利を受けることの多い馬ですが、このレベルのGⅢならこれぐらいは走れていい馬ですよね。1800mもこなせる馬ですが、1400~1600mが一番あっていると思います。

さて本命のヤマニンシュクルは直線伸び切れず4着。理想を言えば、チアフルスマイルと同じような競馬で、同じような所を通って差して来てくれる事を期待していたんですが、それを考えるとちょっと中途半端な競馬になったかなと思います。もともと京都より阪神がいいタイプだと思いますが、上がりもこの馬にはちょっと速過ぎましたね。ま、負けたとはいえ、ほとんど差のない4着ですし、ジョッキーも勝ちに行く競馬をしたんだと思うので不満はありません。東京のマイル戦ではどうかと思うし、距離は短くなるけど前哨戦の阪神牝馬Sで狙ってみたいので、ぜひ出走の方向でお願いしたいですね(笑)。

1番人気ディアデラノビアは5着。好きな馬だけど気難しい馬なんで、1番人気では狙い辛いですね。でもこの馬こそ東京コースがベストっぽいんで、本番までに立て直してGⅠで頑張ってほしいです。なので本番までは凡走続けてください(笑)。

さて、辛うじて馬券は当てたけど、今年に入って本命馬が一度も連絡みしていない事に気が付きました、いやぁ酷いですねぇ。プライベートの馬券はけっこう好調で、この日も7戦4勝大幅プラスなんで、ま、焦らずやればそのうちいい事もあるでしょう。

東京新聞杯・回顧

2006年01月30日 | レース回顧
東京新聞杯 フジサイレンスが大外強襲で初重賞
1着  ⑩フジサイレンス   1:33.7
2着▲⑯オレハマッテルゼ
3着◎③インセンティブガイ
4着×①アルビレオ
5着  ④ペニーホイッスル
ハロンタイム 12.7-11.4-11.6-11.7-11.7-11.2-11.4-12.0
上り 4F 46.3 - 3F 34.6

オッズを見て、どうやら大体人気通りに印を打っているらしいことを確認した瞬間に、これは獲れないなと確信していましたが、まさかフジサイレンスが差して来るとは。しかも今回江田照Jだったんですね、まったく眼中にありませんでした。時計が掛かってナンボの馬なんでしょうけど、この程度の時計なら走破圏ですよね。全体的には前に有利な流れだったんでしょうけれど、メイショウオウテが我慢できなかったのか、3角あたりから前に絡んで行ったことが最後の最後で前の馬に響いたかな、それで嵌ったのかなという印象です。

オレハマッテルゼは得意の東京で勝ちパターンでしたが、残念でした。また善臣Jは叩かれるんでしょうか(笑)。でも、抜け出すとソラを使うらしいので、ああいう形で差されてしまうのは仕方ないみたいです。そう考えると、東京は得意だけど、なかなかこのクラスで勝ち切るまでは難しいのかもしれないですね。

インセンティブガイは1番人気が重荷になったような気が。自分も本命にしておいて何ですが、ちょっと過剰人気だった気がしますね。スタートで一瞬流れに乗り遅れそうになったのと、直線で前が壁になりかけたこと以外はスムーズな競馬でしたし、力は発揮した模様。やっぱり東京はもうひとつなのかな。

アルビレオはこれまでGⅢで2着5着4着5着3着。今回も、まあ掲示板には乗ってくるだろうと思っていたので、これはこれで予想通り。あんまり人気になりにくいタイプでもあるので、GⅢじゃ常に△くらいでいいんじゃないかと思います。

距離短縮が向くと思っていたキングストレイルは前走から横ばいの6着。ほぼ同じ位置取りだった牝馬のペニーホイッスルにも先着出来ないんだから、なんだかなぁ。もう今度は1200mで期待するしかなくなったか(笑)。対抗にしたグランリーオもちょっと太過ぎ(+22kg、ちょっとどころじゃ…)でしたね。距離もマイルは不向きなのかも。