ヤマニンファビュルが引っ掛かって行ってしまい、前半千m通過が58.1秒の超ハイペース。しかし、後続集団はそれより2秒以上遅い60秒半ば~61秒くらいかと思われるので、2番手以下の馬らにすれば淡々とした流れのスローペース。
それでいて上がりがそこそこ掛かったのは、ヤマニンの暴走の影響もあったのかもしれないし、明け方まで降った雨の影響でそういう馬場だったのかもしれない。さらに、混戦という下馬評通り、それほどレベルが高くないレースだったんじゃないかとも思われます。
勝ったカワカミプリンセスは、それほど鋭い末脚を使うタイプではなく、キングヘイロー産駒らしく追って息の長い末脚が持ち味のようで、早めに仕掛けても最後までしっかり伸びていました。馬場の影響かペースの影響か分かりませんが、切れ味勝負にならなかった事も味方したのでは。本田騎手の馬の力を信用した落ち着いた騎乗も光りましたね。無敗でのオークス制覇はミスオンワード以来49年ぶりだそうです。
2着はフサイチパンドラ。ここ2年連続でこのレースを制している樫男・福永Jに変わって進境が窺えました。桜花賞組では一番の変わり身が期待できるんじゃないかということで、最初は2着付けで買おうかとも考えていたのですが、さすがに前走が負け過ぎだろ、ということで△まで評価を下げてしまったことが悔やまれます。
3着アサヒライジングは実質単騎逃げの形で、ペースも絶好。直線早めに先頭に立たされたこと以外は理想的なレースだったと思います。目標にされやすいこういう脚質で、春のクラシック4着、3着は立派。タイプ的にも血統的にも、ダートを走らせれば物凄い強いような気もしないではありません。
後方からの競馬だった桜花賞上位2頭は、ペースを見越して早めに前へ取り付いたアドマイヤキッスが4着、後方のまま直線勝負に賭けたキストゥヘヴンが6着と、4角での位置取りがそのまま着順、差に結びついたかなという印象。両頭の鞍上とも距離的なことを敗因に上げているようですが、そう考えると、やはり力の要る馬場やスタミナを要する流れだったということなんでしょう。
その桜花賞上位2頭に挟まれ5着だったのが我が本命ニシノフジムスメ。スタートで出負けし位置取りが悪くなってしまったことが惜しまれますが、まあ5着なら悪くないんじゃないでしょうか。勝ち馬と同じキングヘイロー産駒で、この馬も渋太さが持ち味。力の要る馬場や上がりのかかる流れで、今後も浮上の余地はあると思います。
以上、久々にレース回顧をしてみました。最初にも書いたように、それほどレベルの高いレースだとは思わなかったので、この路線は秋も混戦が続きそう。ひと夏を越しての新星の登場にも期待したいと思います。
それでいて上がりがそこそこ掛かったのは、ヤマニンの暴走の影響もあったのかもしれないし、明け方まで降った雨の影響でそういう馬場だったのかもしれない。さらに、混戦という下馬評通り、それほどレベルが高くないレースだったんじゃないかとも思われます。
勝ったカワカミプリンセスは、それほど鋭い末脚を使うタイプではなく、キングヘイロー産駒らしく追って息の長い末脚が持ち味のようで、早めに仕掛けても最後までしっかり伸びていました。馬場の影響かペースの影響か分かりませんが、切れ味勝負にならなかった事も味方したのでは。本田騎手の馬の力を信用した落ち着いた騎乗も光りましたね。無敗でのオークス制覇はミスオンワード以来49年ぶりだそうです。
2着はフサイチパンドラ。ここ2年連続でこのレースを制している樫男・福永Jに変わって進境が窺えました。桜花賞組では一番の変わり身が期待できるんじゃないかということで、最初は2着付けで買おうかとも考えていたのですが、さすがに前走が負け過ぎだろ、ということで△まで評価を下げてしまったことが悔やまれます。
3着アサヒライジングは実質単騎逃げの形で、ペースも絶好。直線早めに先頭に立たされたこと以外は理想的なレースだったと思います。目標にされやすいこういう脚質で、春のクラシック4着、3着は立派。タイプ的にも血統的にも、ダートを走らせれば物凄い強いような気もしないではありません。
後方からの競馬だった桜花賞上位2頭は、ペースを見越して早めに前へ取り付いたアドマイヤキッスが4着、後方のまま直線勝負に賭けたキストゥヘヴンが6着と、4角での位置取りがそのまま着順、差に結びついたかなという印象。両頭の鞍上とも距離的なことを敗因に上げているようですが、そう考えると、やはり力の要る馬場やスタミナを要する流れだったということなんでしょう。
その桜花賞上位2頭に挟まれ5着だったのが我が本命ニシノフジムスメ。スタートで出負けし位置取りが悪くなってしまったことが惜しまれますが、まあ5着なら悪くないんじゃないでしょうか。勝ち馬と同じキングヘイロー産駒で、この馬も渋太さが持ち味。力の要る馬場や上がりのかかる流れで、今後も浮上の余地はあると思います。
以上、久々にレース回顧をしてみました。最初にも書いたように、それほどレベルの高いレースだとは思わなかったので、この路線は秋も混戦が続きそう。ひと夏を越しての新星の登場にも期待したいと思います。