国鉄形電車の代表?103系電車物語 第一〇話 103系改造、105系
103系のお話し第一〇話、今回は103系1000番台から改造された、105系を取り上げます。
元々ローカル線用に開発された105系。和歌山線・奈良線電化用にも新車での導入が検討されたものの、当時の国鉄財政では新車の導入が許されるはずもなく、203系で余剰となる103系1000番台を活用して、105系に改造する工事が行われることとなりました。
MM'ユニットを解体して、Mc車、T'c車に改造する工事でということで、かなり大がかりな改造工事となりました。
特にM車からの改造工事ではユニット運転台を別途新製して接続する工法が取られましたが、Tc車を改造したものは、そのまま既存の運転台を活用したため、前後で顔が違う編成が出現しました。
改造後も数年で消えるかと思いましたが、103系時代よりも遙かに長い期間105系として活躍することとなりました。
今回は、鉄道ファン1984年8月号を参考に作成させていただきました。
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国鉄があった時代 JNR-era
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