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今年はフランスが熱い!

2018年07月24日 15時27分48秒 | 日記
毎晩目をこすってワールドカップサッカーをご覧になった方も多いでしょう。
番狂わせのゲームが多い中、唯一本命の一つフランスが優勝しましたね。



折しも今年2018年は日仏友好160周年。
1858年にフランスと日本で最初の条約が締結(日仏修好通商条約)され、それを記念しフランスでは日本文化を紹介する様々なイベントが予定されているようです。

フランス唯一の時計マニファクチュール「ペキニエ」も日仏交流160周年を祝い、40本の限定でフレンチ・トリコロール・カレンダーを発表しました。



自社開発のムーブメント「カリブルロワイヤル」はプロの間では申し分のない評価。
数あるスイス時計ブランドが200年もの間解決できないでいた問題に終止符を打ってしまったのですから。
課題の一つが、100にも及ぶムーブメントのパーツが噛み合うことによる摩擦や摩耗です。
その悩みを解消したのがペキニエが開発したムーブメント「カリブル・ロワイヤル」です。



摩擦・摩耗を極限まで抑えた機能を開発することにより、機械式時計では避けることのできない2~3年に1度のオーバーホールを6年~10年に一度に減らすことが可能になり、高価なオーバーホール代金が節約できます。

「カリブル・ロワイヤル」ムーブメントの特徴については過去に何度かお話していますが、他にもいくつもの国際特許を取得しています。
例えば、ペキニエのロワイヤルコレクションのすべてが1つのゼンマイで88時間のロングパワーリザーブを実現しています。
近頃ではロングパワーリザーブの時計は珍しくはないのですが、ほかのどのブランドも例外なく2つのゼンマイで長時間のパワーリザーブを確保しているのです。
ただ、実はゼンマイを2つ使うことによりパワーを伝達する連結部分でトラブルが発生しやすく、修理コストもかさんででしまうのです。

また、カレンダー操作でよく故障の原因となる変更時間帯がありません。
これもすごいことですが、いつの時間にもカレンダー変更ができるのは安心ですね。

さて、話が長くなりましたが、本題のフレンチ・トリコロール・カレンダーの一番の特徴は、横並びに配列された3枚のトリコロールカラーのビッグデイトカレンダーでしょう。
言われてみないと気が付かないかもしれませんが、日付が1の位と10の位に別れ視認性を良くし、しかも曜日を同列で確認できる構造はペキニエだけの国際特許です。



日仏友好160周年の記念として、曜日はフランス語表記、ストラップも3色のフレンチカラーに拘っています。
ちょっと派手かな、とお思いの方にはネイビーファブリックまたはブルーアリゲーターも標準装備されていますので、場面により交換し使い分けてはいかがでしょうか?






【スペック】
ムーブメント:カリブルロワイヤル 自動巻 21,600振動 
       センターシャフト・ドライブ
機能:スモールセコンド フラット3ディスク・ジャンピングデイデイト
パワーリザーブ:シングルバレルで88時間(72時間まではトルクが低下しません)
ケース径:42mm
ケース素材:316Lステンレススティール
防水:5気圧
世界限定:40本(日本への入荷予定は20本)
価格:990,000円+税 


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