お盆休みはくつろいでますか?
家族サービスもよし、たまにはお墓の掃除もいいですね。
東京はめっきり人も車も少なくなり、こんな日は人波を気にせずぶらっと散歩に出かけられてはいかがでしょうか。
今日は今年のバーゼルフェア新作で、世界でわずか88本のみの限定品をご紹介します。
以前にも何度かご紹介していますブランド「テラ・チェロ・マーレ」の中でも一番心を動かされるモデルの一つが『タッツォーリ』。
『タッツォーリ』の名はまさにイタリアの響きですね。
「テラ・チェロ・マーレ」のブランド名は、日本語では陸 空 海 です。
それにまつわるそれぞれのモデルには一つ一つに物語があります。
『タッツォーリ』とは第二次世界大戦時に活躍した伝説のイタリア海軍の潜水艦のことです。
この潜水艦が撃沈した船の数はなんと20艘にもおよび、当時は〝大西洋の海賊”と恐れられていたそうです。
かと思えば、敵を攻撃するだけではなく、難破船の救助という人道的な仕事も行っていたとか。
伝説の潜水艦「タッツォーリ』へのオマージュとして作られたのがこのモデル。
酸化防止処理をしたブロンズケースにリューズガード、ケースバックはチタン素材を使っています。
作りも凝っているのですが、ケース裏から見えるローターは、潜水艦を操縦する時に傾きを調整する傾斜計をモチーフにデザインされ、何ともユニークです。
最近のイタリアンウォッチに見られるパステル系の色使いとは全く異なり、シックで通好みのセンスのいい作品に仕上がっています。
2か月ほど前のことですが、何の前触れもなくテラ・チェロ・マーレCEOのルカ・フォンタナさんが弊店に現れ、本人よりブランドに対する熱い思いを聞きました。
昨年亡くなった彼の祖父は1920年代より大きなケース工場を営んでいたそうです。
まだ20代半ばの彼がその会社を引き継ぎ、テラ・チェロ・マーレの最高責任者(CEO)としてブランドの方向を決定しているのです。
さすがに会社の母体が時計ケースメーカーだけのことはあります。
素材の選び方や一つ一つのディティールに特別のこだわりを感じるのは私だけでしょうか?
確かに限定品ということもあり世界でわずか88本しか販売しないのですから、ブランドの顔として妥協はできなかったのでしょう。
彼との話の中でもう一つ驚いたことがありました。
最近のテラ・チェロ・マーレは以前のモデルと比べ格段に進化していると思っていたのですが、彼の話からなるほど納得です。
実は、このデザインを手掛けたのはジエラルド・ジェンタさんの最後の弟子であるルカ・マルコンという新鋭のデザイナーでした。
テラ ・チェロ・マーレの一員として今後コレクション全般のデザインにかかわっていくそうです。
かつてジェンタさんがお元気の時代何度も弊店に足を運んでくださり、「ジェラルド・ジェンタ」ブランドがブルガリに買収された後立ち上げた彼の第2のブランド「ジェラルド・チャールズ」も日本では弊店から立ち上がった経緯がありました。
弊店にはいまだにジェンタさんの写真が額縁に入り飾ってありますので、それを見つけたルカさんからデザインが格段に進化した秘密を聞くことができたのでした。
ムーブメント: 1970年代製のETA自動巻ムーブメントをリファイン
ケース: ブロンズ / チタニウム
ケース径: 44mm
リューズ: リューズとそれを保護するキャップはチタニウムで、魚雷発射管のモチーフ
風防: サファイアクリスタル
ストラップ: カーフレザーに、付属としてブルーのロリカ製(極細繊維ストラップ)
防水性: 10気圧
世界限定 88本
価格:490,000円+税
家族サービスもよし、たまにはお墓の掃除もいいですね。
東京はめっきり人も車も少なくなり、こんな日は人波を気にせずぶらっと散歩に出かけられてはいかがでしょうか。
今日は今年のバーゼルフェア新作で、世界でわずか88本のみの限定品をご紹介します。
以前にも何度かご紹介していますブランド「テラ・チェロ・マーレ」の中でも一番心を動かされるモデルの一つが『タッツォーリ』。
『タッツォーリ』の名はまさにイタリアの響きですね。
「テラ・チェロ・マーレ」のブランド名は、日本語では陸 空 海 です。
それにまつわるそれぞれのモデルには一つ一つに物語があります。
『タッツォーリ』とは第二次世界大戦時に活躍した伝説のイタリア海軍の潜水艦のことです。
この潜水艦が撃沈した船の数はなんと20艘にもおよび、当時は〝大西洋の海賊”と恐れられていたそうです。
かと思えば、敵を攻撃するだけではなく、難破船の救助という人道的な仕事も行っていたとか。
伝説の潜水艦「タッツォーリ』へのオマージュとして作られたのがこのモデル。
酸化防止処理をしたブロンズケースにリューズガード、ケースバックはチタン素材を使っています。
作りも凝っているのですが、ケース裏から見えるローターは、潜水艦を操縦する時に傾きを調整する傾斜計をモチーフにデザインされ、何ともユニークです。
最近のイタリアンウォッチに見られるパステル系の色使いとは全く異なり、シックで通好みのセンスのいい作品に仕上がっています。
2か月ほど前のことですが、何の前触れもなくテラ・チェロ・マーレCEOのルカ・フォンタナさんが弊店に現れ、本人よりブランドに対する熱い思いを聞きました。
昨年亡くなった彼の祖父は1920年代より大きなケース工場を営んでいたそうです。
まだ20代半ばの彼がその会社を引き継ぎ、テラ・チェロ・マーレの最高責任者(CEO)としてブランドの方向を決定しているのです。
さすがに会社の母体が時計ケースメーカーだけのことはあります。
素材の選び方や一つ一つのディティールに特別のこだわりを感じるのは私だけでしょうか?
確かに限定品ということもあり世界でわずか88本しか販売しないのですから、ブランドの顔として妥協はできなかったのでしょう。
彼との話の中でもう一つ驚いたことがありました。
最近のテラ・チェロ・マーレは以前のモデルと比べ格段に進化していると思っていたのですが、彼の話からなるほど納得です。
実は、このデザインを手掛けたのはジエラルド・ジェンタさんの最後の弟子であるルカ・マルコンという新鋭のデザイナーでした。
テラ ・チェロ・マーレの一員として今後コレクション全般のデザインにかかわっていくそうです。
かつてジェンタさんがお元気の時代何度も弊店に足を運んでくださり、「ジェラルド・ジェンタ」ブランドがブルガリに買収された後立ち上げた彼の第2のブランド「ジェラルド・チャールズ」も日本では弊店から立ち上がった経緯がありました。
弊店にはいまだにジェンタさんの写真が額縁に入り飾ってありますので、それを見つけたルカさんからデザインが格段に進化した秘密を聞くことができたのでした。
ムーブメント: 1970年代製のETA自動巻ムーブメントをリファイン
ケース: ブロンズ / チタニウム
ケース径: 44mm
リューズ: リューズとそれを保護するキャップはチタニウムで、魚雷発射管のモチーフ
風防: サファイアクリスタル
ストラップ: カーフレザーに、付属としてブルーのロリカ製(極細繊維ストラップ)
防水性: 10気圧
世界限定 88本
価格:490,000円+税