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Biz/Browserを愛でる会

我々が感動したことをみなさまに味わって頂きたい、それがBiz/Browserを愛でる会の原点です。(入会員募集!)

WILLCOMのAdvanced/W-ZERO3[es]は想像以上にスゴい!

2007-12-05 23:22:30 | Bizおよびその他(佐藤)
以前から、仕事でW-ZERO3のWS003SH,WS004SHは使っていたのですが、正直、巷で言われているほどいい端末だとは思っていませんでした。
しかし、数日前に機種変更をし、Advanced/W-ZERO3[es]を使い始めてからは、認識ががらりと変わりました。
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/011sh/
アドエスといわれるこの端末は、単なるPDAではない、まったく新しい可能性をもつデバイスです。
開発者の観点からすると、WS003SHやWS004SHではメモリの制約もあり、他のPDAやハンディと同じようなアプリケーションしか作れませんでした。
しかしアドエスはまったく違います。潤沢なメモリ、実行速度の向上、インストール済アプリの多さ、WindowsMobile6が搭載された業務アプリケーションインフラとして、今後かなり使われるようになるでしょう。
アドエスを数日使ってみて、久々にBiz/BrowserV3がV4になったのを見たときと同じようなわくわくした感覚を覚えました。
WS003SHは、携帯電話+PDAという感じでしたが、アドエスは
携帯電話+PDA+ノートパソコン、PC同様のアプリが組めてしかもモバイルで使えるという新しい可能性をもたらします。

DTPでは現在、バーコードスキャナを接続させたハンディ等にかわる業務端末としてW-ZERO3用アプリケーションを構築しています。
ARK900や他のハンディでやっていたこととは違う形で構築していますので、完成した暁にはかなりのインパクトを与えることができるでしょう。

アドエスに関して言えば、DTP以外にもいろんな会社が業務に使おうとしています。例えばアスリックスさんも、営業支援システムで以前からW-ZERO3で動かしていました。アドエスになると、さらに複雑なプログラムも組めますから、いろんな会社がアドエスに新しいアプリケーションをのっけていくようになるでしょう。
DTPのアプリも来年3月に完成予定ですので、来春にはかなりの数のアドエス用アプリケーションが出てくるのではないでしょうか?
楽しみです。

(補足)
12/11 13:30-17:00、京セラ丸善様、ウィルコム様、DTP社が協力してアパレル、専門店向けのモバイルセミナーを行う予定になっています。
http://www.cd.maruzen.co.jp/kmsi/modules/bulletin/article.php?storyid=20



IEのActiveX操作の仕様変更

2007-11-10 16:24:14 | Bizおよびその他(佐藤)
現在、 IE 5/IE 6/IE 7では、ActiveXコントロールを有効化する際、必ず確認する手間がかかりますが、そのクリックする手間がない以前の仕様に戻すということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071110-00000003-inet-sci

2006年4月、ActiveXコントロールを有効化するためにクリックが必要になるという仕様改悪がなされたわけですが、今回また元に戻ります
Biz/BrowserやPrintStreamの動作検証は必須だと思われますので、Biz/Browser関連製品のサポート関係者様よろしくお願いします。
修正パッチのリリースは今後数ヶ月以内ということだそうです。

(以前、PrintStreamの無償ビューアーを作ったらどうかと欠きましたが、ActiveXが普通に使えるのなら問題なくなるでしょう!)


Biz/Browser 10周年、おめでとうございます

2007-10-31 18:22:17 | Bizおよびその他(佐藤)

タイミングよく日経新聞のスポット依頼があったようで、日経夕刊にBiz/Browserの全面広告が出ました。
Biz/Browser 10周年、おめでとうございます。
Biz/Browserの品質も安定し認知度も上がってきたところで、今後はより広範なマーケティングをやっていく段階に入ってきたと思います。

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最近、PrintStreamのPDF機能を使っているのですが、これは意外と便利です。
PDF編集をかけてみると、ちゃんと文字や直線として出力されているので全て編集可能になっています。

そこで、通常のPSS形式とPDF形式のメリットを考えてみました。
<PDF形式のメリット>
フリーのAcrobat Readerで読める一般的な形式

<PSS形式のメリット>
データ量がPDFに比べて小さい(約0.5から0.8倍)
複数セッションでのダウンロードに対応しているので大量ページでも問題ない
(PDFの場合ページ数が多いと複数ファイルに分割せざるを得ないが、PSSはそもそも分割されているので問題ない)

PSS形式はメリットが多いのですが、PDFほどメジャーなフォーマットではないということが唯一のデメリットです。

では、どうやったらPSS形式をメジャーにできるか?
PrintStreamの無償ビューアーを作ったらどうだろうか?

ある会社内でBiz/BrowserとPrintStreamを使って社内システムを構築していたとします。
見積書や請求書など、いままで会社対会社で紙でやりとりしていた書類がたくさんあります。しかし取引先にはBiz/BrowserやPrintStreamはありません。
そこで、無償のPrintStreamViewerを提供することによって、完全ペーパーレスのシステムをつくることができるようになります。
当然PDF形式でもできるわけですが、あえてPSS形式を使うのは、裏で動いているのはBiz/BrowserとPrintStreamであると暗黙的にアピールしていくのです。
つまり、無償のPrintStreamビューアーをつくることによって、PrintStreamを使っている会社を通して宣伝効果が得られるわけです。

通常の広告・宣伝活動も重要ですが、周辺ツールを強化していくことで、より広範にBiz/Browser、PrintStreamを使ってもらえるようになるやりかたもあるかと思います。

実は、この無償Viewerの話を進めたくて、今回アクシスソフト様にPrintStreamActiveXを無償化してもらったわけです。
(.NET版でよければ、アクシスソフト様からPrintStreamActiveXのソースと仕様らしきものをもらえれば私がつくってしまいますが...)


Bizの宝箱9/14アナウンス

2007-09-18 18:59:00 | Bizおよびその他(佐藤)
Bizの宝箱に「Window Vista の Internet Explorer内での利用について」という内容でアナウンスがありました。
Vista+IEでの動作に一部不具合があるようです。
もともとIE6の頃からActiveX経由の動作には制限が多かったのですが、これはBiz/Browserに限ったことではありません。
ActiveXコントロールという技術自体がもともと制限つきのものであったわけです。
VistaのUACと、IE7の保護機能のおかげで、さらにActiveXの実行は厳しいものになりました。

CV.netではIEの中で動かすとウィンドウの制限、キーの制限がかかってしまうため、以前からBiz/Browser単体で起動させていました。
業務で使うアプリケーションでは、やはりBiz/Browserを単独で動作させるほうがよいでしょう。

また、ずいぶん前(8/22)ですが、「Microsoft(R) Windows(R) XP 正規OEMライセンスの提供を2008年1月31日にて終了 」というMicrosoftのアナウンスがありました。
これにより、XPプリインストールマシンが出荷されなくなるので、必然的にVistaのシェアが増えていくことになります。
Biz/Browserも、VistaのAeroで動かすと、XPで動かすよりも少しかっこよく見えます。



(個人的には、Vistaの最大の評価ポイントはTCP/IPのスタックが書き直されたことと、IPv6の標準搭載だと思ってます。この辺りが一般に評価されてくるのはWindows2008サーバがリリースされる頃でしょうが。。。)

Biz/BrowserとdbMAGIC

2007-09-13 10:59:29 | Bizおよびその他(佐藤)
1990年2月(多分...)、dbMAGIC V4が日本でリリースされました。dbMAGICはイスラエル製のDBMS開発ツールで、1990年代において日本の市場では圧倒的な強さを誇ったソフトウェアです。
私は初期の日本バージョン移植メンバーとしてdbMAGICのもっとも普及していた時代を経験してきました。(当時日本のPCはNEC,富士通,東芝など全てオリジナルのハードであったため、各ハードBIOSに対応させる必要がありました。ちなみにそのようなマルチベンダーのソフトウェアもdbMAGICしかありませんでした。dbMAGICはPascal、C++でかかれていましたので、日本のハードBIOSに合わせアセンブラで機種依存部分を私を含む日本の開発部隊が作っていました)
当時、マルチベンダー(NEC,富士通,東芝,IBM対応)、マルチOS(DOS,UNIX,AIX)、マルチウィンドウのソフトは他になく、技術的にも数段優れたものでした。
特にコーディングレスで13個のコマンドの組み合わせで開発するスタイルは日本のシステム開発者に大きなインパクトを与えました。
その後、dbMAGICはV5,V6,V7,V8,V9,そして現在eDeveloperV10とバージョンアップして現在に至っています。
しかし、一世を風靡したdbMAGICでしたが、その後Windowsの登場とともに廃れていきました。
Windowsに対応せずにUNIX系を強化する戦略をとってしまったからです。
その後Windows対応版もリリースしましたが、そのときには既に開発ツールの競合が多数あり、市場をとることができませんでした。

一方、Biz/Browserもリリース当初は他に競合するソフトウェアはありませんでした。
しかし現在、リッチクライアント製品あるいはRIA製品としていくつかの競合がでてきており、MSやAdobeなどが本格的に参入しつつあります。
そのような中、是非Biz/Browserを普及させるような戦略・戦術を展開していただきたいと思います。

以前アクシスソフト社の記事にも書きましたが、クライアント側を.NETではなくBiz/Browserを使うメリットは一言でいうと
「Biz/Browserの軽さ」
ということにつきます。

・軽さの理由その1(基盤のインストール)
Vistaで.NETは標準搭載されましたが、2000やXPでは.NETをインストールする必要がありました。このインストールプロセスはBiz/Browser本体のインストールよりは時間がかかり容量も大きいものです。
(Vista、Server2003、Server2008では.NET標準搭載ですので、数年後はこのメリットは消えるでしょう)

・軽さの理由その2(アプリ起動の速さ)
.NETのClickOnceによるアプリケーション配布は、DLL,EXEをダウンロードさせるものですが、たとえばEXEの場合複数の画面全てが1つのEXEになっています。そのため、Biz/Browserの最初の画面ではCRS1つ(ほぼCRS1つ=画面1つ)のダウンロードですみます。対するClickOnceアプリはEXE全てのダウンロードなので、起動が重くなります。(これに関しては、アプリテクニックで回避する手段がありますが高度なテクニックに属します)

・軽さの理由その3(通信データ量が少ない)
Biz/Browserのサーバ通信は主にShift-JISコードのCSVになります。対する.NETではUTF8のXMLでやりとりします。通信量はおよそ3倍になるため、低速回線では特に差が顕著になります。

・軽さの理由その4(限られたクラス)
Biz/Browserはクライアント側に限定されたツールです。対する.NETはなんでも作れるツールです。クライアントを作るということに特化した場合、Biz/Browserのほうが遙かに単純に作っていくことができます。たとえば.NETの場合あるロジックを作るのに複数のやり方が選択できますが、Biz/Browserの場合ほぼ単一のやり方しかできない場合が多くあります。
以上4つの「軽い」理由により、Biz/Browserはリッチクライアントとして.NETより優れています。



6月12日(火)のモーニングサテライト

2007-06-13 00:09:43 | Bizおよびその他(佐藤)

TV放映されたらしいということは多分皆さんも知っているに違いない。
しかし、実際に見た感想からいうと、想像よりもかなり大きく報道されていた
実は以前、CV.netもNHKで「価格.com」の放映があった際、企業の現場でCV.netの操作画面が出たということはあった。(CV.netの名前も出ず、単に価格.comに連動するシステムとして写っただけ...)

今回は、スカイラークのデリバリーシステムということで約5分ぐらいの時間だったが、アクシスソフト、Biz/Browserが前面に出ている内容だった。

(以下、「モーニングサテライト」での紹介内容)
前ふりで「外食産業が...」という話があったあと、すかいらーくの事例が紹介される。





(このあと、操作性、レスポンスの良さの説明がしばらく続く...)

SODECでもそうだったが、より一般の人の目に触れる媒体に紹介されることで、Biz/Browserがもっともっと広がっていく。
それはアクシスソフト社自身が考えるよりももっと大きな流れで動いていく。。。

今年の初めから、今年は3Tierが大きく前進するとかSODECは絶対に出るべきだとか言い続けてきたが、徐々にいろんな歯車がかみ合ってきた。
1年前にはアクシスソフト社も思っていなかった状況がきているということを強く認識して欲しい

ここまでくれば、誰もがわかると思うが、Biz/Browserはまず知られていないということが致命的な弱点である。
Biz/Browserを知らない潜在ユーザ層に訴えていくためにも、効果的な宣伝・広告をもっとやっていってほしい。
TV、ラジオ、雑誌、Webいろんな手段がある。書籍出版もまた一つの手段である。


今回、TVに紹介されたことも、もっと大きく宣伝してよいと思う。
CurlやFlexは、企業規模的にはアクシスソフト社よりも大きいが、こういった事例の紹介でTVに写るということは過去になかった。
(もっと言うと、パッケージソフトウェア企業ではMSとかアップルとか一般社会にも影響があるような会社しか通常はTVには取り上げられない)

今年の終わりには、リッチクライアントの選択肢はBiz/Browserしかないというところまで、なんとか盛り上げていきたい。

(あと、Biz/Designerに関して、価格を値上げするという話もあるが、勢いを止めることになるので今のところはやめたほうがよいと思う)


PrintStreamCoreの競合について

2007-06-07 11:56:28 | Bizおよびその他(佐藤)

6/6に発表になった製品に、「SVF for Web/Client Ver.6.5a」がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000206-nkn-ind
http://www.wingarc.com/public/detail.php?f_id=151

価格は、
Windows/Linux版¥200,000(消費税別/1サーバ1CPU)、
UNIX版¥400,000(消費税別/1サーバ1CPU)。

対するPrintStreamCoreは400,000~。
ただし、SVF for Web/Clientの場合、帳票設計用にSVFX/Designerが別途必要になるが。いままでウィングアークはこのような低価格製品を出してこなかったのだが、今回こういった製品が市場に投入されたことは非常にインパクトがある。

PrintSreamCoreの価格上のネックは、例えばPrintStream for IEというオプションを使った場合に顕著になってしまう。

PrintStream for IEを例えば50ライセンスとすると、約100万円追加しなければならない。これでは、IEでPrintStreamを使う場合には、ウィングアークのSVF for Web/Clientのほうが圧倒的に安くなってしまう

広告活動もそうだが、製品のイメージ戦略、浸透戦略は、すばやい対応が必要となる。競合製品に対して、なんらかの対応をしたほうがよいのではないかと思う。

DTPのCV.netはBiz/Browser内でPrintStreamを使う方式なので、PrintStream for IEのライセンスは通常不要なのだが、カスタマイズによってはPrintStream for IEを使う場合もある。
開発会社の立場からは、PrintStreamやBiz/Browserのライセンスがどちらにしろ売れるのだから、PrintStream for IEライセンスは無償にしてほしい
あとはPrintStreamは大抵の場合、高速に印刷できるのだが、複合フォームを使うと、とんでもなく遅くなってしまう。CV.netの中では、できるだけ複合フォームを避けるようにしてるのだが、これに関してもなんらかの対応をしたほうがよいと思う。


Biz/Browserの事例

2007-06-06 20:16:25 | Bizおよびその他(佐藤)

5/31にWindows Vista ・ Internet Explorer 7対応版ということで、正式リリースがあった。
実はこの数日前にDTPからアクシスソフト社に問い合わせたところ、あと数日でアナウンスできそうだという回答が来ていた。
実はCV.netの一部のユーザが直接アクシスソフト社のホームページを見ていて、「IE7のリリースからもう6ヶ月経っているから大丈夫だろう」と勝手に判断されてIE7を使ってトラブルに遭っていた。
OSやOffice、IE等ユーザに身近なソフトウェアの場合、最新版をBiz/Browserが未対応と知らずに使っているケースもある。
また、新しいパソコンの場合は既にVistaとOffice2007、IE7がインストールされた状態になっている。
前々から言っているが、今後もこういった新OS等への対応はできるだけ早急に行っていって欲しいところだ。

ところで、アクシスソフト社のホームページに事例がまた一つ増えていた。
http://www.axissoft.co.jp/press/345bizbrowsercsweb.html
事例が多いことも他のリッチクライアントに対するBiz/Browserの強みである。

DTPのホームページにも、ちょうど同じタイミングでCV.netの導入事例を6社分掲載した。
http://www.dtpnet.jp/main/solution/dounyujirei.html
5月中からCV.netの導入事例を載せることにはなっていたのだが、ユーザへの確認(事例として出してよいか、社名まで出してもよいか)待ちになっていたため、スケジュールが遅れていた。

今後も公表できるCV.netの導入事例は定期的に増やしていきたい。


リッチクライアントの潮流

2007-06-03 19:01:20 | Bizおよびその他(佐藤)

SODEC以降、Biz/BrowserはAxissoft社への問い合わせが増えたり、記事として取り上げられたりするケースが増えている。
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/rensai/wcrwatch18/wcrwatch18.html

http://www.sodec.jp/jp/2007/
(会場内の写真にBiz/Browserのロゴ)

現状を見る限り、Axissoft社へ昨年末から複数回に渡ってSODEC出展を強く勧めた目的はほぼ達成されているようだ。
実は最初Axissoft社はSODECに出ない方針だった。しかし、リッチクライアントゾーンが新設されたことなどから出展することとなった。
18コマのブースをとったことも好結果を生んだ。もし、CurlとBiz/Browserの場所が逆でCurlのほうが大きいブースを出していたら、かなり反応が変わっていた事であろう。
また、まったく出展していなかったら、おそらくBiz/Browserはすでに過去のツールとして扱われていたに違いない。

これを契機に、マイクロソフト、オラクル等と同じぐらいの規模まで、広範なBiz/Browser関連の布教活動を進めていって欲しい。

SODEC中のミニシアターでも発言したが、2008年にはITの内部統制が始まる。
http://www.atmarkit.co.jp/news/portal/sox/sox_index.html
これはシステムを大きく変えるまたとない契機で、いままでシステムのセキュリティをおろそかにしていた会社、古いシステムをずるずると引きずってきた会社はすべて、システムの再構築をしていくことになる。
クライアント・サーバ型では、メンテナンス性やセキュリティが非常に弱い。

そこで、3Tierシステムのリッチクライアントソリューションが生きてくる。
今後、そういったIT内部統制関連のセミナーも開催してはどうだろうか?