しかし、数日前に機種変更をし、Advanced/W-ZERO3[es]を使い始めてからは、認識ががらりと変わりました。
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/011sh/
アドエスといわれるこの端末は、単なるPDAではない、まったく新しい可能性をもつデバイスです。
開発者の観点からすると、WS003SHやWS004SHではメモリの制約もあり、他のPDAやハンディと同じようなアプリケーションしか作れませんでした。
しかしアドエスはまったく違います。潤沢なメモリ、実行速度の向上、インストール済アプリの多さ、WindowsMobile6が搭載された業務アプリケーションインフラとして、今後かなり使われるようになるでしょう。
アドエスを数日使ってみて、久々にBiz/BrowserV3がV4になったのを見たときと同じようなわくわくした感覚を覚えました。
WS003SHは、携帯電話+PDAという感じでしたが、アドエスは
携帯電話+PDA+ノートパソコン、PC同様のアプリが組めてしかもモバイルで使えるという新しい可能性をもたらします。
DTPでは現在、バーコードスキャナを接続させたハンディ等にかわる業務端末としてW-ZERO3用アプリケーションを構築しています。
ARK900や他のハンディでやっていたこととは違う形で構築していますので、完成した暁にはかなりのインパクトを与えることができるでしょう。
アドエスに関して言えば、DTP以外にもいろんな会社が業務に使おうとしています。例えばアスリックスさんも、営業支援システムで以前からW-ZERO3で動かしていました。アドエスになると、さらに複雑なプログラムも組めますから、いろんな会社がアドエスに新しいアプリケーションをのっけていくようになるでしょう。
DTPのアプリも来年3月に完成予定ですので、来春にはかなりの数のアドエス用アプリケーションが出てくるのではないでしょうか?
楽しみです。
(補足)
12/11 13:30-17:00、京セラ丸善様、ウィルコム様、DTP社が協力してアパレル、専門店向けのモバイルセミナーを行う予定になっています。
http://www.cd.maruzen.co.jp/kmsi/modules/bulletin/article.php?storyid=20