BIG ARTアトリエ日記

春日部にある壁画と造形を制作するビッグアートのアトリエ風景

現代版、書き文字職人

2010-12-06 05:24:59 | 制作の現場

先日、吉川バッティングセンターの壁面に書き文字を描いてきました。

昔ながらの看板技法かと思いますが、

現在ではカッティングシートが主流になり

筆で一文字、一文字描いていくことが珍しいようです。

作業中に、通りかかりの方が歩調のペースを

落として制作風景を眺めていく光景がしばしば伺えました。

下校中の小学生に

「お姉さん!(ここもポイントです)頑張って~」

と嬉しい声援も。

 

壁面が等間隔に山になっていたり、塗料がエッジがでにくい

ものだったので、見た目より難易度がありましたが、

そんな声援をはげみに制作に取り組めました。

どんな場所にも描けて、温かみのある「書き文字」

カッティングシートの簡易さに負けず、もっともっと普及してもらいたいものです。

 

 


一般住宅のご依頼でレリーフ制作しました!

2010-12-01 06:04:32 | 制作の現場

先日、一般住宅からのご依頼でレリーフ4点を制作し、
取り付けてきました。

近隣に以前施工したオランダ屋さんがあり、その物件をみて
「家もアクセントをつけたい!」と最初は有名なキャラクターを
壁画にというご依頼でした。

ですが、壁面には等間隔に溝があるため、壁画の良さが出ないということで
レリーフの提案をさせていただきました。
また、有名キャラクターには著作権があるので、
キャラクターの雰囲気を損なわないレリーフのデザインにしました。

施工当日、今にも雨が降り出しそうな天気。


レリーフの位置を、施主様とご確認していただきながら、
急ピッチで取り付け作業に取り掛かりました。

駅から少し離れた、住宅街。
閑静なところですが、抜け道なようで、建物近くにはそこそこな交通量があります。

レリーフをじっくり見るためにスピードを落とす車が何台もあり、たまに
ちょっとした渋滞ができていました。

空に今にも登って行きそうな風船たち。
施主様のご依頼で、風船の紐は本物にしたいとのことであえて、
発泡では作らず、通せるような溝を作ってあります。

イルミネーションに力を入れている施主様ですので、
夜にライトアップされたレリーフたちを見るのが楽しみです。

writted by 石川