日米野球、満喫

日米野球　MLB 5－0 NPB
　　第1戦　MLB 3－2 NPB　東京ドームにて取材
　　第2戦　NPB 6－8 MLB　東京ドームにて取材
　　第3戦　MLB 11－4 NPB　東京ドームにて取材
　　第4戦　NPB 2－7 MLB　TV観戦～日本テレビ～
　　第5戦　MLB 5x－3 NPB　（10回サヨナラ）　TV観戦～日本テレビ～

日本の選手会が「今年かぎり、5試合までは～」と応じた日米野球。
その結果、MLBの全勝!!　NPBは善戦はあっても 1つも勝てませんでした。

親善試合とはいえ、さすがメジャー。
日本のプロ野球よりもはるかに厳しいレギュラーシーズンを終えて、
さらに激しいポストシーズンの後での強行スケジュールでの来日。
昼間も観光やら買い物に出かけながらの試合。
それでも、日本に一つも負けなかったメジャーリーグ。

WBCの結果どおり、国別では日本が世界一ですが、
リーグとしてみれば、MLBの方が上と言って間違いないでしょう。
いろいろな意味で、そう思います。

今回は、世界バレーの合間を縫って、
時間を見つけて、というより時間を作って、
東京ドームと、東京&大阪の夜の街に足を運びました。

勝ち負けにこだわって楽しむ公式戦とは違って、
試合内容などにはそれほど強い興味は持てないのが正直なところ。

でも、生で見るのは初めての選手もたくさんいたし、
まして彼らと話ができる機会なんてなかなかないですから、
そういう意味で、僕にとっては非常に有意義な一週間でした。

デービッド・ライトとホセ・レイエスには9月に取材させてもらったお礼が言えたし、
ジョー・ネイサンがめちゃめちゃ真面目で律儀な性格だということ、
アメリカで寿司が大好きだったけど、日本の寿司はちょっと違ったらしいこと、
ジョー・マウアーが生モノが駄目で寿司は食べたがらないこと、
ブロンソン・アローヨが日本でもギターを持ち歩いていたり、
時間が許すかぎり観光に出かけていたこと、
少々偏食気味なこと、自宅では犬（メス）と暮らしていること、
クレイ・ヘンズリーがターンテーブルを回せるらしいこと、
ビル・ホールが初めて食べるものにやたら警戒心を持って慎重なこと、
アンドリュー・ジョーズ、ライアン・ハワードの親しみやすい一面…

ブログに書ききれないし、放送にとっておきたいネタばかりなんですが、
僕にとっては、見ていて、話していて、楽しいことがいっぱいでした。

フィールド外のことばかり書きましたが、
彼らのフィールドでのプレーは真剣そのもの。
しかも、日本の選手をよく見てるんですねー。
内海、涌井、小林宏之、青木、小笠原などの名前は次々に出てきたし、
井川や和田にも、対戦前から興味を持っている選手がいました。
松坂や岩村ら、今シリーズに出なかった選手のこともよく知っていました。
僕から彼らに聞いたわけではなくて、彼らから僕に聞いてきましたから。
（日本のメディアに聞かれたからかもしれませんけど）

それと、彼らメジャーリーガーが、
日本のファンの熱心さに感心し、時間をかけてサインに応じるなど、
地球の裏側のファンをとても大切にしてくれたことも忘れたくありません。

まあ、そんなわけで、来シーズンに向けて、
自分なりに実のある取材ができました。
こんなメンバーがそろって日本に来てくれる2年に一度の日米野球。
ほんと、感謝、感謝です。

今年で本当に最後なのかなー?
日本は 1勝もできずに終わって、これで最後で本当にいいのかなー?
このことは今度ゆっくり書きたいと思います。　


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