のらりくらり

NPB　西武 5－2 楽天
J sports Plus　解説：黒江透修さん

西口らしさ、とでも言うべきでしょうか。

初回に2点を失いながらもそのあとは粘りのピッチング。
特に3回に1点を返してもらった直後、
4回の無死満塁をしのいだのは大きかったと思います。

打線も体調不良のカブレラに代わる江藤が同点タイムリー、
キャプテン赤田が勝ち越し3ベース、
2番の片岡は2本の犠牲フライ。

西口のピッチングに打線が応えての見事な逆転勝ちでした。

これで7月以降30試合連敗なし。
貯金もじわじわと増やして、今シーズン最多の21まで増えました。


逆に楽天は今日も四球からの失点が大きく響きました。
もう少し内容があるといいんですけどねぇ…。

ひとつ疑問だったのは、1点リードの6回のピンチで有銘を代えたこと。
投手交代も選手起用も外からでは分からないことは承知していますが、
最下位もほぼ確定した今の楽天に何が必要なのか…。
もう来シーズンを見据えた方がいいと思うんです。
来年こそはまともに戦ってほしいじゃないですか。
新規参入なのに拡張ドラフトもなかった、非常に不合理だった去年はやむなし。
でも、最下位のチームだからこそできる選手の育成方法もあると思います。
メジャーで今年躍進しているタイガースとか、
シーズン前に大リストラを断行しながら早くも芽が出てきたマーリンズとか、
見習う例は多々あると思いますが。

残り36試合を来年のために使えば、若手には相当な経験になると僕は思います。


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