韓国SKが3連勝

KONAMI　CUP　アジアシリーズ2007
SK（韓国） 13－1 統一（台湾）　（7回コールド）
J sports Plus　解説：新浦壽夫さん、ゲスト：木村公一さん

強いですね、韓国のSKワイバーンズ。
試合としては全く面白くないワンサイドゲーム。
期待していたカードだっただけに意外だったけど、
それだけSKが強かったんでしょう。
立ち上がりから台湾の統一ライオンズの先発マンローに襲い掛かって、
あっという間に勝負を決めてしまいました。

ただ、正直なところ、統一にも大きな問題がありました。
主砲のブリトーをケガの悪化で欠いていたこと。
それももちろんですが、ご存知のかたもいらっしゃる通り、
今日先発のマンローが昨日の中日戦に救援で1イニング投げていたのです。
翌日の先発投手を救援で使う?
台湾の常識は知りませんが、日本やアメリカでは普通はないことです。
それが今日の乱調につながっていたとしたら…。
何とももったいないですね。

残念ながら、今日は始まる前から勝負は見えていたような気がします。

明日の決勝は、韓国のSKと中日の対戦になりました。
2試合連続2ケタ得点で圧勝、3連勝のSKは監督も選手も強気です。
試合後の会見で、4番のイ・ホジュンは、
「川上と対戦したい」と言いました。
おそらく川上の先発はない、という情報を得たうえでの、いわば“挑発”。
それだけ自信があるのでしょうが、
先発が予想される山井にも“意地”があるはずです。

中日が日本勢の3連覇を果たすのか、SKがアジアの野球の歴史を変えるのか。
明日は、両国のプロ野球の威信をかけた争いとして、楽しみたいと思います。


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