Ball Game Mania 節丸裕一のブログ

2006年1月1日スタート!! 放送や取材の現場で、見て、聞いて、感じたことを、思うままに綴っていきます。

 今年も遠い楽天の1勝 

2006年03月29日 |  -NPB-
客観的に、公平に見て、今年は去年より戦力が上がっているはずの楽天。
野村監督の就任もあってマスコミの注目もあります。
が、開幕から白星なしの4連敗。
最悪のスタートになりました。

NPB 楽天 36 オリックス
フジテレビ739 

前日は降雨コールド、この日も雪で試合開始が遅れ、開始後も雪で中断。
それだけなら不可抗力ですが、「ええ?」と思うような中断もありました。

マウンドでピッチャーが踏み出す足の部分の地面が掘られ、
地面に埋められていた「クレーベース」と呼ばれるレンガのような土の塊が露出。
中断が繰り返されたのです。
日本のマウンドは軟らかいと言われていますが、ここまで軟らかいとは…
寒い中で待たされるファンが気の毒でした。

で、試合の中身も同じようにお粗末。
楽天は礒部のタイムリーで今シーズン初めての先制点、
初めてのリードを奪いましたが、
それも束の間、
エラーと暴投の連続で逆転され、さらにエラーと記録に残らないミスが連発。
何と6失策、2暴投。6失点のうち5点まではミスが絡んでのものでした。

攻めても、チャンスに意図の分からないバッティングあり、
走塁ミスあり(三塁コーチのエラーと言いたいほどの拙い判断)。

野村監督が「負けに不思議な負けなし」というのももっとも。
これだけやれば負けるという反面教師のような野球でした。

去年は97敗もしましたが、
拡張ドラフトもなく戦力的に大きなハンデを背負ってのシーズン、
少なくとも、応援したくなるような戦いはしていたと思います。
(これは個人の価値観なので、あくまでも僕の感じ方としてお許しください)
今年はこれだけ補強もしたわけですから、必ず巻き返すとは思いますが、
今日の試合を見ていると、応援する気持ちがなくなりそうでした。

毎試合ほぼ満員、今日のような悪天候でも見に来てくれるファンのために、
明日からはオカネを払う価値のある試合を見せてもらいたいものです。


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