くされ縁。

車に傷をつけた子供の親の浮気現場を以前目撃してしまったのもまたワカメでした。

その子はいつも一人ぼっちでいるので少し気になってはいたのですが、

親同士近所なので警察に通報しました。

まだその子も小学生なので、きちんと親に見ていてあげて欲しいと思った決断でした。

基本的に誰からの通報とは伝えられないようでした。


なんといってもその子がやったということはワカメが見ていた事実なので、それを元に警察が聴取に行ったりするのですが、

とにかく警察も気をつかって、制服の警官が行かない、とか話を聞くのは女性刑事とか・・・

最初は、ごめんなさいごめんなさい・・・と謝って認めたそうですが、
どうもお父さんが帰ってきて怒られて言うことを変えたようです。怒っちゃだめですねー、お父さん。聞いてあげないと。

私はね、確かに車を新しくしたりと出費は痛かったのですが、何かその子が言いたいことがあるのではないかと気づいてあげて欲しかったんですよ。

お母さんは精神的に少し参っているようです・・・なんて警察の方から後日談を聞きましたが全然普通に話しかけてきたので私が具合悪くなったくらいです。

どうもその後、通報したのがうちらしいと感づいたようですが、警察のがその際、

通報された方はご自分の車が二回も被害にあったにもかかわらず被害届は出されていないのですよ！と伝えたそうです。

そう、私は傷を付けるのが車なうちに親に気づいてあげて欲しかっただけなのです。だからあえて弁償とか求めなかったのです。

でもその考えはどうだったのかなーと今も少し悩んでいます。

お父さんが怖くてやったことを言えない。やっていないと言う。子供がやっていないと言ってる以上親は味方する・・・とかわけわからん理論を持っているらしいです。

もちろんこちらにも何回もの警察からの電話、現場検証等、受験前のワカメにはちょっとやらせたくないなーということもありました。

そして、受験が終わってふたを開けてみると、

その子のお兄ちゃん（ワカメと同級生）はワカメと同じ高校に通うことになっていたのです。