どーにもクライマックスになりきらねェ。
ウワサの過剰包装。
値段（税込４９００円）と内容量のギャップを視覚的にも抑えるためなのか、とにかく無駄に巨大な箱。
これはもう少しコンパクトにしてほしかった所です。
っていうか、５年目記念作品とかなんつー派手な所にゾイドを持ってきてくれたんだよ海洋堂…。
とまぁそれはさておきリボルテック・ブレードライガー。
全身の青、フレームの銀のメタリックカラーが印象的。ケーブル部は暗い灰色で塗り分けられています。
キャノピーのオレンジメタリックも全ッ然気になりません。何故気にする人がいるのか不思議なくらいに。
仕様としては全身多数に配置された球体一軸関節が非常に扱い辛い、上級者向けアクションフィギュアとなっています。
…正直今回、自分の力量の無さを自覚するコトになりました。
そう言えば今までのおもちゃは対象年齢１０歳以下が大半だったもんねぇ。
まー好きに弄って好きに撮りますサ。
前脚の付け根と四肢の手首はダブルリボジョイント接続となっています。
実はキットとはフレーム部の色分けが異なっていると言うのはナイショ。
その他は部分的に細かく塗り分けらていることだし、特に問題はないかと。
リボプライヤーとリボチップ、リボコンテナが付属。
リボチップは規定ポイント分貯めて販売元に送ると景品と交換してもらえたりします。
プライヤーはリボジョイントを取り外すのに使える工具ですが、ラチェットの仕込まれていない小型ジョイントには対応していません。
他のアクションフィギュアの埋め込み式ジョイントを外すのに使えると言う話もちらほら。
怖いんでおれは試してないのもあり非推奨。
尻尾は３節に分けられ、小型の球体関節で接続されています。
地味にゾイド史上最高の可動範囲を誇る尻尾だったり。
ロケットブースター基部は広告で見て「えっ」となったポイント。
こんな銀色ツルツルのディテールナシなんて…
色々と成型とか接続とか事情があるのは分かってるんですが、目に入るとどうにも気になってしまう。
ダブルリボジョイントがそのまま二重間接式だったロケットブースターのアームを再現。
もちろん元キットのようにブースターとカバーは接続されていません。。
ちょっと固いのですが、真横に向けて横っ跳びするアレもやろうと思えば。
コンプリッションリフリジェレイター展開。
接続の都合で微妙に角度を変えられたりしますが、特に意味なし。
頭部Ｅシールドジェネレーター展開。
根元の球体関節を完全に押しこんでしまうと動かなくなるのでご注意を。
下顎のジェネレーターの可動はオミットされています。
それに代わって、と言う訳ではないのでしょうが下顎の可動に干渉しないよう後ろに倒れるように動くよう関節が仕込まれています。
レーザーブレード展開。
アームに通った一軸関節を差し込む接続方式になっているので、アームの角度を変えることもできるようになっています。
使い所に困りそうですが。
パルスレーザーガン発射態勢！
…れ、なんでタテガミの下が変なふーになってるの…
付属のリボルテックヤマグチ共用スタンド。
なお、スタンドの突起はブレードライガーでは使用しません。
ブレードライガーが走ってるシーンを斜め前から見た時、耳に甦る曲は決まって…
うん。
ブレードアタックだ！（キャッキャッ
ストライクレーザークロー！…のポーズってどうすりゃ再現できるのん？
正直買って後悔したとすら思ったブレードライガーを気に入った一枚。
撮ったら撮ったで保留になるかもしれなかったレビュー制作を、その瞬間に決意したポーズだったり。
ＡＺ２連勝ショックカノンもリボジョイントにより接続されているので、角度を変えてアグレッシブに射撃姿勢を取らせることも。
ちなみにショックカノンの接続用としてワンサイズ小さなジョイントを別の製品から引っ張ってくると、
可動範囲を犠牲に収まりが良くなったりします。
いけぇ、バァァァンッ！！（オーガノイド不使用
なんだかんだであのシーンは素敵だったよねぇ。
ハイ、ブレードライガーでした。
かつてアニメを通して見て、バンを「頭悪そうなガキ」なんて言わずに入れ込んだアナタへ、（現にバカだけども
ブレードライガーのレーザーブレードを「格闘ゾイドへの冒涜」なんて言わずに憧れたアナタへオススメ。
非常にクセが強く遊び辛い製品に仕上がっていますが、手にとってみなきゃ始まりませんぜ！
…あ？猫ポーズ？
頭の固いゾイド信者の俺がンなもん撮るワケねェでしょーがよォ！
