小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

四大陸フィギュアスケート選手権 2019

2019-02-11 11:22:16 | スポーツ観戦
今年は面白かった。男女ともに日本人が逆転優勝。女子はSPのトップ3が全員入れ替わるって初めてらしいが、先が読めない面白さを楽しめた。男子は宇野昌磨が悲願の金メダルという結果に尽きる。

女子については紀平梨花優勝は順当なんだろうが、公式練習中に左手薬指を負傷というネタもあったこともあり、この人の話題ばかり延々ととりあげられていて、あからさまに
期待してるのは紀平だけという空気を感じた。なんだか他の2人が可哀想だな。

本人たちは追いかけまわされて騒がれるよりは演技に集中できていいのかも
と思ったが、それも違っていて、わりと失敗しないイメージだった坂本香織が最後
自滅して4位に沈んだのはちょっと驚いた。8位だったのに銅メダルまで巻き返した
三原舞依にも驚いたし、銅メダルにもかかわらず取り上げられ方が弱いのも驚いた。
むしろ坂本香織の泣いてるところの方がよほど取り上げられてるってなんかおかしくない?
上が崩れたからメダルに届いたとしてもメダルはメダルじゃないの。


今大会で来たチャンスを確実にものにする大事さを改めて感じた。現時点でロシア人選手に
勝てるのは紀平だけとどこかの外国人コーチが断言してたが、でもロシアの優秀な選手が
実力を出して来たらまだまだかなわないと思う。演技構成力が違うんだよなー。

一方、今回の宇野昌磨の演技は今まで観た中で一番良かったんじゃないかと思った。
この人のフリーって途中で見飽きてしまうことが多かったが今回は引き込まれた。
とかくジャンプの話ばかり取沙汰されるが、プログラムの解釈をしっかり表現できていた
と思う。

フィギュアって見せどころが多すぎて、どこかは落としてしまいがち。ジャンプに集中しすぎて流れるような優雅さを表現するのを取りこぼすとか、いつも発展途上を見守ってるようにも思えるが、それだけに今回の宇野昌磨の演技をみると、ひとつ超えた現場に立ち会えた
ような嬉しさがある。

世界選手権も楽しみだな(*^^*)


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