竹林ニコドモラガアツマッテ
ペチャクチャト風ノ神様ノハナシニ
アクコトヲシラナイ
彼の工房に、私のこの陶板がある。
彼が私の詩を求めたとき、私が躊躇なく、
この作品を選んだのは、はじめて彼独特の
染付「木の葉ながし」の大鉢を見たとき、
これは、そのまま、風のカミサマだと
思ったからだった。
彼は、私のふるさと伊万里のすぐ近く、
嬉野温泉の広い工房に、猿を飼ったり、
鯉を飼ったりしながら、独特な芸境に
こもっていたが こんど、
はじめて、小品 厨房ものに挑んだ。
何卒、御清覧願いたい。
片岡繁男「詩人」
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技法・・・木の葉流し
・・・田舎暮らし・・・
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