12億円を辞退、ゲームもしない:『脳トレ』の川島教授(WIRED VISION) - goo ニュース
>川島教授が勤める東北大学の規定で、
>教授はこれらのゲームで発生した監修料の半分を受け取る権利があるが、
>同教授はこの全額を研究室建設に回したのだ
「脳トレ」に関しては、任天堂と東北大学との間で監修料を取り決める契約が締結されているんでしょうね。
おそらく、川嶋教授を含めた三者間契約ではないと。
そして、「東北大学の規定で」ってあるので、川嶋教授は、東北大学から監修料を受け取るのを辞退したってことですね。
しかし、そうだとしても、川嶋教授が一旦、受け取って、それを東北大学(あるいは自分の研究室)に寄付するということは出来なかったんでしょうかね?
(税制上、デメリットがあるのかもしれませんけど)
こういうのが美談とされると、ほかの教授がやりづらいと思うんですが・・・
まあ、仮にご本人がどうしてもそうしたいというのなら止められませんが、一方で、
>川島教授は約1100万円の給料だけで満足だと述べ、
>「家族はみな怒ってますが、私は、金が欲しいなら働いて稼げと言っているんです」と語っている。
揚げ足を取るわけではないんですけど、川島さんが大学でやっている研究は「労働」だとすると、では、「脳トレ」の監修は何だったんでしょうかね?
ゲームの監修なのでそれこそ「遊び」のつもりだったんでしょうか?
それなら、「遊び」で得たカネは、大学での自分の研究には使ってよいと?
一方で、おカネに色があるような趣旨の発言をしておきながら、
何だが真意がよく分かりません。
ましてや、人に「遊び(=ゲーム)」を売ることを「仕事」にして、儲けている任天堂にも失礼ではないでしょうか?
国公立大学では、教授による研究費の不正流用が多発しているようなので、
そういう不逞な輩に比べれば、川島教授の言動ははるかに立派なのですが、
ここまでくると負の面もないとはいえないと思います。