〈動脈硬化〉
動脈硬化とは、動脈が厚くなったり、硬くなったりする状態や、それによって引き起こされる様々な症状のことを言います。
動脈は、心臓から送り出される血液を全身に運ぶパイプのような働きを持っています。
動脈が厚くなったり硬くなったりすると、血液をうまく送り出せずなくなるため全身に栄養がいきわたらず、臓器や組織に大きな負担をかけることになります。
動脈硬化は自覚なく進行し、心臓病や脳内血管など生命をおびやかす病気を引き起こす原因となるので、注意が必要です。
動脈硬化は加齢にともなって進行するため、一種の老化現象ともいえます。
動脈硬化は、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などの疾病も要因でもあり、動脈硬化の予防には、規則正しい生活習慣が必須と言えるでしょう。