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ばっとぼっくす電子版

NPO法人コウモリの保護を考える会の活動を紹介するブログです。

秋田県で初めてのコウモリ観察会開催!

2014年09月13日 21時04分45秒 | 活動報告
9月6日(土)、秋田県内ではおそらく初めてのコウモリ観察会が行われました。
観察会の舞台は北秋田市森吉山鳥獣保護区と環境省森吉山野生鳥獣センターです。

観察会は18時から始まり、参加者3名の他、秋田県内の関係者の方が10名近くが参加されました。センター内でのコウモリの生態についての説明を行い、その後、湧水池までを往復して、コウモリの観察を行いました。
7月の下見の時には少なかった蚊が大量発生したのが想定外でしたが、湧水池周辺を飛翔するコウモリを観察することができました。

幸いにも観察会は好評いただき、平成27年度も行われる予定です。
今回開催に当たり、環境省秋田自然保護官事務所の足利さんをはじめとする主催者側スタッフの皆様には大変お世話になりました。

網張の森ナイトハイク!

2014年08月23日 21時57分46秒 | 活動報告
8月9日、網張の森のコウモリ観察会は、前年と同じくナイトハイク形式で行われました。
朝からずっと小雨が続き、台風の影響で、参加者は3名に留まりました。
最初にビジターセンター内でコウモリについての説明を行い、岩手県内で見られるコウモリの特徴や種、すみか、冬眠、保全などについて話をしました。
その後のバットディテクターを用いた観察では、小雨の中、休暇村前で盛んに採餌している声を確認することができました。
 今回もビジターセンターのスタッフ皆様、運営を手伝って頂いた岩手大学ツキノワグマ研究会の皆様には大変お世話になりました。

八戸市西園小学校のコウモリ観察会

2014年07月26日 19時47分49秒 | 活動報告
八戸市の馬淵川に架かる尻内橋に設置されているバットボックスを教材にした観察学習会に協力しました。


八戸市の西園小では、毎年地域の自然の価値を見直す取り組みの一環として、バットボックスに棲むヒナコウモリの観察を通じて、小学校3年生を対象に学習会を行っています。

昨年は台風の影響で実施できませんでしたが、今年は度重なる延期にもめげず、7月16日に行うことができました。
今回、小学校側の希望は、1回目は学校内の座学でのコウモリの話を、2回目は実際に現地でコウモリを観察するという事でしたが、座学は、講師の都合が付かず出来ませんでした。その代わりに事前に生徒がヒナコウモリについて本などで調べ、浮かんだ疑問に当会がメールで回答するという形式で行われました。

実際の観察日には無事、夕方の出立を観察でき(写真)、コウモリが生態系で果たす役割や、地元にこのような野生動物が生息していること、コウモリを取り巻く環境の大切さを感じ取ってもらえたようです。

何より熱心に計画された先生方と保護者の皆様に感謝申し上げます。


七戸町蝙蝠小舎ヒナコウモリ全数カウント今年も行いました

2014年07月13日 22時23分33秒 | 活動報告
7月5日、天間舘神社でヒナコウモリの全数カウント調査を行いました。
調査に当たり、今年も北里大学獣の自然界部皆様にご協力頂きました(いつもありがとうございます!)。
結果は昨年より650頭ほど多い約2000頭でした。2008年には約750頭まで減少しましたが、そこを底として徐々に増加回復傾向にあり、今回は近年で最多の生息数となりました。2008年頃まではフクロウによる捕食の影響が考えられましたが、このところフクロウを確認していないことが要因としてあるのかもしれません。
 取材頂いた東奥日報、デーリー東北および青森朝日放送の皆様にも御礼申し上げます。

 また当日は別班により、iBats-Japanの青森東部ルートの調査も行いました。

春の蝙蝠小舎清掃活動と東北町のヒナコウモリバットボックス修繕

2014年04月13日 21時36分00秒 | 活動報告
4月6日に2件のヒナコウモリ保全活動を行いました。

1つめは七戸町蝙蝠小舎の清掃活動です。毎年この時期に恒例の活動となりました。
今年も北里大学自然界部の協力を頂き行いました。ここ数年、ヒナコウモリの生息数が増加回復傾向にあるため、糞の量も昨年度より多かったようです。

2つめは東北町の小川原湖畔に設置されたヒナコウモリのバットボックスの補修です(写真)。
長年、ケヤキの大木に設置中のバットボックスですが、固定ロープが古くなってきたため、新しいロープを巻いて、補強しました。
ヒナコウモリはまだ来ていなかったようですが、これからも使い続けてほしいものです。