
蕎麦の銘店紗羅餐で蕎麦打ちを学ばれた店主が、古い民家を自ら手直しして営業を始められたというこだわりの蕎麦屋瑠草。

店内へは玄関で靴を脱ぎスリッパで上がり、
僕が思うに、蕎麦ってのは飲食の中でも特殊な存在で、店の雰囲気も蕎麦の味を決める上で重要な役割を担っていると思うんです。

入ってすぐ左手の部屋がテーブル席。奥が座敷で1Fは全席禁煙です。
その点において、瑠草さんのこの『これでもかっ!』ってぐらいの田舎っぽさは、非の打ち所がないぐらい良い味を出しているんですよね。

2階は喫煙席と待合席になっています。
「古民家を改装」ってのは最近の飲食店でよく見かけるキーワードですが、この店ほど、良い意味で、手を加えていない店はなかなか無いんじゃないかと思います。

ざるたぬき 850円 +100円で定食(菜飯、小鉢)
さて、肝心のお蕎麦ですが、瑠草さんと言えば僕の中ではこのざるたぬき。普通はたぬきそばと言えばぶっかけ風のモノを想像しますがここはざる。その理由は…一口食べてみればわかります。

瑞々しく、やや太めでエッジの立ったコシの強い蕎麦は、単品でも岐阜ではトップクラスの味わい。
ここに天かす…、いや、カスなんて言ったら失礼ですね。細かな衣と、通常の桜エビより一回りほど大きく感じる由比ヶ浜産の桜エビを絡めてつゆに浸して頂くと、衣のサクサクな食感、桜海老の香ばしさ、甘さ、旨味、蕎麦の弾力、ほのかな甘み、香り、様々な要素が複雑に絡まりあって、この上ない極上の味わいを演出します。天かすがすぐにサクサク感を失い、無駄な油がつゆに溶け出てしまうぶっかけではこうは行きませんよ。ため息の出る美味しさとはまさにこの事。美味しくいただきました。

この極上蕎麦に+100円で菜飯と小鉢が付き、1000円でお釣りが来るんですから、コストパフォーマンス的に見ても言う事なし。珍しく長文で書いちゃってる辺りからもオススメ具合は測ってもらえるかと思いますがw食べにゃ損なレベルです!ピーク時はかなり混み合うので時間をずらしての利用がオススメですよ!
・住所 岐阜県岐阜市門屋299
・TEL 058-229-1672
・営業時間 11:30~14:30(OS14:30) 17:30~20:30(OS20:30)
・定休日 月曜 第3火曜
・駐車場 あり
職人肌の町野さん大好きです。
蕎麦『瑠草』
http://blog.goo.ne.jp/logfuji/e/e13247a5e5a841be1070953f51c81ebe
桜海老がいいですね。
http://blog.goo.ne.jp/logfuji/e/a4b1274b14203e5a8ac426431eb41839
なめしも美味しそう!
まちがいないですね。
本当においしかったです。
相方は、「これまでの人生で一番おいしい蕎麦」との感想。
チロさんのブログは参考にさせてもらっていますが、外れたことがないです。
これからもお願いしまーす。
「これまでの人生で一番おいしい蕎麦」
同意です。ほんと美味しいですよね。今すぐ行きたくなりました!
味の好みは人それぞれなので毎回当たりでいれるかはわかりませんが、また参考にして食べ歩いちゃってくださいな!次回のレポ、楽しみにまってます(*´ -`)
ちょっと長いんじゃない?
切って茹でて揚げての瑠草さんなら、状況によっては40分待つ事もあるでしょうね。
商売ですから、あなたの為だけに作っているわけではないので、多少待つのも仕方のないことです。
美味しいものを食べようと思ったら、広い心を持つことも大切です。