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BASSO reefと荒川と

2007年からロードバイクに乗り始めました。2009年からはレザークラフトも。2009年埼玉→千葉へ

そもそものきっかけ(2)

2007-10-26 23:12:12 | そもそものきっかけ
荒川を走り始めてから、やはりロードバイクが気になりだした。
実はランドナーに乗っていた大学時代から、少しは気になっていたのだった。
確か当時からジャイアントは安くてそこそこいいパーツを乗っけたロードを売ってたんじゃなかったけ。
パナソニックでは10ミリ刻みでフレームが選べるのが魅力だった。

なんていうところで情報が止まっていたのだが、まあジャイアントの安い奴でいいだろどうせトレーニング用だし、10万くらいでなんとかならないかなんて思いつつネットで情報を集めているうちにもうちょいいい奴をみたいな雰囲気になってきてしまった。

いろいろ調べて比較し始めるとどうしてもそうなる。

で、予算16万程度・カーボンバック仕様なるべく105グレードでということで仕切り直し。
あるいは12万程度のクロモリ・TIAGRAもいいかなと。
この予算で105は結構厳しい。ショップのオリジナルかかなりの値引き車しかない。
元々ブランド志向はないので走ればよろしい。
昔ながらの細いフレームが美しいクロモリ車も気になる。近くのショップにANCHORの490mmがあったのだが、カーボンバックが8キロ台の車重であることを考えるとうーんとうなってしまう。結局これは候補から外した。

本命は神宮の有名ショップオリジナル。ここだと105で16万ちょっと。しかもパーツは融通がかなりきくとのこと。クランクは165mmにしたいしハンドルもショートリーチにする必要があるのでこれはかなりおいしい。
もう一つの候補はBASSO Reef。全く初めて聞くブランド。イヴァン・バッソとは特に関係ないみたい。ここのバイクはほぼ105で纏められて17万。この価格帯だと通常はTIAGRAとなるのでお買い得。しかしクランク・ハンドルが大きめで交換必須。
しかもデザインが微妙。イタリアンメイドが売りらしいがこれがほんとにイタリアのデザインなのかー?といいたくなるようなカラーリング。

結局はBASSO Reefを選んでみた。散々写真を見ているうちに変なデザインに妙な愛着が沸いたのだった。クランクは165mmの105、ハンドルはFSAの幅380mmショートリーチのものに換えてもらった。

てなわけで2ヶ月ほど延々と悩んだ末にめでたくロード乗りと相成ったのだった。

そもそものきっかけ(その1)

2007-10-07 01:46:10 | そもそものきっかけ
ブログを始めるにあたって今までの自転車暦などを。

子供の頃すんでいたのは神奈川の逗子。
中学生のころはまだマウンテンバイクなんて身近になく、みんなロードマン一色だった。でもってトシゴロになるとみんな小田原やら三浦半島の城ヶ崎にサイクリングに行っていたのだった。箱根に登ったヤツは英雄だった。

そんなことで高校に入ってから丸石エンペラー・ランドナーを手に入れた。ほんとはブリジストンの赤いユーラシア・ディアゴナールが欲しかったのだがお店に行ったら「これしかない」と言われたのだった。

こいつで初めての遠出は真夏の東京湾一周だったが、足がつったり股ずれが起きたり、挙句の果てに木更津の手前で日が暮れてしまった。計画では金谷から久里浜へフェリーで渡るはずだったのに。無謀としか言いようがない。
幸い木更津から川崎へ渡るフェリーの最終便に乗れた。疲れきって家に帰ってきたらイレブンPMがやっている時間だった。

高校の頃はブリジストン・レイダックが席巻していた。世はフィットネスブームだった。
クロモリよりも一回り太いアルミフレームが斬新だった。
同級生がコイツを手に入れたが、入れ込む性格の彼はどんどんパーツを変えて行き、最終的にはチューブラーを穿かせて自分はレーパンを穿き、クリートをカチャカチャいわせて登校して来ていた。
真面目で通っていた彼が一度だけ遅刻してきたことがあったが、通学途中でパンクして、換えのチューブラーを持っていなかったのでレイダックを押して来たのだった。

大学は弘前だったが、もちろんランドナーを持っていって走り回った。
時代はいつの間にかMTB・クロスバイクの全盛期になっていて、サイクリング部に革サドルのついたランドナーで入部したので変なヤツ呼ばわりだった。
ちなみにもう一人変なヤツがいてそいつはNISHIKIのスポルティーフで乗り込んできた。

弘前では林道と峠を走る楽しさを覚えた。とにかくそこいらじゅうに林道と峠がある。白神山地の中を延々40kmのダートが続く弘西林道なんてのも走った。

卒業して東京に出てきてからは、ランドナーは実家に置きっぱなしだった。
置く場所もないし、輪行でもしない限りは快適に走ることもできない。
ちょっと広いところへ引っ越したのをきっかけに折り畳みバイクを買って、奥多摩方面へ輪行したりもしたが散発的なものだった。

で、埼玉に引っ越してきた。
折り畳みバイクは手元にあったが、自転車でどこかへ出かけるという余裕がしばらくはなかった。
2007年の夏、ふとしたことから荒川のサイクリングロードの存在に気付いた。
ネットで様子を伺うと結構走っている人が多い様子。河口から熊谷まで走れるみたい。しかも自宅から最寄の秋ヶ瀬橋まではそんなに遠くない。

早速折り畳みバイクで上流へ行ってみたらなかなかいい感じ。クルマは通らないし信号もないし、ひたすら走ることに集中できる。坂がないのはものたりないけどこれはこれで全く持って楽しい。

で、今年の夏は熱中症になりかけながらも休みごとに荒川へ繰り出していた。
久しぶりに自転車のセカイに戻ってきてみると、世はロードバイクの天下となっていてみなさん黙々と走っている。
これは荒川にはロードバイクなんだなと思った。
てなわけで早速ロードバイクを手に入れる旅が始まったのだった。