
風邪を引いてのどが腫れた。耳まで痛く、外から首を触ってみてもリンパ腺が熱く張っている感じだったので、冷えピタを貼った。・・・気持ちいい。でもこれって正しい行為なんだろうか。あんまりその辺の話を聞いたことがないんだけど、と思ったので、布団の中で調べてみた。
そしたらこれがまあ、「冷やすな!」の嵐なのである。のどが腫れて熱を持っています、こういう場合は冷やした方がよいのでしょうか、温めた方がよいのでしょうか、という質問に対し、「冷やしてはいけません、温めましょう、その方が早く治ります」「冷やしてもよいですが、ただの気休めです。それより消毒してマスクで加湿を」といった回答が見られるばかり。「冷やしましょう」という回答が殆どないのである。
えええ(汗)。加湿や消毒は勿論だけど、炎症のせいで熱く痛みを伴う状態だというのに、外から冷やすのは有効ではないの? と納得いかなかったので、そうだ湿布はどうだろう、と調べてみた。おたふく風邪で湿布を当てるとかって聞いたことがあるし。そしたら、である。「ごんべさんの赤ちゃん」の歌を引き合いに出して、こういう感じの回答がベストアンサーに選ばれていたのである。「『ごんべさんの赤ちゃんが風邪引いた×3、そこで慌てて湿布した』という歌は、(捻挫でもないのに)誤って湿布を宛てがってしまったという揶揄の歌なのです」 えええ!(汗) 後に続く回答も似たような内容。・・・流石にそれは違うだろう、と怒りすら沸いてきたので、急遽「ごんべさんの赤ちゃん」について調べてみることに。そうしたら、米国民謡でオリジナルの歌詞があることが分かった。こうである。"John Brown's baby has a cold upon its chest ×3 And they rubbed it with camphorated oil" カンフルオイルをジョン・ブラウンの赤ちゃんの胸に塗ったのである。これは半分ヴィックスヴェポラップと同じ原理ではないのか。つまり揮発性分が胸で温められて蒸発し、それを吸うことで呼吸が楽になるという。ごんべさんが赤ちゃんに貼った湿布もきっとこの目的を和式にスライドさせたものであり、決して慌てて役にも立たないとんちんかんなことをしたと揶揄した歌ではないのだ。
で、激しく遠回りしたが私の冷えピタである。対象は、胸ではなくのどの炎症およびそれからくる首のリンパ腺の腫れ、湿布ではなく冷えピタ(純粋に冷やすのみ)である。
「のどを冷やす」行為に関しては、大塚製薬からのど用の冷えピタが別に出ていることが分かった。で説明を見ると、「心地よい冷却効果が4時間持続」とある。「心地よい」という単語のあたりは「快適さのための単なる気休めですが」という感じがするし、「冷却効果」と唱っている箇所は「冷やすことに治療的意義があるのですよ」と言っているようにも思われる。とりあえず、冷やすことが害になるのならこのような商品を発売することは訴訟もんの筈だから、害はないのだろう。ということは、気休めか、効くのか、どちらかだ。とりあえず、素人回答マジョリティの「冷やすな!」とは異なることを製薬会社が推奨している。これは大きい。
実際の自分の実感としてはどうだったのかというと、耳まで痛くて首が腫れて熱かった時に冷えピタを貼るのは、気持ち良くて熱を取っているなあという感じがしたが、一旦熱が引いて広範囲ののどが痛いだけになると、あまりそんなに有り難みを感じなくなった。一応気持ちいいけど、喉の粘膜の熱には流石に届かないというか。しかしだからと言って、それで何かが悪化したということはない。
そういう訳で、のどを「冷やしてはいけません」というのはとりあえず間違っているんじゃないかと。ちなみに自分は冷やしていたのはのどだけで、首自体にはストールを巻いて温めていた。これはのどのためではなくて、身体の保温のためである。
なんだか結局、良いのか気休めなのか、のどの粘膜の炎症レベルと首のリンパ腺腫れレベルで違うのか、確証が得られなかったのですっきりしない。だれか専門家の意見が欲しい処だ。いつかお医者さんに行ったときに聞いてみたらいいんだとと思うけど、その時思い出すかどうか。とりあえず、「ごんべさんの赤ちゃん」の歌はアイロニーじゃない。
ちなみにエドガー・ケイシーのリーディングでは、冷湿布(冷たい水で絞ったタオルを患部に宛てがい、ビニールで巻く)はのどの痛みにもっとも効果的な療法、とあった。お医者さんじゃないけれど。
そしたらこれがまあ、「冷やすな!」の嵐なのである。のどが腫れて熱を持っています、こういう場合は冷やした方がよいのでしょうか、温めた方がよいのでしょうか、という質問に対し、「冷やしてはいけません、温めましょう、その方が早く治ります」「冷やしてもよいですが、ただの気休めです。それより消毒してマスクで加湿を」といった回答が見られるばかり。「冷やしましょう」という回答が殆どないのである。
えええ(汗)。加湿や消毒は勿論だけど、炎症のせいで熱く痛みを伴う状態だというのに、外から冷やすのは有効ではないの? と納得いかなかったので、そうだ湿布はどうだろう、と調べてみた。おたふく風邪で湿布を当てるとかって聞いたことがあるし。そしたら、である。「ごんべさんの赤ちゃん」の歌を引き合いに出して、こういう感じの回答がベストアンサーに選ばれていたのである。「『ごんべさんの赤ちゃんが風邪引いた×3、そこで慌てて湿布した』という歌は、(捻挫でもないのに)誤って湿布を宛てがってしまったという揶揄の歌なのです」 えええ!(汗) 後に続く回答も似たような内容。・・・流石にそれは違うだろう、と怒りすら沸いてきたので、急遽「ごんべさんの赤ちゃん」について調べてみることに。そうしたら、米国民謡でオリジナルの歌詞があることが分かった。こうである。"John Brown's baby has a cold upon its chest ×3 And they rubbed it with camphorated oil" カンフルオイルをジョン・ブラウンの赤ちゃんの胸に塗ったのである。これは半分ヴィックスヴェポラップと同じ原理ではないのか。つまり揮発性分が胸で温められて蒸発し、それを吸うことで呼吸が楽になるという。ごんべさんが赤ちゃんに貼った湿布もきっとこの目的を和式にスライドさせたものであり、決して慌てて役にも立たないとんちんかんなことをしたと揶揄した歌ではないのだ。
で、激しく遠回りしたが私の冷えピタである。対象は、胸ではなくのどの炎症およびそれからくる首のリンパ腺の腫れ、湿布ではなく冷えピタ(純粋に冷やすのみ)である。
「のどを冷やす」行為に関しては、大塚製薬からのど用の冷えピタが別に出ていることが分かった。で説明を見ると、「心地よい冷却効果が4時間持続」とある。「心地よい」という単語のあたりは「快適さのための単なる気休めですが」という感じがするし、「冷却効果」と唱っている箇所は「冷やすことに治療的意義があるのですよ」と言っているようにも思われる。とりあえず、冷やすことが害になるのならこのような商品を発売することは訴訟もんの筈だから、害はないのだろう。ということは、気休めか、効くのか、どちらかだ。とりあえず、素人回答マジョリティの「冷やすな!」とは異なることを製薬会社が推奨している。これは大きい。
実際の自分の実感としてはどうだったのかというと、耳まで痛くて首が腫れて熱かった時に冷えピタを貼るのは、気持ち良くて熱を取っているなあという感じがしたが、一旦熱が引いて広範囲ののどが痛いだけになると、あまりそんなに有り難みを感じなくなった。一応気持ちいいけど、喉の粘膜の熱には流石に届かないというか。しかしだからと言って、それで何かが悪化したということはない。
そういう訳で、のどを「冷やしてはいけません」というのはとりあえず間違っているんじゃないかと。ちなみに自分は冷やしていたのはのどだけで、首自体にはストールを巻いて温めていた。これはのどのためではなくて、身体の保温のためである。
なんだか結局、良いのか気休めなのか、のどの粘膜の炎症レベルと首のリンパ腺腫れレベルで違うのか、確証が得られなかったのですっきりしない。だれか専門家の意見が欲しい処だ。いつかお医者さんに行ったときに聞いてみたらいいんだとと思うけど、その時思い出すかどうか。とりあえず、「ごんべさんの赤ちゃん」の歌はアイロニーじゃない。
ちなみにエドガー・ケイシーのリーディングでは、冷湿布(冷たい水で絞ったタオルを患部に宛てがい、ビニールで巻く)はのどの痛みにもっとも効果的な療法、とあった。お医者さんじゃないけれど。
ただ、その時っていうのが炎症症状のどういう時期か(初期か終わりごろかとか)にもよりますし、炎症の程度やそもそもの炎症を起こした原因によってとか、その他諸々で、冷やして良いかどうか異なります。
薬ではなくクーリングで解熱させたい時、効果的に全身を冷やすのは
体表面を流れている大きな静脈(ココがポイント)を冷やすと
冷えた大量の血液が全身を巡り、結果的に全身を冷やすのですが
この大きな静脈っていうのが頚部・腋下・鼠径部なわけです。
おでこを冷やすのは熱発してほてってる時に冷やすと気持ち良いという程度で(ちょっと脱線w)。
で、本格的なクーリング(っていうのもなんか変ですがw)ならともかく、ひえぴたくらいなら大人であれば、そんなめちゃくちゃ全身を冷やすほどの効果はないわけですし、本人が楽になる使い方で問題ないと思います。
時期によってのどを冷やす時期が違うんですか。多分、炎症マックスでプラトー状態のときに貼ったと思います。のどの粘膜もさることながら、首の前面の両側から耳の下にかけてが熱くなっていました。耳も痛かったです。こういうの、ちょっと呼んできて気軽に聞ける人が家に居たら便利なんですけどねー。
身体の熱は上がり切ってから下げにかかるといいらしいですね。腋下や鼠径部は知ってましたが、頚部も同じ理由だとは知りませんでした。子供の頃、解熱剤が効かなかったときによく弟がそうやって冷やされていた記憶を思い出しました。私は冷え性なせいか、大人になった最近はなかなか命の危険を覚えるような高熱は出ませんが、またインフルエンザ等に掛かってしまった時のために覚えておこうと思います(いや、もう掛かりたくはないですが;)。